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大使リレー講義「ハンガリー」(2014年)

English (TOYO Global RDS)

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2014年12月3日(水)、「2014年度国際地域学部大使リレー」の第2回講義が開催されました。ハンガリー特命全権大使セルダヘイ・イシュトヴァーン閣下が講義に出席できなくなったため、代わりに三等書記官ヴィンツェ・ジュジャ氏がご来校くださり、多くの学生を前に興味深い話をして下さいました。

 

大使リレー講義(ハンガリー)

ヴィンツェ・ジュジャ氏はハンガリー大使館で政治と領事問題を担当されています。かつてはブダペストの大学で教員を務めておられ、またトーゴ共和国、エルサルバドル共和国、グルジア、グアテマラ共和国、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国でEU選挙監視委員も経験されています。そうした豊富な経験から、素晴らしい講義をして下さいました。

講義はまずハンガリーという国についての紹介から始まりました。ハンガリーの国土は日本の約4分の1の面積で、人口は約1千万人です。そして日本と同様に人口減少問題を抱えています。ヴィンツェ・ジュジャ氏は首都ブダペストの美しさに触れ、市街地と国会議事堂の素晴らしい夜景を見せて下さいました。

その後、専門分野である外交についてお話されました。島国である日本とは対照的に、ハンガリーは複数の国と隣接しています。7つの隣国と協調関係を築くのは簡単ではありませんが、現在は良好な関係を保っているそうです。

ヴィンツェ・ジュジャ氏そしてOECD、WTO、NATO やEUでのハンガリーの政治的な関わりについても話を聞かせて下さいました。ハンガリーの経済は輸出、貿易、海外投資に依存している面があります。また産業、農業、雇用、公債などについて触れられました。

それから、20世紀冷戦時代の歴史とハンガリーの台頭に話が遡りました。1989年、多くの東ドイツ人市民はビザなしにハンガリー、オーストリア経由で西ドイツへ移動を始めました。その結果、2ヶ月後にベルリンの壁崩壊という歴史的な事件が起こったのです。
続いて冷戦終了後の外交政策と21世紀に入ってからのNATOやEUへの加盟の経緯について詳細が語られました。

講義の後半は今日の外交政策について、特に日本との関わりを中心に話をしてくださいました。そして最後には、日本で見つけられるハンガリー製のものやハンガリーへの留学の紹介をして下さり、学生もよりハンガリーが身近に感じられたようでした。

講義内容は広範囲に及び、聴講学生からは多くの質問が寄せられ、大変有意義な講義となりました。

大使リレー講義(ハンガリー)

ロバート・ヒューズ(国際地域学部国際地域学科 准教授)

 

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