Social Cooperation ユニファイドスクール
ユニファイドスクールパートナーシップ協定
国内初!ユニファイドスクール パートナーシップ協定をスペシャルオリンピックス日本およびスペシャルオリンピックス日本・東京と締結!
意義
スポーツを通じて、知的障害のある人もない人もお互いの理解を深めその結果として、社会的インクルージョンを促進し、共生社会の実現を目指す。
スペシャルオリンピックス日本が取り組むこと
- SO日本の職員による学部の学生、教師、職員への知的障害のある人及びSOに関する講義の機会の提供。
ゼミや講義において、あらゆる学生、教師、職員が知的障害の人への理解を深める機会を設けるために年に1回、SO日本職員による講義を行う。 - 下記1を実施するためのリソースの提供および人的サポートを行う。
大学が取り組むこと
- 学生のリーダーシップを強化するために学内・学外にてSO活動を幅広く実践する機会の提供。
学生が主体性をもち、大学祭や地域の障害者向けのイベントで、ブースを出展し、ヤングアスリートデモンストレーションやSOボッチャ体験等の企画・運営に携わる。 - 学生、教師、職員へ広く知的障害のある人へのアクセスを提供するために、学内・学外におけるSO活動に参加する機会を提供すること。
SON・東京のスポーツプログラムへ大学の施設・備品を提供し、大学でプログラムを実施する。
SO日本及び地区組織が主催・運営する大会やイベントへのボランティア参加の案内をする。
共通して取り組むこと
- ウェブや広報誌を活用した広報活動
お互いのホームページにコンポジットロゴを掲載する。
SO日本のニュースレターや大学の学内紙で協働して取り組んでいる活動の紹介共通して取り組むこと。
ユニファイドスクールとは?
概要
ユニファイドスクールとはスペシャルオリンピックス(以下、SO)が高校や大学と連携し、ユニファイドスポーツ®の機会を学生に提供することで、将来の社会活動を担う学生に障害のある人と触れ合い、スポーツを通じてお互いの理解を深めること、またその結果として、社会的インクルージョンを促進させることを目的として立ち上げた制度です。
目的
- スポーツを通じて社会的インクルージョンを促進させること。
- インクルージョンに必要な社会的基盤を整えること。
- あらゆる学生の身体的健康や社会的、精神的発達を支援・強化すること。
- 将来の政策を担う人物や教育者、ビジネスリーダーになる若者に知的障害のある人と接する機会を増やし、知的障害のある人への理解がある人物を社会へ送り出すこと。
- 高校・大学・社会と所属が変わってもSO活動ができる機会を設けるようにすること。
認定条件
学校がユニファイドスポーツ®の機会を学生に提供していること
SO日本が提供できるユニファイドスクールのツール
ユニファイドスクールとして活動するために、SO日本には下記のリソースがあります。
ユニファイドスポーツ®を軸にユースリーダーとしてユニファイドイベントの参加・企画をしたり、ユニファイド形式で行う健康プログラムに参加することで学生のリーダーシップを育てることができます。
東洋大学とSO日本の関わり
社会学部 志村健一教授が、国内でSO活動が始まったときからボランティアとして関わっていたことをきっかけに、東洋大学とSO日本では協働し、以下のような活動を行ってきました。
- 2011年 東日本大震災被災地復興キャラバン
- 2014年 SO日本主催 ランニングイベント「エールラン」へのボランティア協力
SON・東京 ユニファイドスポーツ®バスケットボールプログラムへのパートナー参加 - 2015年 SO夏季世界大会・LA選手団合宿(会場借用)
ユニファイドスポーツ®の紹介映像並びにパンフレットの作成(下図参照) - 2016年 SO日本が主催する柔道プログラム国際交流会の懇親会を企画・運営。
(東洋大学フィールド体験学習(インターンシップ)の一環)
SO活動に参加することによる学生への教育効果
- パートナーシップを育む:目的を同じくする関係者の間で敬意を持ちあう関係を築く
- 活動の主動となる:その組織の持つミッションを各々個人の課題として意識し主動する
- 価値を認める:それぞれの貢献は大小にかかわらずその価値を認める
- 責任を負う:自分の行動により生じた結果の責任を負う
→学生一人一人のリーダシップを育てることで、社会的インクルージョンの実現の推進力に繋がる。