-
すぎさんCo-MoreBiomimeticsの大学院生
実験が大好きで、実験方法を教えてくれる
-
りおちゃん小学3年生
はっ水性について気になっている
-
ゆきちゃん小学4年生
実家がレンコン農家を営んでいる
多くの実験道具と角度を扱うため小学4年生以上を推奨しています。ただし、角度がわからなくてもメインのセクションは取り組めるようになっています。
二人とも、ハスの葉っぱが水をはじく、「ロータス効果」について勉強していたんだよね!面白かった?
お、いいね!その生き物のスゴイところを、僕たちの生活に使えるかを考えるのが、バイオミメティクスというものなんだ。じゃあ、今度は生き物のスゴいところを見つける実験をやってみない?
他の生き物のそういう「とくぎ」を発見してみるってことかな?
その通り!せっかくロータス効果を学んだから、他の植物の葉っぱの水のはじきやすさを調べてみない?ハスの葉っぱ以外にも、君たちの身近に水をはじくのが得意な葉っぱを見つけられるかもしれないよ~。
心配ないよ~。キミたち二人にもカンタンにできるように「実験」を考えてきたんだ!
名付けて「水のつきにくさ競争」だ!!
ハスの葉っぱでは、水をはじく 「ロータス効果」 のおかげで、下の2つのことがおきていたね!
1. 葉っぱにのった水てきが、ボールのような形になる
2. 葉っぱにのった水てきが、葉っぱの小さなかたむきでもすべり落ちる
この実験では、2番目の水てきのすべり落ちやすさ(=水のつきにくさ)に注目して、身近な葉っぱが水をはじくかどうかを調べてみよう!
実験そうちの作り方
必要なもの
工作用紙を切り出して、 そうちの部品を作ろう!
①かた紙をのりで工作用紙にはろう!
(のりはできるだけ広くぬるとうまくいくよ)
②かた紙の外側の黒い線にそって工作用紙を切ろう!
③かた紙をはってない方の全面にテープをはろう!
④かた紙の黒い線にそって、工作用紙を切ろう!はい色の部分は捨てていいよ!
⑤切れ込みのある部品に輪ゴムをかけよう!
これで部品は完成!
部品を組み立てよう!
⑥切れ込みのない四角の部品2つをテープでくっつけよう! くっつけるのは、テープがはってある面だけでいいよ〜
⑦輪ゴムつきの部品をくっつけよう!
⑧三角形の部品の1つの辺をくっつけよう!
⑨三角形の部品のもう1つの辺もくっつけよう!
⑩ストローをくっつけよう!
完成!
手作りスポイトの作り方
必要なもの
この実験ではスポイトがあるとベンリ!もっていない人は、「手作りスポイト」を作ってみよう!カンタンに作れちゃうから、スポイトをもっている人もチャレンジしてみてね〜
①ストローを半分くらいに切ろう!!
(曲がるところがついてない方を使うよ〜)
②切ったストローのはしっこをおろう! ! 両方のはしっこをおるよ〜
③はしっこをおったまま、テープでとめよう!
(両方のはしっこをとめるよ)
両方のはしっこがおれたままとまったよ!
④とめたはしっこの角をほんの少しだけ切りおとそう!
切るのは片方だけだよ!
完成!
スポイトの使い方
①スポイトの口を下にして持とう!
②スポイトをぎゅっとつぶそう!
③つぶしたまま口を水につけよう!
④つぶしてた指を放すよ!
(これで水がスポイトに入るよ〜)
⑤スポイトの口を水から出そう!
⑥スポイトをまたつぶすと、 水が出るよ!
(そ〜っとつぶすと、キレイに水てきが出るよ〜水てきの大きさが5mmくらいならOK!もし水てきが小さすぎたら、スポイトの口をちょ〜っとだけ大きく切ってみよう)