一ヶ月間、イギリスへ留学
人生初の海外留学。満足に英語を使えないなか、数々のトラブルを乗り越えた経験から挑戦する姿勢を身につけました。
あなたの4年間のdotsはなんですか?
株式会社野村総合研究所 就職
情報連携学部(INIAD)のコンセプトに共感して東洋大学へ入学。一年生の時にハッカーが活躍する漫画を読んだことで、サイバーセキュリティの世界に興味を持つ。独学から始め、セキュリティ・キャンプ全国大会、サイバーセキュリティの国際会議「CODE BLUE」への参加を経て、サイバーセキュリティを仕事にしたいと思うようになる。この春から株式会社野村総合研究所にて念願のセキュリティスペシャリストとしてのキャリアをスタートする。
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東洋大学への進学を決めたのは、情報連携学部(INIAD)のコンセプトに共感したからです。実は進学か浪人かで迷っていましたが、志望校に受からなかった理由を考えるうちに予備校から指示されたことをやるだけで、合格するために何が重要なのかを自分の頭で考えていなかったことに気づきました。この気づきをきっかけに、将来について考えた結果、これからの時代は学歴にこだわるよりもスキルを身につける方が重要だと考え、進学する道を選びました。大学生活で得られた知識や経験を考えると、思い切って進学を選択してよかったと思います。私は大学受験や大学生活を通して、“正解は誰にもわからない”ということを学びました。だから、正解を選ぶのではなく、“選んだ道を信じる”ことが大事だと思います。何でもいいから興味を持てることがあればやってみる。何をやるかよりも、やりたいという思い、“熱量”を信じて、まずは取り組んでみるといいと思います。
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大学1年時にイギリスのオックスフォードに1ヶ月間の語学留学をした際、初日からトラブルに見舞われました。空港からの電車が事故で停まってしまい、学校への到着が大幅に遅れました。夕方に寮に着いたら部屋の鍵がないと言われ、徒歩40分ほど離れた管理事務所に急いで行ったら既に閉館していました。事務所に電話をかけようにも電話を持っていないので、通りすがりの人に携帯電話を借りて電話するも相手の英語が聞き取れませんでした。海外では予定通りにいかないことがあるということを実感しました。留学当初は言葉がうまく通じないこともあって、部屋からあまり出なかったのですが、他の国の留学生が訛りや文法を気にしないで話すのを見て、英語を完璧に話せなくてもいい、とにかく話すことが大事だと気づきました。短い期間でしたが、文化や習慣が異なるさまざまな国の人たちと出会えたことで、視野が広がり、たとえ失敗してもいいから挑戦してみようと思えるきっかけになりました。
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大学一年生の時にハッカーが活躍する漫画を読んだことで、サイバーセキュリティの世界に興味を持ち、まずは独学で勉強を始めました。とにかく手探りで、手当たり次第に本やネットで調べていくうちに、セキュリティ・キャンプの存在を知り、全国大会へ参加することを決めました。そこでレベルの高い人たちに囲まれて刺激を受けたことが、サイバーセキュリティの世界にのめり込むきっかけとなりました。その後、サイバーセキュリティの国際会議「CODE BLUE」に学生スタッフとして参加。世界レベルの研究者や大企業の経営者など普段は出会うことのない人たちと話すことができ、参加企業の一社にインターンシップを直談判してチャンスをもらうことができました。インターンシップで実際に働いてみて、サイバーセキュリティを一生の仕事にしてみたい、この世界を極めたいという気持ちが強まりました。興味を持ったら飛び込んでみる、興味がそれほどなくてもやってみたら面白かったということもあるので、とりあえず飛び込んでみる。そうやって試行錯誤した経験が成長につながると思います。今思えば独学からCODE BLUE、インターンシップとすべてつながっていた気がします。
人生初の海外留学。満足に英語を使えないなか、数々のトラブルを乗り越えた経験から挑戦する姿勢を身につけました。
レベルの高い方々と出会い刺激を受けたことで、セキュリティの世界へのめり込むきっかけになりました。
世界レベルの専門家や大企業の経営者などに出会うことができ、サイバーセキュリティを職業にする決意が固まりました。