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あなたの4年間のdotsはなんですか?

みずほ証券株式会社 就職

人の話に耳を傾け、
自分を信じて突き進む。

井手 克紀KATSUKI IDE
経営学部 経営学科
城北埼玉高等学校 出身

金融業界で働く両親の影響で株式や資産運用に興味を持つ。ゼミでは株式分析について取り組み、独学で証券アナリスト資格一次試験に合格。SA(Student Assistant)活動で証券会社の外部講師と触れ合ったことで証券業界に進むことを決意する。所属した書道研究会では会長を務め、アルバイトでは新店のオープニングスタッフに選ばれ新人教育までこなすなどリーダーシップを発揮。この春から、みずほ証券株式会社にて証券マンとしてのキャリアをスタート。

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やると決めたら徹底的にやる姿勢で難関試験に合格。

金融機関に勤める両親の影響で株式や資産運用に興味を持ち東洋大学に進学しました。入学時の学部オリエンテーションの資格ガイダンスで「証券アナリスト資格」の存在を知り、金融機関に就職するなら避けては通れない道だと思い受けることに決めました。難易度が高い試験でかつ独学で勉強していたので、途中何度も挫けそうになりましたが、“一度決めたらやる”という思いを胸に必死に勉強した結果、一次試験に合格することができました。私は中学・高校の6年間、部活動で陸上の短距離をやっていましたが、短距離は自分の走りを徹底的に突きつめ、コンマ数秒を争う世界です。この経験から、“やると決めたら徹底的にやる”という姿勢が身についたと思います。金融機関の中でも証券会社を志望したのは、ゼミの先生の紹介で携わったSA(Student Assistant)活動で証券会社から来た外部講師の方と触れ合えたことがきっかけです。このときに「1人でも多くの方々の資産形成を後押しし、豊かな社会を実現したい」という将来の目標が定まりました。

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人の話を聴く大切さを学んだサークル活動。

サークルでは書道研究会に所属し、会長を務めました。対面活動が制限されたコロナ禍において、どうやってサークルを維持すればいいか悩んでいたところ、部員から「オンライン硬筆をやってみてはどうか?」という意見が出たので、取り組んでみることにしました。オンラインでは心理的距離を縮めるために相手の趣味などの情報をメモして頭に入れ、会話に盛り込む工夫をしました。このときの経験から、コミュニケーションで大切なのは人の話をよく聴くことだと学びました。アルバイトのカラオケ店では新店のオープニングスタッフを任され、接客業務以外にも新人教育なども行いました。新人からの質問や話に丁寧に耳を傾け、等身大のサポートを心がけました。こうした経験は2年次に参加した大学の就職・キャリア支援課主催の学内インターンシップでも活かされました。インターンシップがオンライン開催だったこともあり、リーダーを務めた私はメンバーの意見を上手にくみ取れるように相手の話のメモを取るなど、円滑なコミュニケーションに努めました。

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現実をしっかり受け止めてこそ立ち直れる。

就職活動を進めるなかで、志望していた企業に4回目の面接後に落とされた経験があります。このときはかなりショックを受けました。よく“落ち込んでも発想転換して乗り切る”などといいますが、私は安易に発想転換するのではなく、失敗点などを紙に書き出して何度も見直し、落ち込めるだけ落ち込むことにしました。自分と向き合って現実をしっかり受け止めてこそ、ちゃんと立ち直って、さらに良い結果を得られると思ったからです。学内インターンシップでは、12日間のプログラム終盤、4日後に発表を控えたときにそれまで検討を重ねた発表内容を白紙撤回し、ゼロから考え直すことになりました。メンバーは意気消沈し、このままでは発表もままならないという状況に陥りましたが、私は決めたことはやりきるという信条のもと現実を受け止め、皆を盛り上げて発表内容の再構築に全力を捧げました。結果的に良い評価を得ることができ、メンバーからも感謝してもらいましたが、これも現実をしっかりと受け止めたからこそできたことだと思います。

Message

後輩のみなさんへメッセージ

やらない後悔より、やった後悔のほうがいいと思うので、いろんなことにアンテナを張って行動することが大切だと思います。東洋大学には自分次第で有意義な学生生活を送ることができる環境があると思います。自分が何をやりたいのかを考えて、目標を定めて、逆算して行動することを繰り返すことが、未来の自分を作ることだと思います。

My dots

  • 白山祭でサークルの仲間とともに

    代表を務めた書道研究会。コロナ禍では、オンラインで硬筆を行うなど活動内容を工夫して活動継続に尽力しました。

  • 刺激を受けたバイト仲間とともに

    カラオケ店で大学では接点を持つことの少ない、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間に出会い刺激を受けました。

  • 就職先を選ぶきっかけにもなった資格

    専攻分野の学びを深めたいとの考えから、金融系資格でトップランクである証券アナリストの資格取得を目指しました。