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History

東洋大学の沿革

哲学教育を礎とし
世界に通用する人材を育てる

1887(明治20)年に哲学者 井上円了が創立した「私立哲学館」から、その歴史が始まった東洋大学。急速な近代化と共に日本社会が大きく変わろうとしていたこの時代、日本人の拠り所を取り戻すためには「哲学」が必要であると円了は考えました。哲学館では、いわゆる哲学者を養成するのではなく、哲学を通じて知力を磨き、社会で活躍できる人材を育成することを教育目標としました。現在の東洋大学も、井上円了の理念を受け継ぎ、社会に資する人材を育てています。

創立者・井上円了とは

1858(安政5)年、新潟県長岡市浦の慈光寺の跡取りとして誕生。漢学や洋学などを学んだ後、1881年(明治14)年に東京大学文学部哲学科に入学し、「真理は哲学にある」ことを確信しました。29歳の若さで東洋大学の前身となる哲学館を創立して学校教育に邁進。また、全国巡回講演や3回もの海外視察を行うほか、精神集中の場としての哲学堂公園の建設にも身を捧げ、1919(大正8)年に生涯を閉じるまで、社会教育にも力を尽くしました。

井上円了
COMPASS

創立〜現在にいたるまでの沿革

創立―1930年代

戦前の東洋大学

戦前の東洋大学
1887
(明治20年)

井上円了が本郷区龍岡町の麟祥院内に私立哲学館(東洋大学の前身)を創立する

井上円了が本郷区龍岡町の麟祥院内に私立哲学館(東洋大学の前身)を創立する
1897
(明治30年)

小石川区原町に新校舎落成(現・白山キャンパス)

1899
(明治32年)

私立京北尋常中学校を開設

※現・東洋大学京北中学高等学校

1905
(明治38年)

京北幼稚園を開設

※現・東洋大学附属京北幼稚園

1906
(明治39年)

私立東洋大学と改称

1916
(大正5年)

日本の私立大学で初めて女子の入学を許可

日本の私立大学で初めて女子の入学を許可
1920
(大正9年)

「私立」の冠称が廃止され、東洋大学へ改称

1940年代―1990年代

事業・キャンパス拡大

事業・キャンパス拡大
1949
(昭和24年)

新制大学に移行、文学部を設置

1952
(昭和27年)

大学院を設置

1961
(昭和36年)

川越キャンパス(埼玉県)を開設

川越キャンパス(埼玉県)を開設
1963
(昭和38年)

東洋大学附属姫路高等学校(兵庫県)を開設

1964
(昭和39年)

東洋大学附属牛久高等学校(茨城県)を開設

1977
(昭和52年)

朝霞キャンパス(埼玉県)を開設

朝霞キャンパス(埼玉県)を開設
1997
(平成9年)

板倉キャンパス(群馬県)を開設

2000年代―現在

更なる充実と発展へ

更なる充実と発展へ
2005
(平成17年)

朝霞キャンパス(文・経済・経営・法・社会学部)の1・2年次を白山キャンパスに統合し、4年間一貫教育開始

2006
(平成18年)

大手町サテライト(東京都)を開設
白山第2キャンパス(東京都)を開設

2011
(平成23年)

総合スポーツセンター(東京都)完成
学校法人京北学園と法人合併し、京北中学校・高等学校、京北学園白山高等学校、京北幼稚園を併設校とする

総合スポーツセンター(東京都)完成
2012
(平成24年)

創立125周年を迎える

125周年記念館(8号館)にて記念式典を挙行
2014
(平成26年)

東洋大学附属姫路中学校(兵庫県)開設
文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(タイプB)」採択

2015
(平成27年)

京北中学校・高等学校が東洋大学京北中学高等学校に校名変更し、東京都文京区白山に移転
東洋大学附属牛久中学校(茨城県)を開設

2017
(平成29年)

赤羽台キャンパス(東京都)を開設

赤羽台キャンパス(東京都)を開設
2021
(令和3年)

ライフデザイン学部・ライフデザイン学研究科が赤羽台キャンパスに移転

赤羽台キャンパスに新校舎「WELLB HUB-2」が完成
2023
(令和5年)

赤羽台キャンパスに福祉社会デザイン学部と健康スポーツ科学部を開設

赤羽台キャンパスに新校舎「HELSPO HUB-3」が完成
2024
(令和6年)

朝霞キャンパスを再整備、新校舎が完成
生命科学部と食環境科学部が朝霞キャンパスに移転

朝霞キャンパスに新校舎が完成
2025
(令和7年)

川越キャンパス再開発開始