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大使リレー講義「ジブチ共和国」(2016年)

English (TOYO Global RDS)

大使リレー講義「ジブチ共和国」(2016年)

(国際地域学部大使リレー講義・東洋グローバルリーダープログラム)

2016年12月2日(金)、「2016年度国際地域学部大使リレー」の第2回講義を開催しました。今回、貴重なお話をお聞かせくださったのは、駐日ジブチ共和国大使館の特命全権大使であるアホメド・アライタ・アリ閣下(H.E. Mr Ahmed Araita Ali)です。当日は、本学学生や教職員約180名が大使をお迎えしました。

大使は、スライドと動画を利用されて大変わかりやすい講義をしてくださいました。ジブチの概要に始まり、ジブチの経済の主軸が海運業であること、またジブチが紅海とアデン湾の海上の安全を確保する努力をしていることを教えていただきました。
一時期ソマリア沖で海賊問題が多発しましたが、日本の自衛隊はジブチに拠点を置いており、現在もジブチや日本は他の国々とともに、紅海やアデン湾の海上の警護にあたっているそうです。“Where there is no peace, there is no development."(平和のないところに発展はない)という大使の言葉が印象的でした。

マグロなどの魚の水揚げもジブチでされており、日本の寿司チェーン店「すしざんまい」の社長は度々ジブチを訪れ、ジブチと漁業分野の合意を交わしているそうです。日本からの訪問団には、大使みずから何度か同行されたそうです。

大使リレー講義また、ジブチはアフリカの大地溝帯に位置するため、非常に特異な観光資源を有していることをお話しいただきました。たとえば、アッサル湖という塩湖は標高マイナス153メートルにあり、一般観光客だけではなく科学的な関心をもつ人々の訪問先にもなっているそうです。

ジブチは暑いというイメージを持たれていますが、北部には標高1000メートルを超す山脈も存在し、多様性に富んだ自然があります。さらに、ジブチの文化についても講義中ご紹介いただきました。

大使からの講義の後、学生から活発な質問が寄せられました。中には、ジブチの公用語であるアラビア語やフランス語で挨拶をしてから質問をする学生もいました。時間内に収まらないほど積極的で多様な質問が出たことに、大使も好印象を持たれたようです。

受講した学生からは、次のような感想が寄せられました。

「ジブチ大使のスピーチを聞けるというまたとない機会に参加できたことを幸運に思います。ジブチは日本と海に関する事業で多くの繋がりがあり、特に『すしざんまい』という身近なところを通じてジブチと日本が繋がっているのが印象的でした」

「ジブチについては、以前は名前しか知りませんでしたが、とても美しい国だと思いました。是非いつかジブチに行ってみたいです」

「このような機会でなければ、学生は大使閣下のお話を聞くことはないと思うので、素晴らしい機会であったと思います。ジブチについて、日本語文献が少なく、あまり知識がありませんでしたが、アフリカのみならず、世界の貿易で要となる国であることを知り驚きました。こんなに小さな国なのに、必要とされる国であり、日本の自衛隊も派遣されているとは知りませんでした。今回のお話でもっと知りたい、学びたいという気持ちが湧いてきました」

アリ閣下に置かれましては、貴重なお時間を割いて講義をしてくださったことに感謝するばかりです。

大使リレー講義

 

(東洋大学国際地域学部教授 杉田 映理)

 


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