あなたの4年間のdotsは
なんですか?

Career Design

日本アイ・ビー・エム株式会社 就職

「やり遂げた」という自信が
次の一歩を踏み出す勇気になった。

島村 ちひろCHIHIRO SHIMAMURA
総合情報学部 総合情報学科
私立星野高等学校 出身

合唱団の活動で全国大会金賞を獲得し、授業の学びを発展させて可視化情報シンポジウムに作品を応募するなど、やり遂げた経験を通じて自信を持つ。メディアデザイン研究室では、WEBアニメーションとAR(拡張現実)を組み合わせた作品づくりやゲーム開発に取り組んだ。就職活動では2年次より大学のプレ就活支援講座を受講したことで、自己分析や企業研究を深められたという。今後はIT知識を活かして人々の役に立つシステム構築に携わることを目指す。

dot 01

以前から興味を持っていた
プログラミングと合唱に挑戦。

父がIT企業に勤務している影響で、情報分野の仕事には「面白そう」というイメージを抱いていました。プログラミングを初めて学んだのは、中学生の時です。技術の授業でモーターを搭載したミニカーを動かす実習に取り組み、自分がパソコンで作成したプログラムの通りにミニカーが動いた時は大きな感動がありました。東洋大学の総合情報学部に進学したのは、趣味としてゲームが好きだったことが影響して、IT全般に関することとゲームのプログラミングに関わることの両方を学べる点に魅力を感じたからです。
学外の活動では、高校時代から興味を持っていた市民合唱団に1年次から参加し、演奏会やコンクールに向けての練習に打ち込みました。曲中の音楽記号の「強く」「弱く」といった指示の表現の仕方や、歌詞の意味の解釈は人それぞれで、時には曲の時代背景まで調べて話し合うこともありました。学外の人と力を合わせて一つの目標に向けて努力する中で、多様な考え方があることを学び、相手の目を見て話を聞くといった基本的な礼儀も身につけることができたように思います。全国大会で金賞受賞という結果も残すことができ、私にとって合唱団は、自分には真剣に取り組めることがあるのだという喜びを感じられる大切な場所でした。

dot 02

シンポジウムへの作品提出を
やり遂げたことで成長できた。

総合情報学部の感性学の授業では、人間の感性には外界からの情報がどう作用するのかを学びました。希望者は可視化情報シンポジウムに作品を提出できることを知り、学生時代に「これをやり遂げた」と言える経験をしたくて挑戦を決意。合唱団で歌う時に感じる「この曲は明るい」「暗い」といった印象を目に見える形にして他の人と共有できないだろうかと考え、100人を超える学生にアンケートを取り、多くの人に共通するイメージを3DCGで可視化していきました。企画・実行・結果の分析という一連の流れを期日に間に合うように進めていくのは初めての体験でしたが、やり遂げたことで大きく成長できたように思います。
3年次の秋からはメディアデザイン研究室に所属して、WEBアニメーションとARを組み合わせた作品づくりに取り組みました。卒業研究では、アクションゲームやパズルゲームなどの数あるゲームの中から「あなたはどのゲームに向いているか」という適性を分析できるゲームを開発しました。
高校時代は文系の人でも、プログラミングの基礎的なスキルを習得できるのが総合情報学部の魅力だと思います。私も文系出身ですが、1年次からの授業で基礎的なスキルを習得できていたため、研究室所属後は自分の手を動かしてプログラミングをすることの楽しさを存分に味わうことができました。

dot 03

ITの知識を活かして
人々の生活をより良くしたい。

2年次から総菜販売のアルバイトを始め、働くことのやりがいを知ったものの、就職に関しては何から始めれば良いかが全く分からない状態でした。転機になったのは、2年次に参加した大学のプレ就活支援講座です。通常の授業は川越キャンパスで受けていますが、この講座のために白山キャンパスに足を運び、意識の高い仲間と出会えたことで、良い刺激を受けながら自己分析や企業研究を進めることができました。
日本アイ・ビー・エムは以前から憧れていた企業でしたが、大学入学前の私だったら「採用してもらうのは難しそう」と考えてしまい、応募をためらっていたかもしれません。でも、合唱団や可視化情報シンポジウムへの作品応募の経験を通じて、「私にはやり遂げた経験がある」と心から思えたので、勇気を出して採用選考に挑戦できました。
入社後はITの知識が必要になるため、4年次の後半から基本情報技術者試験に向けた勉強も始めました。情報を扱う仕事は、世の中を動かすシステムに大きな影響を与え、人々の暮らしをより良いものに変えていける可能性を秘めているように思います。「あなたと一緒に働けて良かった」と言っていただけるような社会人になりたいですし、自分が生きた証をこの世の中に残せるような仕事をしたいというのがこれからの夢です。

Message

後輩のみなさんへメッセージ

大学生活では自由に使える時間がたくさんあります。「やってみたい」「面白そう」と感じること、「大変そうだけど自分のためになる」と思うことには積極的に取り組んでみてください。その経験は自分を支えるかけがえのない思い出になるはずです。みなさんが充実した学生生活を送れますように!

My dots

  • 合唱団の単独演奏会を終えて

    練習の成果を発揮し、お客様に楽しんでいただける演奏会を開催できました。継続力を活かす経験になりました。

  • プレ就活支援講座で白山キャンパスへ

    白山キャンパスの大きさに感動しました。プレ就活支援講座は他学部の学生と交流できる貴重な機会でした。

  • 就職先の内定者とバーベキュー

    内定後のイベントで仲良くなったメンバーとバーベキュー。会話をすることで、内定者としての実感が湧いてきました。