Work Style
私を取りまく仕事相関図
JALグループの旅行会社として、お客さまの期待を超える旅、新しい旅の形を提供する株式会社ジャルパック。私は入社以来、コンタクトセンターでのお客さま対応、国内仕入営業部でお取引先様(ホテルや観光施設等)との仕入交渉を経験した後、現在は海外企画商品事業部で海外ツアーの企画を担当しています。
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幼い頃から英会話を習っていたこともあり、海外にはずっと興味がありました。国際地域学科には外国好きの友人も多く、私自身も1年次の夏にカナダへ1ヵ月、2年次の秋から3年次の春にかけてイギリスへ7ヵ月間の語学留学を経験しました。英語を使ったコミュニケーションや海外の文化に触れた日々は、本当に新鮮で楽しい思い出ばかりです。特にイギリス留学中は、週末に友人と一緒に様々な国へ出掛け、卒業までに27カ国を訪れました。
「自分で経験した海外旅行の魅力を多くの人に届けたい」--それがジャルパックを志望した理由です。行きたい場所を決め、航空会社やホテルを調べて比較し、観光施設などのチケットを手配して、最適なルートを調べる。そうした準備の工程は、とても楽しい時間です。留学中にお世話になったホストファミリーが旅行する際に、お薦めの場所などをまとめて渡したところ、帰国後にたいへん感謝され、とても嬉しい思い出となりました。
2023年4月からは、念願の海外ツアー企画の業務に携わっています。海外企画商品事業部のヨーロッパグループに所属し、イギリス・中欧エリアを担当しており、やりがいのある日々を送っています。
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私が担当している「ツアーコンダクター(添乗員)付き海外ツアー」の企画は、さまざまな観光素材やホテル・食事などを組み合わせて旅程を組みます。その後、現地の支店や手配会社からの見積もりをもとに旅行代金を決めていくという業務です。また企画した海外ツアーはパンフレットを制作し、Web販促や機内誌「SKYWARD」で紹介するツアーの原稿作成なども担当しています。
ジャルパックはJALグループの旅行会社のため、旅程の品質やサービスの良さを期待されるお客さまが多いのが特長です。ツアー企画のプロセスでは、前回ツアーに参加されたお客さまの声も手がかりに改善点を洗い出し、旅程の見直しやホテル・食事のグレード変更など、ツアーの品質向上に努めています。
また、現地状況は日々刻々と変化しています。好評だったレストランがコロナ禍で閉店していたり、オーバーツーリズムでホテルが取りづらくなっていたり、観光施設が個人客しか受け入れない方針に変わっていたり…。ヨーロッパに現地法人を持つジャルパックの強みを活かして、そうしたリアルな情報を収集するため、現地のスタッフと日々、日本語と英語の混じり合ったメールのやり取りをしています。
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私の今の目標は、担当エリアのスペシャリストになることです。そのために、様々なメディアに目を通し、参加したセミナーでは他の旅行会社の方ともコミュニケーションを図るなど、常にアンテナを張ることを意識しています。周囲の先輩方はヨーロッパのプロフェッショナルばかりですので、積極的に学ぶ姿勢を持ち続け、既存商品のブラッシュアップや新規旅程の発案ができるようになりたいと思っています。
また、ツアーコンダクターのお客さまへの対応や心配りには、多くの学びがあります。あるベテランの方は、参加されるご家族の人数に合わせてアフタヌーン・ティーの一皿に乗せるデザートの数を予めお店側と調整したり、少し足の悪いご高齢の方のために石段の段数を数えて事前に知らせてくれたりと、そんな細心の配慮が、ジャルパックへの信頼に繋がっていることは間違いありません。
JALグループのフィロソフィーに「地味な努力を積み重ねる」という一節があります。この言葉を胸に刻み、意識して少しずつでも成長していきたいです。そして、お客さまの声に寄り添い、JALとジャルパックのファンを増やすことに貢献していきたいと考えています。
マイルールとそのルーツ
近くにコンビニやカフェもありますが、節約のため毎回お弁当を作って持っていきます。といっても、前日の夕食の残りを詰めたりしているだけなのですが(笑)。
定期的な旅行やホテルステイが、私の働くモチベーションです。2023年3月に久しぶりの海外旅行でニューヨークへ行きました。海外も国内もたくさん訪れています。
今年の9月にやってきたばかりのスコティッシュフォールドの子猫です。とても可愛くて、見ているだけでストレスが和らぎ、癒されます。