東洋大学次世代研究者挑戦的研究プログラム「人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト」3・4期生採用式・研究報告会を行いました

2023年5月19日、白山キャンパスにて、東洋大学次世代研究者挑戦的研究プログラム「人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト」3・4期生採用式・研究報告会を行いました。

はじめに、矢口学長から、2022年度秋採用者1名、2023年度4月採用者4名に採用証が手渡されました。
続いて、出席した支援学生11名からそれぞれ研究報告が行われ、各専門分野の概要や社会実装に向けた展望のほか、将来の研究者としての自覚や経済的支援への感謝など様々な思いが述べられました。また質疑では、矢口学長、北脇事業統括、川口副学長、東海林副学長に加え支援学生同士で活発なディスカッションが行われました。

研究報告後の講評では、矢口学長から、「皆さんそれぞれエッセンスを分かりやすく説明されており、感銘を受けました。今後皆さんには、誰よりも厳しく批判し合える仲間に出会ってほしいです。異分野の研究仲間とは、人間としての本質的な課題、あなた自身が全身で感じた課題を正面から語り合える。そういう仲間と出会えたら一生の財産になります。」とエールが送られました。

また、事業統括の北脇教授からは、「今日この場で皆さんが発表したインベンションが10年後にイノベーションとなる。研究生活は孤独な面もあるかもしれないが、今日この場での出会い・つながりを大切にして、研究者として羽ばたいてほしい。」とメッセージが送られました。

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「次世代研究者挑戦的研究プログラム」は、我が国の科学技術の発展に寄与する卓越した博士人材の育成や輩出を目指す事業で、選抜された博士後期課程学生の研究活動を国として支援するものです。
2021年12月、本学が提案する「人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト」(事業統括者:国際学部北脇秀敏教授)が採択され、本事業を触媒として既存の学問分野を融合し、人間の安全保障に関する新しい学問分野を創造することを目指し、東洋大学重点研究推進プログラムの研究成果を反映させ、SDG3(すべての人に健康と福祉を)をはじめとする SDGsの各ゴールの実現に貢献する、社会問題の解決に挑戦する人材の育成を行うことになっています。
2021年並びに2022年プロジェクト採用者と研究題目 [PDF] (134.3KB)
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