卒業生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。ご健勝でご活躍のことと推察申しあげます。
皆様の母校・・・東洋大学附属牛久高等学校・・・は今年で創立45周年を迎えました。卒業生の数も2万名を越え、名実ともに重厚さを増し、茨城県私学の雄として文武両面にわたって存在感を発揮しております。「地域に愛され、期待され、信頼される学校」に成長してまいりました。これも偏に卒業生の皆様の母校に対するご支援の賜と心から御礼と感謝を申しあげます。
皆様の母校は今、在籍数が1800名を越えております。規模の大きさに関係なく我々教職員は一丸となって生徒1人1人に目を向け、温かくしかも厳しく教育活動を行なっています。お預かりした子どもたちに1人の落ちこぼれも出さないように生徒たちのガンバリを支援するという姿勢で母校を守って行きたいと思います。生徒たちも我々の期待に応えてくれていますのでご安心ください。
母校は学祖井上円了の「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の精神の下、豊な人間性を培うことはもちろんですが「自ら考え判断し実践できる人間の育成」さらに「社会性を身につけたバランスのとれた人間の育成」を目指し教育活動を続けています。
その結果、進路においては大学短大への進学者数が在籍数の80パーセントを越え、そのうち東洋大学への附属推薦は約50パーセントと附属高校のメリットを生かしております。また、国公立大学への合格も10名を越え、その他の私立大学ではのべ500名を越える合格者を出すという堂々たる進学校に成長しました。
また、数多くの部活動が関東大会に出場し好成績を残しております。平成20年のインターハイでは、相撲部が団体戦優勝という輝かしい実績を残してくれました。まさに文武不岐の実践を誇っております。卒業生の皆様に今後とも熱きまなざしを母校に注いでいただきますようお願い申し上げます。