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第20回「現代学生百人一首」入選作品

入選おめでとうございます!!

応募総数60,759首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の5校に決定いたしました。

  • 青森県 県立むつ工業高等学校
  • 埼玉県 県立松山女子高等学校
  • 千葉県 県立津田沼高等学校
  • 神奈川県 藤嶺学園藤沢中学校
  • 長崎県 県立長崎工業高等学校
「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

一番の落ちつく場所はトイレだと安らぐ父を待つこと十分

北海道 北星学園女子中学校 3年
神戸 優里子

グラスの中我を閉じこめソーダ水泡がはじけて真夏がおわる

青森県 六ヶ所村立千歳中学校 2年
佐藤 冴香

父親があけられなかったキツイふた自分があけて父をこえた日

青森県 県立八戸水産高等学校 2年
上村 弘志

ほろ酔いの父から昔話聞く三回目でもうなずいて聞く

青森県 県立八戸西高等学校 3年
三上 倫央

実習で使われる度に汚れる手仕事人の手に近づいていく私

青森県 県立むつ工業高等学校 2年
柳田 未来

スコア書きふと手を止めるさあ君よ命の限りスイングをせよ

岩手県 県立大船渡高等学校 3年
新沼 希望

ビー玉を光に通して見たような七月の空を掴んでみる

岩手県 県立水沢高等学校 2年
宍戸 彩

ばあちゃんが着ていたパジャマ手にとって毛玉の数ほど思い出あった

岩手県 県立山田高等学校 3年
阿部 さくら

耳たぶまで不安に浸かった君たちの救世主となれ俺のギター

秋田県 県立秋田高等学校 1年
田村 一茂

好きだったその気持ちだけで十分と我に思わす六月の青空(そら)

秋田県 県立秋田高等学校 2年
佐々木 愛

さわやかに学生らしく切ってこい短髪すればさわやかですか

山形県 県立酒田工業高等学校 2年
齋藤  麗

負けたくないそんな気持ちが今の力きめてみせるぜ一本背負い

山形県 県立酒田工業高等学校 2年
関原 和人

戦争の終わりの証は何ですかイラクの瓦礫に立つ子どもたち

茨城県 県立下館第一高等学校 2年
坂入 一生

義務教育あと一年で終わりって僕は大人かまだ子供なのか

埼玉県 入間市立藤沢中学校 2年
北田 尚也

ピアニッシモクレッシェンドにフォルティッシモ部活で終わった中2の夏

埼玉県 川口市立芝東中学校 2年
浅見 真央

見上げればダイヤのように光る星一つが消えた愛犬の星だ

埼玉県 騎西町立騎西中学校 1年
田嶋 雅之

「俺はシベリアまで行った」寒い夜には祖父の十八番の英雄譚聞く

埼玉県 県立伊奈学園総合高等学校 3年
鈴木 理美

“乗れるぞ!”と駐輪場のおじさんに応援される七時二十六分

埼玉県 県立川越女子高等学校 3年
青木 彩夏

青空に伸びる向日葵うつむいて太陽でなく私見つめる

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 1年
淺見 貴代

この夏にコントラバスと友達になった印の指先のマメ

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 1年
田嶋 小夜子

あと少し諦めずにふんばれと私に諭す今朝の納豆

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 2年
岡田 友梨子

骨壷に入りきらない大腿骨これが祖母の生きた証か

埼玉県 県立熊谷女子高等学校 2年
竹田 千尋

搾乳でしっぽのビンタ飛んできたやったあたった牛は喜ぶ

埼玉県 県立熊谷農業高等学校 1年
高山 世絵梨

1ピース足りないパズルみたいだなポカンとぬけた自分の心

埼玉県 県立坂戸西高等学校 2年
斉田 一平

こんなにも夢って重いものなのか十七の冬心が重い

埼玉県 県立坂戸西高等学校 2年
吉野 聡子

夢を追う君の姿が輝いてかかとつぶしたくつはき直す

埼玉県 県立杉戸農業高等学校 2年
西村 沙織

ふと気づくあなたの言った一言が私の穴を埋めていたんだ

埼玉県 県立草加高等学校 2年
近藤 あかね

家族だよばあちゃんずっと家族だよ「誰?」と言われても変わらぬ絆

埼玉県 県立松山女子高等学校 3年
栗田 悠希

ランドセル背負って歩く小学生重たく揺れる防犯ブザー

埼玉県 県立松山女子高等学校 3年
柴原  薫

三年間働きぬいたマイグラブ今はゆっくり休んでくれよ

埼玉県 さいたま市立大宮北高等学校 3年
石黒 朗祐

履修漏れ関係ないと思ったら校門付近にマスコミの人

埼玉県 西武学園文理高等学校 2年
宍戸 諒英

背伸びしてやっと届いたハッサクの夏の香が忘れられない

千葉県 県立安房南高等学校 3年
戸波  優

教育の本来の姿いまどこへイジメ未履修途方に暮れる

千葉県 県立市川西高等学校 3年
渡辺 康生

なんてこと私の中で遭難中誰かあたしを見つけて下さい

千葉県 県立市川東高等学校 3年
江原 千明

よそゆきの私を纏って面接し爪の先から剥がれる感触

千葉県 県立津田沼高等学校 3年
佐藤 綾香

「俺たちは長い歴史の先端だ」掘ってやろうじゃん歴史のトンネル

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 2年
大井 春花

声、仕草、手、髪、笑顔全部好きちょっと出ている前歯でさえも

千葉県 芝浦工業大学柏高等学校 2年
武田 侑梨子

くるくると回るロクロと二者面談土の進路は私で決まる

千葉県 東京学館船橋高等学校 2年
横尾 歩子

パソコンで電子の海に組み込んだホームページは僕だけの船

千葉県 東京学館船橋高等学校 3年
山崎 佳士

人間って皆個性を主張してなんだか似てる色えんぴつに

東京都 足立区立第九中学校 3年
村尾 幸帆

生まれても名前もらえず死んでゆくニジェールの子ら知りしこの夏

東京都 板橋区立桜川中学校 2年
関口 知世

くつひもはゆるんでなんかないけれどなんとなくまた結ぶ試合前

東京都 暁星中学校 3年
小山 隆之介

おばあちゃんテレビ見るのはいいけどさアナウンサーと喋るのやめなよ

東京都 淑徳巣鴨中学校 2年
森下 祥子

電車内イヤホンはずせば別世界車輪のワルツが車内に響く

東京都 淑徳中学校 3年
川村 梨佳

欠席でぽっかり空いたその机意外に大きなあんたの存在

東京都 淑徳中学校 3年
田中 里沙

犯人の動機は「むしゃくしゃしていた」でそんな事件にむしゃくしゃしている

東京都 頌栄女子学院中学校 3年
西山 里緒

ユキワリソウニッコウキスゲシモツケソウリフトの足下色彩の山

東京都 東京学芸大学附属大泉中学校 2年
白畑 春来

陽の下でバトンを手にし位置につくふと涼風に時間が止まる

東京都 明星中学校 2年
關口 泰典

噛んだガム見つめて想う似ているな僕の青春もう味がない

東京都 足立学園高等学校 3年
湯本 和憲

降り立ちて遠くを見れば夕焼けに消えてくバスの孤独な陽炎

東京都 光塩女子学院高等科 2年
荒井  恵

人間は必ず嘘をつくらしい釣りの後と選挙の前に

東京都 都立府中工業高等学校 2年
三田 隼人

羽化といふその瞬間の危ふさに力漲る蝶の前足

東京都 東洋大学 3年
花俣 明子

バスに乗る「子供ですか」と聞かれると中学生と胸を張る朝

神奈川県 神奈川大学附属中学校 1年
名越 太一

弓道場かたずのむなか放たれた矢は静寂を歓声に変えた

神奈川県 慶應義塾普通部 2年
藤永 祐樹

違和感を両足が少し訴えるうわばき小さい夏休み明け

神奈川県 慶應義塾普通部 3年
菊谷 光

つり針につかまった魚これまでと自らバケツへ飛び込んでいく

神奈川県 藤嶺学園藤沢中学校 1年
上遠野 浩之

駐輪場あじさいの横は空いているそこは私の特等席だ

神奈川県 横浜共立学園中学校 1年
田中 優実子

日常のあらゆる事に悲観的僕の名前はミスターネガティブ

神奈川県 神奈川大学附属高等学校 2年
田中 雄大

あるんです賞味期限が絶対にだってこの恋くさってしまった

神奈川県 県立松陽高等学校 3年
中島 千明

刈りどきのキラキラ光るお米たち成長してもいまだ新米

神奈川県 横浜清風高等学校 1年
舩木 信太郎

「このままじゃあんたニートになるしかない」母の辞書に「冗談」は無い。

新潟県 東京学館新潟高等学校 1年
大日方 駿介

いつの日か役立つときが来るのかとため息ひとつ四段活用

富山県 県立南砺総合高等学校福光高等学校 1年
中田 大志

笑み浮かべ稲刈眺む介護5の祖父暖かき陽の中にをり

長野県 長野県松本深志高等学校 2年
穂苅 裕毅

夏の夜スイカ片手に花火するそんな風景サザエさんだけ

岐阜県 県立岐阜北高等学校 1年
加藤 優

お母さん最近いつも怒ってる朝のバナナがくさりかけてる

岐阜県 県立岐阜北高等学校 1年
田中 花美

牛小屋に並ぶ横顔牛の顔よく食いよく寝ていい乳出して

岐阜県 県立岐阜農林高等学校 3年
太田 浩徳

水っぽい味の薄れた西瓜食べ十八の夏はかなく終る

静岡県 県立稲取高等学校 3年
加藤 志帆

未来への白地図広げ何描く君の心にわたしはいるのか

静岡県 県立御殿場南高等学校 1年
田代 絵里花

太陽の下で草木に水をやる祖母の手元から虹が生まれる

静岡県 県立御殿場南高等学校 1年
田代 和可奈

夏までは一緒に過ごした級友の突然の死に枯れたひまわり

静岡県 県立御殿場南高等学校 1年
増田 章夫

碧(あお)い空いつになったら見えるのか心に刻む僕の青空

愛知県 県立岡崎盲学校 1年
加藤 政明

元気でね祖父が手にぎりさよならしてた命の光感じたのにな

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 3年
山本 早也花

ウソをつき友達一人喜ばすそれでも心が痛いと叫ぶ

京都府 南京都高等学校 3年
酒井 大貴

宅急便、今年も届いた黒豆はばあちゃん元気と秋の味する

大阪府 清風中学校 1年
園村 匠平

祭晴れ家族総出で稲刈りだ働きものは無口な機械

大阪府 清風中学校 1年
塚本 雅也

この人も毎日疲れているのかなもたれる頭に肩貸す車中

大阪府 大阪市立南高等学校 1年
岸川 優里

桜降る天衣無縫の光降る黒い自分の外にあるもの

大阪府 大阪市立盲学校 1年
中村 優子

カーテンコール頭を下げるその時に涙が舞台の木目を曲げた

大阪府 大阪信愛女学院高等学校 2年
中尾 紗里那

百均で買ったサボテン気が付けば祖母の保護下でスクスク育つ

大阪府 清風高等学校 2年
植田 大地

ヒトという愚かなグルメが究極の美食地球をたいらげちまう

大阪府 清風高等学校 3年
稲吉 真司

冥王星太陽系から外される小さくたって光ってるのに

大阪府 清風高等学校 3年
久延 周平

仕事場で笑顔絶やさず介護する母の姿が私の自慢

大阪府 府立芦間高等学校 3年
平井 静香

甲子園再戦となった決勝戦一人で投げぬくハンカチ王子

大阪府 府立東百舌鳥高等学校 2年
森 豊一郎

サプリ派の私の横で父は飲む洗礼のように朝の黒酢を

岡山県 岡山市立京山中学校 2年
杉山 美加

私には人を助けたい夢がある役に立つ『手』になれるだろうか

岡山県 県立岡山南高等学校 3年
長見 綾花

でかいけどいつも頭にかぶってる「じい」にもらった麦わら帽子

岡山県 県立倉敷青陵高等学校 1年
酒井 優介

大きな木はいっぱい夏を抱えてる幹の樹液と蝉の抜けがら

岡山県 県立倉敷青陵高等学校 1年
前田 咲希

降水率0%といったのに君という名の夕立が来た。

岡山県 国立津山工業高等専門学校 2年
林田 啓夢

合気道袴を取れば夏の風この開放感がたまらなく好き

岡山県 就実短期大学 1年
難波 織枝

バチバチと音をかなでる溶接機鉄と電気のコラボレーション

山口県 県立宇部工業高等学校 2年
藤津 健央

旋盤の職人目指し練習中上手くなるほど遠く感じる

愛媛県 県立東予高等学校 2年
河淵 智輝

放課後に友と未来を語り合う防音壁の放送室で

高知県 土佐女子高等学校 2年
杉本 沙紀

夕焼けに寄せては返す波の旅静かに夜と手を繋ぎつつ

福岡県 県立小倉商業高等学校 2年
上田 新太郎

下描きに思いを込めて色ぬれば自分も秋の中に溶けこむ

長崎県 佐世保市立中里中学校 1年
本木 亮介

ギシギシと鉄の悲鳴聞きながらボルトに体重乗せつつ回す

長崎県 県立長崎工業高等学校 1年
井上 勝寛

たたくのは失礼だけど西瓜からおいしい返事いただく夏は

長崎県 県立長崎工業高等学校 3年
浦越 紗耶香

グラウンドは鏡の板だ全身を太陽の矢に射られて走る

長崎県 県立長崎工業高等学校 3年
大平 由依

なずなですぺんぺん草ですわたしです『わたしのすべてあなたにささげます』

大分県 岩田中学校 3年
福山 なずな

夏空にからからからと笑っては明日で白寿の白い歯光る

鹿児島県 県立屋久島高等学校 2年
山尾 海彦

Hiroshima Day 皆の痛みを解き放つように水面に揺れる灯篭

ブラッドフォード大学大学院 1年
田辺 麻美子

小学生の部

友だちと声を合わせて歌う日を思えばピアノの音もはずむよ

北海道 苫小牧市立北星小学校 4年
蓼沼 富貴子

もういいよたべごろだよとよんでいるほったらでたよむらさきのいも

千葉県 成田高等学校付属小学校 2年
重吉 彩乃

七りんでけむりもくもくさんまやく父のせなかに早くとねがう

千葉県 成田高等学校付属小学校 2年
水野 翔眞

すず虫がきれいなこえでよくなくねみんなで合唱わたしもいれて

千葉県 成田高等学校付属小学校 4年
師岡 由佳

夏やすみおじいちゃんとすし食べる久しぶりの回らないすし

千葉県 成田高等学校付属小学校 6年
小寺 亮介

夏が来た楽しくかつぐおみこしのがんばりのあかしかたの青アザ

東京都 葛飾区立二上小学校 6年
加藤 愛美

教室のかべのみなさん大丈夫?がびょうがたくさんささっているよ。

東京都 葛飾区立二上小学校 6年
鈴木 明穂

教室が静かな時は鉛筆の字を書く音がきんちょうさせる

東京都 葛飾区立二上小学校 6年
豊口 寛

日がしずむ時間が早くなってきた虫のなきごえ家までとどく

愛知県 東海市立加木屋小学校 5年
木原 正瑛

秋空にうでをのばしてかきまぜて大きなわたがし作ってみたいな

大阪府 茨木市立春日小学校 2年
小川 美紀

入選作品集を希望される方へ

第21回~23回の冊子は在庫がございます。
ご希望の方は希望冊数により下記の切手代をご負担いただきます。
住所・氏名・電話番号・希望冊数を明記し、切手を同封の上、下記の宛て先までお送りください。
※本年度(第24回)の小冊子は2月中の発行予定です。何とぞご了承ください。

(1冊 140円、2~3冊 240円、4~6冊 390円、7~12冊 580円)
〒112-8606
東洋大学広報課 「現代学生百人一首」冊子希望 係