12 鈴木選手 4×400mリレーを「する」人 12 鈴木選手 4×400mリレーを「する」人

偉大な先輩方から日々吸収し、アスリートとして成熟してゆく 偉大な先輩方から日々吸収し、アスリートとして成熟してゆく

これまでの歩みについて教えてください。

競技を始めた当初は400mの選手ではなく、中学・高校では、走り幅跳びをメインとしてトレーニングを重ねていく上で、次第に短距離のタイムが上がってきたため100mにも出場するようになりました。400mに本格的に取り組み始めたのは大学に入学してからです。今になって振り返れば、走り幅跳びで培ったバネや100mで鍛えた瞬発力は、400mにも生かされていると感じます。私にとって最も印象に残っているのが、2021年5月の世界リレー大会です。4×400mリレーで初めて日の丸を背負って世界を相手に戦い、銀メダルを獲得したことで、確かな手ごたえが感じられました。しかし同時に、まだ他の代表メンバーと比べると経験が不足していると実感しました。多くのトップアスリートが所属する東洋大学陸上競技部の先輩方と同じ環境でトレーニングできていることは、アスリートとしてのキャリアを積む上で大きな支えになっています。一緒に走ればとても刺激になりますし、見ているだけでもモチベーションが高まります。トップの選手とともに練習できる環境は、非常に恵まれていると思いますね。

持ち味を最大限発揮する走りで、今、頂点へ。 持ち味を最大限発揮する走りで、今、頂点へ。

ご自身の強みは、
どのようなところでしょうか。

私は400mを走るランナーの中ではスピード型で、バトンを受けてからの最初の200mまでの速さが武器です。しかし、リレーのアンカーを務める際など、戦略によってはレース展開を読み、後半のラスト100mでタイミングを見極め、ベストなところでスパートをかけることもあります。レースによって、その場で瞬時の判断と柔軟な対応をとることが重要です。

大会への意気込みを教えてください。

第一の目標は、予選を勝ち上がって決勝の舞台に立つこと。そして、メダルをかけて争いたいです。チームとしても、一人の選手としても、世界を相手にどこまで通用するのかを確かめてみたいと思っています。五輪という特別な大会を大学生のうちに経験できるのは、とても幸運なことです。この貴重な機会を、これからのレースに、そしてアスリート人生に、生かしていきます。

PROFILE

鈴木 碧斗 / SUZUKI AOTO

【出身地】
埼玉県

【所属】
東洋大学 法学部企業法学科 2年

記事の内容は取材当時(2021年7月)のものです。

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