話し手
矢口 悦子
東洋大学 学長
※所属・役職等は、2026年1月取材当時のものです。

昔、特に私が住んでいたような地方の農村では、女性は男性に比べて期待されていませんでした。
「女はいずれ結婚して地域を出ていく」という風潮があったため、例えば将来地域を担っていく存在として周囲から期待されることはなかったのです。
私はそういった理不尽が嫌で、保育園の頃から強い反発心を持っていました。
時が経ち、私は上京して女子大に入学。ちょうど国際婦人年(1975年)の頃でした。
ようやく男女平等の国になるぞ、さあみんなで学習して自由に発言しよう、と意気込む先輩方の熱気を間近で感じて、私も「女性にとってもう少し生きやすい社会になるのかもしれない」と希望を持ったことを覚えています。

今日持ち帰りたい学び
「嫌だ」と強く感じるということは、この状況ではないもっと良いあり方があるはずだ、それを見つけたいと感じているということ。
女性の権利のための社会運動も、数多の女性の「嫌だ」から生まれました。より良い場所へ行くための原動力となる「嫌だ」を、矢口学長はネガティブではなくポジティブな感情のひとつだと捉えています。
皆さんも、何かを「嫌だ」と感じたときは、きっと成長や打開のチャンス。その気持ちを原動力に、自らより良い場所を求めて行動を起こすことで、道が切り拓けるのではないでしょうか。


小石があった場所
自らの幸福は、自ら決める。
「知」の可能性を、あなたに。
前編
人生を変える!
「アカデミアとの出会い」
「アカデミアとの出会い」
矢口 悦子
東洋大学 学長
森本 あんり
東京女子大学 学長

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