Special activities
高等学校 特色ある取組み

哲学教育

本質をめざして、「考えるを、学ぶ」

本校では哲学を基盤とした考える教育を行っており、新入生は全員、入学前に井上円了先生の著作を熟読し、感想文をまとめて高校生活をスタートします。下記の本校新入生の感想文から「哲学を、力に。」を実感ください。

『井上円了の教育理念 歴史はそのつど現在が作る』

1年生女子の感想

「哲学は目に見えないけれど人間の文学的な欲求だと思いました。知りたいという熱い思いがこの学校の精神となり、たくさんの人々の血のにじむような努力があったことを知りました。私には『どうして勉強するの?』という学校生活への素朴な疑問がありました。著作中の『少年時代は前途長しといえども知力にとぼしければ』という箇所を読んで、勉強に対する不安やいら立ちが、すうっと溶けたように感じたのです。ただ受け身になるのではなく、自身の知らないことを知るための意志で精一杯学ぶこと。それが今の私たちに必要不可欠なものであると思いました。」(抜粋)

書写登山

体力、精神力、規律を身につける

入学直後のオリエンテーション最終日に、新入生が書写登山を行います。登山を通して体力や精神力、自然を慈しむ心などを育むと同時に、集団行動における規律の大切さや、仲間と協力する姿勢などを学びます。また書写山には、「天台宗別格本山・圓教寺」があり、執事長・大樹玄承様は本校10 期生です。書写登山では玄承様より講話をいただくことで、生徒の豊かな情操を育むことにもつながっています。

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