
川越キャンパス(埼玉県)は、キャンパス全体を一つのコミュニティとしてリデザイン(再構築)を進め、
新たな科学を追求する「こもれびの森のキャンパス」へと生まれ変わろうとしています。
理工学部・総合情報学部、新たに開設される環境イノベーション学部の3学部がシームレスに協働し、
新たな価値を創り出す“SMART GREEN CAMPUS”を構築します。
新しい川越キャンパスの特徴
実感型研究・学習拠点
学生・教職員はもとより、地域市民や企業が集い、相互にコミュニケーションを図りながら、地域社会をはじめとするさまざまな社会課題の解決へ取り組む拠点を目指します。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)
高速ネットワークの整備をはじめ、IoTやビッグデータの運用・活用を可能にするDX指向の環境を整備。授業においてもICTを活用し、 多彩な学習スタイルを可能にします。
オープンイノベーション
学内外の連携によるオープンイノベーションを促進。企業等との共同研究のほか、他キャンパスも含めた多学部での連携により、 広範な社会問題へのソリューションを生み出します。
ゼロ・カーボン指向
環境配慮型の先端的な校舎を新設。 ZEB(Net Zero Energy Building)、木材・CO₂吸収コンクリート等の使用(カーボンストック)、
BEMS(建物内エネルギー管理システム)等を組み合わせます。
環境社会問題への多面的アプローチ
「環境イノベーション学部※」新設
※2025年6月現在設置構想中。学部名称は仮称であり、計画内容は変更となる可能性があります。
持続可能な
デジタル・グリーン社会を導く、
新たな学び
環境社会問題の解決に向けた新たなインパクトの創出を探る「環境イノベーション学部」を2027年4月に開設予定です。キャンパスの象徴である「こもれびの森」と調和した環境配慮型の新校舎や構内の豊かな自然環境を最大限に活用し、環境分野に関する総合的な学びを提供するとともに、ICTやビッグデータの活用と実体験を融合させたカリキュラムを展開します。

3年次から始まる2つの専門
コース
環境イノベーション学部では、環境分野を中心に、多様な学問分野を複合的に学びます。環境・エネルギー問題に関する科学的知識を身につけると同時に、デジタル技術やデータサイエンスの活用に向けた基盤的な知識とスキルを獲得。その後、3年次以降は「環境創造コース」と「科学コミュニケーションコース」の2コースに分かれ、より専門的な知識・技術と解決力を身につけます。環境創造コースでは、環境社会問題の解決に寄与する企画・設計力を、科学コミュニケーションコースでは、科学的根拠に基づいて問題解決に向けて共創する力を養います。
専門コースの概要と特徴
環境創造コース
環境社会問題の解決に向けて、先進的な環境創造技術の開発にとどまらず、デジタル・グリーン社会や、その時代に即した企画・設計力を培います。柔軟な解決策を導く能力を養い、理論的な学びを実効性のある知識とスキルへ昇華させるため、「こもれびの森」をはじめとするキャンパス全体を実験フィールドとした実践的な学習を展開します。
科学コミュニケーションコース
多面化する環境社会問題について、科学的根拠 (データ)に基づく知識とともに、社会経済への相互影響に関する理解を深めます。科学技術の正しい知識とデータをもとに、キャンパス内外の多様なステークホルダーとの科学コミュニケーションを通じて、問題解決に向けた共創と社会実装に不可欠な能力を実践的に養います。
総合情報学部総合情報学科が3専攻制へ
2025年度より総合情報学科に「メディア情報専攻」「心理・スポーツ情報専攻」「システム情報専攻」の3専攻を設置します。各専攻では、AIやデータサイエンスを活用しつつ、ウェルビーイングの実現に向けた「心豊かな生活」「心身の健やかさ」「安全・安心・快適な社会」の達成を支える学びを展開。文理融合のカリキュラムで総合的な知識とスキルを培いながら、学生一人ひとりの志向と興味関心に合わせた学びを深めます。
総合情報学部の詳細はこちら理工学部 カリキュラム改編
これからの社会で活躍するエンジニアに必要な知識と能力を育むため、理工学部のカリキュラムを改編します。新しいカリキュラムでは、まず各学科・分野で求められるものづくりの普遍的な知識を修得。そのうえで、デジタルエンジニアリング技術を獲得し、優れた課題解決力を養うことで、デザイン思考を備えた次代のエンジニアへと成長します。
理工学部の詳細はこちら