あなたの人生のdotsはなんですか?
三井デザインテック株式会社 就職
私を取りまく仕事相関図
オフィスやホテル、商業施設や医療施設、マンションなどのリニューアルや戸建住宅のインテリア提案、一般住宅のリフォームなどを手がける三井デザインテック株式会社。私は主に営業担当としてホテルや商業施設、企業の研修施設などのリフォームに携わっています。
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2022年4月より一般顧客のリフォーム営業を扱う部署から今の事業部に異動しました。デザインコンセプトの作成、デザインや施工の進行管理など、プロジェクトのマネジメント業務を主に行っています。こだわりを持ったデザイナーとの折衝は大変ですが、うまく周囲を巻き込むなどして調整に努めています。今の事業部ではまだ経験が浅いので試行錯誤が多いですが、戦略が功を奏して競合他社を抑え受注につながったり、目標を達成できたときの喜びは大きいです。前の部署ではいわゆるBtoC事業※で、クレーム対応から販促活動、チームリーダー、新卒のトレーニング、新規プロジェクトのマネジメントなど業務は多忙を極めました。BtoC事業は、個人のお客様に合わせた対応が必要になります。お客様によって対応はケースバイケースで、共通した正解がないため苦労しましたが、経験値として豊富なバリエーションをストックすることができ、対応力が鍛えられたと思います。
※「Business to Customer」の略で企業がモノやサービスを一般消費者に提供するビジネスモデル
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大学生活の中で思い出深いのは卒業制作の課題です。「この世にないものをデザインする」という課題で、私はプロダクトデザインコースを専攻したので、世の中になかった“公共の空き缶ゴミ箱”をデザインすることにしました。ゴミ箱をデザインしたと言うと笑われることもありますが、理由はいたって真剣で、町で空き缶がゴミ箱からはみ出して道路に散乱している様子を目にして、改善したいと思ったのがきっかけです。そこで、まずは空き缶がゴミ箱からあふれないためにはどうしたら良いのかというコンセプトを考え、ジュースなどを飲んだ後の缶の空洞部分を小さく圧縮することで、より多くの空き缶を収納できる仕組みをデザインし、実際に制作しました。これまで世の中に存在しなかったものということもあり、機能性はもちろん、デザイン面でも試行錯誤を繰り返しました。卒業制作は自分一人で手がけますが、わからない部分はゼミの教授や制作工房の技術員の方にアドバイスをもらうなどして、周囲の力を借りて取り組んだ経験が今の仕事のスタイルにもつながっていると思います。
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警察官だった父親の影響で警察官になるのが夢でした。そのため、法学部への進学を検討していましたが、希望が叶わず浪人するか進学するか悩んだ末に東洋大学に進学することにしました。東洋大学ではホームページ制作やプログラミング、プロダクトデザイン、CADでの図面製作など、さまざま分野を学べたことで視野が広がり、得た知識は今の仕事に結びついているので、入学してよかったと思います。大学生の皆さんには将来の可能性が多くあります。アルバイトで社会経験を積むのもいいですし、海外へ留学して視野を広げるのもいい。自分のやりたいこと、向いていること、どんな人生を歩みたいかなどを複合的に考えて、柔軟に進路を決めることが良いと思います。実は私は警察官採用試験に合格しましたが、現在の職場を選びました。理由は高校時代の剣道の部活動で網膜剥離を患ったことがあり、危険をともなう業務に従事することは厳しいということと、警察官と比べて不動産の仕事のほうが楽しそうだと思ったからです。可能性は無限大だから視野を広く持って、複合的かつ柔軟にものごとをとらえると良いと思います。
マイルールとそのルーツ
工事担当から営業に職務転換して以来、手持ちカバンに。お客様の年齢層に合わせ、スマートウォッチではなく普通の腕時計にしたり、紙のメモを使用するなどの気遣いが重要です。
気分転換はコーヒーで。本社3Fでアイスコーヒーを作って一息入れてリフレッシュ。
お酒も好きですが、ストレスが溜まったときは運動や筋トレで発散するようにしています。