あなたの人生のdotsは
なんですか?

Work Style

株式会社ミキハウス 就職

日本らしい
ホスピタリティを大切にして
お客さまに接していきたい。

森田 佳奈KANA MORITA
文学部日本文学文化学科 2015年卒業

Relationship

私を取りまく仕事相関図

日本製のものづくりにこだわり、上質なベビー服・子ども服や子ども用のアイテムを展開するミキハウス。私は日本橋高島屋店のストアマネージャーとして、来店されたお客さまがどのような商品をお探しなのかを伺って接客を行ったり、店舗のマネジメントを行ったりしています。

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比較研究の技法を用いることで
自分や自社の強みが見えてくる。

文学部日本文学文化学科へ進学したのは、高校時代は古典が好きで、『源氏物語』を深く学びたいと考えたからです。1年次に『源氏物語』を学ぶことができたため、2年次からは比較文学文化を専攻し、外国との比較により日本文化の特徴を掘り下げていきました。ゼミでは景観文化研究に取り組み、エッフェル塔と東京スカイツリーを比較することで、地域における塔の役割や建設の背景について考察しました。
この「比較研究」の技法は、就職活動でも役立ちました。ミキハウスの採用選考に臨む際は、同業他社との比較により会社研究をしたことで、日本製のものづくりへのこだわりや心のこもった接客といった魅力が見えてきて、面接でも堂々と話をすることができました。ストアマネージャーを務める現在も、他社の商品と比較することでミキハウスの商品の強みを分析し、その強みをお客さまに発信していける店舗経営を目指しています。
東洋大学では創立者の井上円了先生の哲学の教えに触れる機会も多く、様々な事象や自分の思いに対して「なぜ?」と掘り下げることの大切さを学びました。現在も「お客様はなぜこの商品に興味を持ってくださったのだろうか」と日々の業務の中でふと疑問に思ったことを深く掘り下げていくことが、仕事の成果につながっているように思います。

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ものを売るだけに留まらず、
人とのつながりを築くのが接客の仕事。

大学時代にアイスクリームショップでアルバイトをした際、仲間たちと「コンビニでもアイスが買える時代にわざわざ来店してくださるお客さまに、どれだけの付加価値をご提供できるのだろう」と話し合ったことがありました。その経験を通じて身に付けた、お客さまのことを第一に考える姿勢は現在の仕事でも役立っています。
子ども服ブランドの接客の仕事は、店員とお客さまという関係性に留まらず、人と人としてのつながりを築き、お子さまの成長を長期間にわたって見守ることができる仕事です。私が店舗に配属されて最初に担当したお客さまはお子さまのファーストシューズをお求めくださったのですが、そのお客さまとはランドセルを購入される小学校ご入学の時点までご縁が続きました。「ものを売る」だけに留まらず「人と接する」ことが接客の仕事であり、さらに私は「日本人らしいホスピタリティをもってお客さまに接する」ことに喜びを感じています。
昨今はインバウンドのお客さまも多く、お話を伺って親身になって商品をお探ししたり、丁寧にラッピングをしたりといった、私たちにとっては当たり前のことに感謝していただけることもあります。海外のお客さまに対して、日本製の商品の良さや日本のおもてなしの心の良さを伝えられる仕事であるという点も、日本文学文化学科での学びに通じるところがあるように思います。

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お客さまが必要とされる商品を
お届けできるよう全力を尽くす。

ミキハウスの店舗運営にはマニュアルがありません。各店舗にどの商品を仕入れるかの計画や予算の立案はストアマネージャーの裁量に委ねられているため、自分の経験や感覚を活かして店舗経営に取り組める点にやりがいを感じています。
当社にはお客さまの声を何よりも大切にするという社風があるため、どのような商品を作るかを検討する会議では、お客さまと直接の接点があるストアマネージャーの意見が尊重されます。お客さまが本当に必要とされている商品をお届けするという点において、私は一切の妥協をしたくありません。商品企画を担当するスタッフにお客さまの声を届けていくことも、実際に店舗に立ってお客さまと接している私だからこそできる重要な仕事だと考えています。
現在の店舗では12人のスタッフとともに働いており、スタッフ一人ひとりの長所を伸ばすことを心がけています。皆の成長を見守ることも仕事のやりがいの一つであり、以前、自分のもとで育てたスタッフが、別の店舗でストアマネージャーとして活躍していることには大きな喜びを感じます。今後はこれまでの経験を活かし、エリアトレーナーとしてストアマネージャーや若手スタッフの長所を伸ばしていく仕事や教育研修部での指導に従事しながら、次世代のミキハウスで活躍するスタッフの育成に携わっていきたいです。

Rule & Roots

マイルールとそのルーツ

  • 長期休暇は旅行へ

    長期休暇は息抜きのために必ず旅行に出かけます。前回は石垣島へ行きました。おいしいものを食べてリフレッシュ!

  • 休日はおいしいコーヒーを

    お気に入りのコーヒーショップへ行ったり、自宅で豆を挽いてコーヒーを飲んだりする時間を大切にしています。

  • 仕事終わりに食事を

    お店のメンバーと食事をとりながらコミュニケーションを取るのも大好きです!