Work Style
株式会社ファンケル 就職
私を取りまく仕事相関図
不安・不便・不満など「不」のつく言葉を世の中からなくしたい、という創業時からの変わらぬ思いで、化粧品・健康食品の研究開発、製造、販売を展開する株式会社ファンケル。私は健康食品マーケティング部で、マーケティング戦略の策定と商品育成プランの実行推進を担当しています。
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大学院の食環境科学研究科では、ビタミンCの抗がん効果を細胞レベルで研究していました。また高校までずっとサッカーに打ち込み、大学入学後は大学院時代も含めて6年間スポーツクラブのインストラクターをしていたこともあり、「健康」には人一倍興味関心を持っていました。ファンケルの健康食品部門を志望したのも、それが理由です。
研究職で入社する道もありましたが、私は研究開発から販売部門までの全体を把握し、管理することに魅力を感じて総合職を選択しました。入社後4ヶ月間、直営店舗で新人研修を受けた後、健康食品事業本部に配属されました。現在は健康食品マーケティング部事業企画グループで、約50種類の美容ダイエット系サプリメントの担当として、マーケティング戦略策定、商品育成プランの実行推進を担当しています。
就職活動中から感じていたことですが、当社の社員は製販一貫体制でつくられる自社商品に、非常に厚い信頼感があります。また新人研修の時、来店されたお客様から『わたしが商品について教えてあげようか』とお声をかけてくださるほどスタッフに親しく、そしてファンケル商品に強い愛着を持っていただいていることに驚きました。そうした自社の強みを活かして、お客様としっかり向かい合わなければと思っています。
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マーケティング活動には4Pと言われるマーケティングフレームがあります。商品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、販売チャネル(Place)の各施策のうち、私は主にプロモーションと販売チャネルを担当しています。
当社の場合、健康食品の販売チャネルには、通販(直営通販/ECモール)、直営店舗、一般流通という3つのルートがあります。隣にある健康食品商品企画部と密に連携しながら、どの商品をどの販売チャネルを通じてお届けするか、また販売チャネルごとにどんなメッセージを送ったら良いのか、そうした最適なマーケティングミクスを実現することが私のミッションです。
同じ商品でも、販売チャネルによってプロモーション施策は異なります。例えば、直営店舗の場合は当社の化粧品と一体となった販売になるため、健康食品と化粧品のシナジー効果を狙ったプロモーションを実施します。これが直営通販になると、健康食品のカラーをより前面に押し出したメッセージを送ります。お客様とのタッチポイントの特性を十分に理解する必要があります。
また健康食品のカテゴリー内でも、限定商品と定番商品を組み合わせたクロスセル施策や、単発購入のお客様を定期購入に導くアップセル施策を実施します。健康志向が高まる中でお客様の健康食品に対するリテラシーも高まっており、流行を押さえたプロモーション検討を常に意識しています。
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当社の中では今、パーパスブランディングについての話し合いが盛んに行われています。一つの商品のプロモーションを検討する時、そのブランドが存在する意味と価値をファンケルという会社の存在意義にまで紐づけて訴求し、お客様からいかに共感していただけるか、という議論です。その背景には、小手先で差別化した商品はすぐにキャッチアップされ、コモディティ化してしまう傾向があります。
当社の創業理念は「正義感を持って世の中の“不”を解消しよう」というものです。化粧品による肌トラブルが社会問題になっていた1980年に、「添加物をいっさい使わず、人の肌を美しくする本物の化粧品を届けたい」という創業者の想いから当社はスタートしました。この理念に、私はとても共感しています。
マーケティングとは、一人のお客様のことを知り尽くした人が勝つ世界です。お客様のお困りごとから表面化しないインサイトをしっかりと捉え、真にお客様の心に刺さる商品を届けられるマーケッターになりたいと思います。
マイルールとそのルーツ
以前は有線マウスのコードの絡まりがストレスでした。先輩から勧められたワイヤレスマウスに変えたおかげで、業務に集中できます。
350円で昼食が食べられます。クリスマス等のイベント時にはちょっとしたご馳走になります。最近は200円の朝食にもお世話になっています。
出退勤の時、音楽を聴いたり時々ニュースをみています。Apple WatchにはSuicaやクレカも登録済みなので、移動や買い物はすべて時計でワンタッチです。