Future Vision 将来構想

中期計画に基づき
キャンパス整備、学部・学科再編
Making Improvements on its Campuses and Restructure its Faculties and Departments Based on the Medium-term Plan.

学校法人東洋大学は、2020年度から2024年度までの5年間の活動指針となる中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」を策定。この中期計画に基づくキャンパスの整備や学部・学科の再編を行います。

Toyo University Incorporated Educational Institution formulated the medium-term plan, “TOYO GRAND DESIGN 2020-2024,” to provide guidelines for its activities for the five years from AY2020 to AY2024. Based on this plan, the university will make improvements on its campuses and restructure its faculties and departments.

中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」

本学の理念の一つ“他者のために自己を磨く”に基づき策定した「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」では、「地球社会の明るい未来を拓く」をキーコンセプトに「研究」「教育」「社会貢献・社会連携」と、それらを実現するための「新規事業」「ガバナンス・マネジメント」の5つの領域で今後の目標を定めました。各領域の目的として、研究は「新しい価値を創造し明るい未来を描く」、教育は「明るい未来を担う人材を育てる」、社会貢献・社会連携は「より多くの人に明るい未来を」と設定。それぞれが円了の理念である“主体的に社会の課題に取り組む”“自分の哲学を持つ”“本質に迫って深く考える”を踏まえたものです。これらを実現する「新規事業」「ガバナンス・マネジメント」によって、明るい未来の実現に貢献していくことを目指します。

中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2020-2024」のコンセプトを示す図。詳細は本文参照

新学部の設置

福祉社会デザイン学部の設置

2023年度に、ライフデザイン学部、社会学部第1部社会福祉学科を改組し、赤羽台キャンパスに「福祉社会デザイン学部」を設置します。福祉系学部学科の統合による福祉系教育体系の一本化、学部・学科、研究科・専攻の教育・研究体系の一体化、北区との全面的な連携による教育・研究の質向上等を目指します。ソフト・ハード両面での福祉の一大拠点とし、国内外、とりわけ「アジアのハブ大学」としてアジアに向けて福祉分野の知見を発信していきます。

健康スポーツ科学部の設置

2023年度に、ライフデザイン学部健康スポーツ学科、食環境科学部食環境科学科スポーツ・食品機能専攻を改組し、赤羽台キャンパスに「健康スポーツ科学部」を設置。スポーツ系の学科・専攻の統合、「スポーツ」と「栄養」の連携による高度な健康科学の追求、「健康」と「福祉」の連携、「健康」と「情報」の連携等、学際的な教育研究を展開します。日本及び国際社会が抱える少子高齢化・人口減少といった諸問題に、スポーツ科学、栄養科学、健康科学等の研究成果によって貢献し、「スポーツの知の拠点」となることを目指します。

2022年(白山・赤羽台・板倉)
赤羽台 情報連携学部 情報連携学科
白山 社会学部 社会福祉学科(第1部)
赤羽台 ライフ
デザイン学部
生活支援学科
生活支援学専攻
生活支援学科
子ども支援学専攻
人間環境デザイン学科
健康スポーツ学科
板倉 食環境科学部 食環境科学科
スポーツ・食品機能専攻
2023年(赤羽台)
情報連携学部 情報連携学科 ※2017年度より設置
NEW 福祉社会
デザイン学部 ※1
社会福祉学科 入学定員 216名
子ども支援学科 入学定員 100名
人間環境デザイン学科 入学定員 160名
NEW 健康スポーツ科学部 ※2 健康スポーツ科学科 入学定員 230名
栄養科学科 入学定員 100名
  • ※1 開設にともない社会学部 第1部 社会福祉学科(白山キャンパス)とライフデザイン学部 生活支援学科 生活支援学専攻・子ども支援学専攻/人間環境デザイン学科(いずれも赤羽台キャンパス)は2023年度に募集を停止します。社会学部 第1部 社会福祉学科の在学生の修学キャンパスは、2023年度から赤羽台キャンパスとなります。
  • ※2 開設にともないライフデザイン学部 健康スポーツ学科(赤羽台キャンパス)と食環境科学部 食環境科学科 スポーツ・食品機能専攻(板倉キャンパス)は2023年度に募集を停止します。食環境科学部 食環境科学科 スポーツ・食品機能専攻の在学生の修学キャンパスは、2024年度から赤羽台キャンパスとなります。

赤羽台キャンパス(東京都北区)の拡充・整備

現在、赤羽台キャンパスは福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部の設置に向けて建設中です。工事では、体育館棟、図書館棟、食堂棟などからなるHELSPO HUB-3の建設を予定しており、2023年1月完成予定です。INIAD HUB-1(2017年完成)、WELLB HUB-2(2021年完成)に続き、隈研吾氏の設計によりキャンパス全体に統一感を演出します。体育館の屋根には鉄骨と木のハイブリッド構造である「木屋根架構」を採用することにしています。

HELSPO HUB-3概観
HELSPO HUB-3(体育館棟・図書館棟)
館内イメージ写真
体育館内イメージ

板倉キャンパス等から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)への学部移転・改組、朝霞キャンパスの整備

2024年4月に生命科学部・食環境科学部・生命科学研究科・食環境科学研究科が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学部生体医工学科・理工学研究科 生体医工学専攻が、川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転します。また、移転に合わせ、朝霞キャンパスに新たな校舎を建設します(2024年1月完成予定)。これからの生活様式をふまえた教育研究に関する施設設備を充実させ、生命(いのち)と食に関する総合的な教育研究拠点を形成します。

朝霞キャンパス鳥瞰パース
2024年竣工予定の朝霞キャンパス鳥瞰パース
2022年(板倉・川越)
板倉 生命科学部 生命科学科
応用生物科学科
川越 理工学部 生体医工学科
板倉 食環境科学部 食環境科学科
フードサイエンス専攻※1
健康栄養学科
2024年(朝霞) 〈開設〉:2022年5月現在、設置構想中。〈開設〉の学科の名称は仮称であり、計画内容は変更になる可能性があります。
生命科学部 生命科学科 入学定員 113名
生体医工学科〈開設〉※2 入学定員(予定)113名
生物資源学科〈開設〉※2 入学定員(予定)13名
食環境科学部 食環境科学科 入学定員(予定)113名
フードデータ
サイエンス学科〈開設〉
入学定員(予定)113名
健康栄養学科 入学定員 100名
  • ※1 食環境科学部 食環境科学科 フードサイエンス専攻は2024年度にフードサイエンス専攻としての募集を停止します(食環境科学科は、朝霞キャンパス移転後も引き続き募集します)。
  • ※2 開設にともない理工学部 生体医工学科(川越キャンパス)と生命科学部 応用生物科学科(板倉キャンパス)は2024年度に募集を停止します。移転対象の学部学科(募集停止する学科を含む)の在学生の修学キャンパスは、2024年度から朝霞キャンパスとなります。
  • ※3 2022年5月現在収容定員増加の構想中。計画内容は変更となる可能性があります。