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第3回「現代学生百人一首」入選作品

入選おめでとうございます!!

応募総数 10,660首の中から選ばれた入選作品をここに発表します。たくさんのご応募ありがとうございました。
なお、学校全体で「現代学生百人一首」に取り組まれ、多数の優れた応募作品がある学校に贈呈します「学校特別賞」は下記の3校に決定いたしました。

  • 山形県 県立ゆきわり養護学校
  • 兵庫県 県立香寺高等学校
  • 山口県 県立田部高等学校

「現代学生百人一首」へのご感想等は、東洋大学広報課 mlkoho@toyo.jpまでお寄せ下さい。
過去の「現代学生百人一首」入選作品については過去の入選作品をご覧ください。

入選作品(作品は都道府県別に北から並んでいます)

雨はあがりマーブル模様の白い雲私が歩くと動きはじめる

北海道 北海道札幌稲雲高等学校 1年
鎌田 理絵

アルバムを開いて小学一年の顔いっぱいの笑いに笑う

北海道 北海道札幌稲雲高等学校 1年
斉加 有希

村中が米の値下げで大騒ぎ減反の田にひまわり咲かす

青森県 県立三沢商業高等学校 1年
佐々木 香織

PK戦逆転負けの悲しみもやがて代わるさいい思い出に

岩手県 専修大学北上高等学校 2年
小松 哲也

四度目のチャンスでやっと踊れたね一夜の想い出「オクラホマ・ミキサー」

山形県 県立鶴岡南高等学校 1年
清和 泉

歩くのに必死になって紅葉を見る間もなかった歩行訓練

山形県 県立ゆきわり養護学校 3年
今野 康弘

たいくつな午後の授業は教科書の斎藤茂吉に髪の毛つける

福島県 県立石川高等学校 3年
草野 泰子

夕陽浴びきらりと光る雨しずくひっそりと咲く夕顔の花

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 3年
鈴木 宏征

駄菓子屋で三円足りぬと子供らは泣きじゃくりつつしぶしぶ帰る

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 2年
相川 勇

ようやくに雨の上がれる庭隅に茸出でおりひとかたまりに

茨城県 東洋大学附属牛久高等学校 2年
寺田 貴美代

剣道の試合が終わりシャワー浴びいつもの僕にゆっくり戻る

茨城県 茗渓学園中学校 2年
前川 龍明

早朝の山の静けさ鳴く鳥の声が聞こえる霧の中から

栃木県 県立足利西高等学校 3年
世取山 光子

がんばって漢字の練習した後(あと)はぼくの右手に銀河が広がる

栃木県 県立佐野高等学校 1年
山中 直樹

友だちにノートを貸すとき気にしてる余白に描いた私の世界

群馬県 県立太田東高等学校 3年
佐藤 陽子

たちのぼる墨の香りのここちよさ心をこめて王義之を書く

群馬県 県立太田東高等学校 2年
山根 由加

いつの日かナースキャップをかぶる日を夢見て今日もたえてがんばる

埼玉県 県立浦和東高等学校 1年
高山 洋子

朝起きて小鳥のさえずり耳にして今日もやるぞと背すじをのばす

埼玉県 県立越生高等学校 1年
井ヶ田 さとみ

演劇でメイクした後見た鏡いつもと違う私がいる

埼玉県 県立越生高等学校 1年
及川 由利子

一人暮らし始めた姉から長距離電話励ます声が逆になりけり

埼玉県 武蔵野音楽学園武蔵野高等学校 2年
高村 桃子

強くって大きい人と思ってたため息をつく父の背小さし

埼玉県 県立寄居高等学校 3年
山中 奈緒美

新しい平和が見えたヨーロッパやっと解けたよベルリンの壁

埼玉県 県立寄居高等学校 2年
木村 明美

母さんとケンカの度に意地を張るだけど一人で三つ編みできない

埼玉県 県立寄居高等学校 2年
野沢 明代

ザクザクと雪の山道歩く音似ているようでキャベツ切る音

埼玉県 県立和光高等学校 2年
斉藤 亮好

釣人の垂れる竿先秋の海曼珠沙華色の満月の夜

千葉県 県立大原高等学校 1年
宮内 陽子

来年の今も一緒にいたいねと同じ名を書く志望大学

千葉県 県立君津高等学校 3年
大木 敦子

いつまでも友達しようと手をとって君とくぐった最後の校門

千葉県 県立佐原女子高等学校 3年
小林 由美

車いすもらうためには二万個の空缶のふた集める私

千葉県 県立多古高等学校 3年
須郷 洋子

「ありがとう」一言いいたい十八年気づかなかった母の白髪

千葉県 県立多古高等学校 3年
平山 恵子

障子越し触れる柚(ゆず)の実まだ青く冬の足音かすかに聞こゆ

千葉県 県立多古高等学校 3年
山口 一紀

向きあいて無言の二人砂浜に線香花火ぽとりと落ちる

千葉県 県立成田北高等学校 3年
沢田 加代子

タンポポに失恋話してみても黄色頭はうなずくばかり

千葉県 県立成田北高等学校 1年
新田 俊広

漆黒の空に満月ひんやりと真冬の空気きんと張りつめ

千葉県 県立成田北高等学校 1年
矢吹 ゆかり

秋空をこがれるごとく伸びやかに庭に一輪亡母(はは)の薔薇咲く

東京都 鴎友学園女子高等学校 3年
佐藤 静香

後継がぬ決意くずれし高三の吾はようやく父を知りたる

東京都 暁星高等学校 3年
西嶋 頼親

悩んでたどんな顔してあえばいい?そんな私をOH!でかわした

東京都 京華商業高等学校 2年
鈴木 由美

ただいまと家につくなり冷蔵庫なにもないのにまたすぐ開ける

東京都 京北商業高等学校 2年
飯島 大輔

喫茶店あなたの前でミルフィーユ食べられるほどの自信が欲しい

東京都 桜丘女子高等学校 2年
高橋 佳代

病院のテレビに映る天安門くいいるように老婆が見ており

東京都 都立戸山高等学校 3年
木村 美月

坐禅にて心静めし秋の夜にかすかにひびく虫のささやき

東京都 板橋区立板橋第五中学校 3年
本多 美香里

雨あとの銀杏(ぎんなん)ひろう新しいブーツで落葉ふみしめながら

東京都 六ヶ所村立千歳中学校 1年
木村 美春

夏休み終わりて下宿へ戻りゆく母の手づくりの梅干し持ちて

東京都 東洋大学 2年
齋藤 英樹

炎天下ラストと叫ぶ名ノッカー落としてたまるか最後の一球

神奈川県 神奈川大学附属高等学校 1年
重富 浩二

うつむいてスニーカーのひも結んでるOH!シルエット青春ロマン

神奈川県 川崎市立川崎高等学校 1年
上本 道成

二人して並んで見上げた夏の空このまま丸ごと取っておきたい

神奈川県 光明学園相模原高等学校 2年
大竹 佳世子

ユニセフの募金に立ちたる中学の後輩の箱に照れつつ十円

神奈川県 光明学園相模原高等学校 1年
了戒 明子

登るんだ自分の夢をかついでね人生と言う螺旋階段

山梨県 日本航空高等学校 1年
羽石 信隆

一瞬に弓放ちけり青春の寒(かん)の夕陽を浴びて輝やく

長野県 諏訪実業高等学校 3年
牛山 紀子

こがらしにペダル踏む足ぐんぐんとライトは闇の湖(うみ)照らしゆく

長野県 諏訪実業高等学校 3年
小島 陽子

めがみえずなにもできないそれはうそなんでもできるこころでみえる〔点字〕

新潟県 県立上越養護学校高等部 2年
杉本 直史

青春の汗と涙のユニフォームきれいにたたみ後輩の手に

新潟県 県立新潟江南高等学校 3年
神林 由紀

無彩色の君の帽子をかぶりおり君といること確かめてみる

新潟県 県立六日町女子高等学校 3年
堀 奈津子

どうしても行きたくないと言った祖母泣いて別れた老人ホーム

新潟県 県立六日町女子高等学校 2年
神南 祐子

手と手でも話ができる君と僕広がる世界心を伝える

富山県 県立富山ろう学校専攻科 1年
湯野 秀樹

稲実るつとめ果たして立つ案山子その指先につと赤とんぼ

石川県 金沢女子大学附属高等学校 1年
桑名 幸枝

梅雨明けを宣言しているキャスターはエスニック調のフレアスカート

石川県 金沢女子大学附属高等学校 1年
吉森 まさ江

我に怒る母のけわしい顔のうらにやさしさがあるとわかるこの頃

岐阜県 県立岩村高等学校 3年
近藤 純子

病床に横たわる祖母が気がかりでそっと手合わす湯けむりの中

岐阜県 県立岩村高等学校 2年
曽我 市太郎

畝(うね)わたる朝風芋の葉を揺らすひかり含んで露まろびおり

岐阜県 大垣日本大学高等学校 2年
坪井 雅英

トラックとフィールドに這うわが青春コンマ一秒縮めるために

岐阜県 大垣日本大学高等学校 2年
牧野 定則

夕立はやみて川面の風涼し鵜舟のかがり揺れて近づく

岐阜県 大垣日本大学高等学校 2年
三浦 美志

嬉しさと寂しさまじりに見た雪虫卒業近きをしみじみ思う

岐阜県 県立船津高等学校 3年
細川 陽子

幼い日おぶってくれた祖父を今私が抱く小さな遺骨

愛知県 光ヶ丘女子高等学校 3年
平田 理佳

冬景色青く遠くに腰すえて空にとけこむ鈴鹿山脈

三重県 セントヨゼフ女子学園高等学校 1年
齋藤 利香

手づくりのクッキーの味いかならん亡き祖父の墓前に静かに語る

三重県 セントヨゼフ女子学園高等学校 1年
見取 里華

記憶にないその一言ですべてみな終わってしまう悲しき政治

滋賀県 長浜市立西中学校 2年
田中 真人

あの人を好きになるのはここまでと心にライン引けたらいいのに

京都府 京都成安女子高等学校 2年
中嶋 一惠

なんとなく声ききたさに電話する連絡網を口実にして

京都府 同志社女子高等学校 3年
堀 愛恵

三輪山の見える庭さきそうめんののれんいくつも風になびいて

京都府 南京都高等学校 1年
大谷 賢二

夜おそくこつこつ響く靴の音勤め終わりて父帰りくる

京都府 南京都高等学校 1年
福田 光守

真夜中の君にとどけとこの想いロケット花火を打ち上げながら

大阪府 樟蔭高等学校 3年
永田 尚子

風邪ひけば手袋マフラーつけるけどミニスカートの丈は伸ばさず

大阪府 樟蔭高等学校 1年
上村 礼子

目を閉じてあなたの歌声聞いてると心がすぐに暖かくなる

兵庫県 県立加古川北高等学校 1年
高島 みどり

寝こんでる彼のもとへ飛んで行き作ってあげたいかき玉うどん

兵庫県 県立神戸甲北高等学校 3年
棗 稚香子

なべの中にんじんごぼう里芋といつもあたたかおふくろの味

兵庫県 県立香寺高等学校 1年
大上 賀恵

シャボン玉私のこころ映しだし彼のこころへ運んでおくれ

兵庫県 県立西脇高等学校 1年
長井 のり子

行楽の心身はずむ街道のしゃくなげ色にそまる山はだ

兵庫県 県立西脇高等学校 1年
松井 大輔

満月の月夜にキーンと鳴くきつね寂しい夜はここまでおいで

兵庫県 県立北条高等学校 3年
黒田 恵子

百円のノートを買いに行ったのに払ったお金は百三円だ

兵庫県 県立北条高等学校 1年
村田 千知

戦いに破れて思わず男泣き次こそ勝つぞと拳を握る

兵庫県 県立吉川高等学校 2年
栗山 裕一

夕暮れに光って見えたうちの山かあちゃん作った金色みかん

和歌山県 県立星林高等学校 2年
西山 恵子

バイバイと言った後から長々と話し続ける校門の前

島根県 県立益田高等学校 2年
大畑 咲智恵

おはようのそのひとことが聞きたくて今日も早起き一人君待つ

島根県 出雲市立旭丘中学校 3年
上田 雪江

矢を放ち的破の音が聞こえると同志のかけ声また止められぬ

岡山県 県立井原高等学校 1年
片山 憲一

吾の背に「何を書いた?」と問う君は子供のままの二十歳(はたち)なりけり

岡山県 県立岡山操山高等学校通信制 2年
江田 和義

単語帳おぼえられずに持ち歩き空の雲までアルファベットか

岡山県 県立津山東高等学校 1年
平山 知美

ていねいに詰め合わされた弁当に今朝逆(さから)いし母を思えり

岡山県 県立備前東高等学校 2年
光友 芳香

二人とも傷つくことに臆病でうまくなってた優しさごっこ

広島県 県立久井高等学校 3年
西川 博美

墨をすり心なだめて筆をとり“執念”と書く今のこの時期

広島県 県立大門高等学校 3年
重永 小百合

雨の日に彼を待ちぶせ駅前で花柄の傘くるくるまわす

山口県 県立田部高等学校 2年
河原 由紀江

朝起きて親にあいさつしてみるといつもと違う一日になる

山口県 県立田部高等学校 2年
剣持 幸枝

ユーミンの「守ってあげたい」聞きながらふわふわモヘアのセーターを編む

山口県 県立田部高等学校 2年
宮崎 由美

僕達の子供のために守らねばオゾンの層と緑の森林

徳島県 県立池田高等学校 1年
木下 陽成

休みの日午後から一人でなべ持ってクッキングしてエンジョイする

福岡県 県立浮羽工業高等学校 1年
権藤 博道

あこがれの先生の横通るたび昔の君の香りがしてる

福岡県 県立須恵高等学校 3年
安部 裕子

封をした父への手紙そのままに机の上で一週間過ぐ

熊本県 県立熊本北高等学校 3年
原田 峰子

冬来れば駅伝シーズン目をつぶればたすきを渡すあの人がいる

宮崎県 県立小林高等学校 2年
奥 真奈美

誕生日あなたの好きなかすみ草一束持ってあなたのもとへ

宮崎県 県立都城商業高等学校 1年
永田 真穂

どこまでも瑠璃色の海続いている二人の愛も波路のように

宮崎県 県立都城商業高等学校 1年
満窪 くみ子

うれしいなあなたと踊るフォークダンスあと何人と数える私

鹿児島県 末吉町立末吉中学校 3年
隈元 明美

伸び悩む成績などと裏腹に先へ先へと夢追う心

沖縄県 県立那覇高等学校 3年
宮城 吉子

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