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男女共学100年を記念して「東洋大学社会貢献センターシンポジウム」を開催

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男女共学100年を記念して「東洋大学社会貢献センターシンポジウム」を開催

2015(平成27)年11月8日、東洋大学社会貢献センターシンポジウム「東洋大学 男女共学教育100年の成果 —私立大学での日本初の女子教育を卒業生たちと検証するー」を開催しました。

1916(大正5)年に、本学が日本の私立大学として初めて女子の入学を許可してから2016年で男女共学教育100周年を迎えます。その記念プロジェクトのキックオフとなるシンポジウムは、2015年度ホームカミングデーとの共催となりました。第一部は社会貢献センター所長の森田明美教授、前センター所長で現・文学部長の矢口悦子教授がコーディネーターを務め、本学の卒業生5名をパネリストに招いて125記念ホールにて行われました。

全体

パネリストまず、矢口教授が「大正期東洋大学で学んだ女性たち」の発表を行いました。100年前、日本の私立大学で初めて、女子学生として東洋大学に入学し、1920年に首席で卒業した栗山津禰(くりやまつね)氏をはじめ、1924年卒業の野溝七生子氏、1925年卒業の瀬川清子氏、花崎貞氏といった、大正時代に本学で学び、幅広い分野で活躍した4名を紹介。

資料:大正期東洋大学で学んだ女性たち [PDFファイル/1.65MB]

「“女性が学問をすることが珍しい時代の中、女性であることで差別を受けることなく平和に学問ができた”と記録されていることに不思議であると感じたが、当時の本学女子学生たちはリベラルな先生方に囲まれながら存分に学ぶことにより、自分の生き方の軸を作ることができたことが、さまざまな記録からわかる」とし、女子教育の道を切り開いた先輩たちの逸話を、同じ女性として情感豊かに解説しました。

続いて、森田教授が進行役となり、パネリストにさまざまな業界で活躍中の卒業生5名を迎えてディスカッションを行いました。東洋大学の今後、そして女子教育に期待することとして、パネリストの皆様は以下のようにコメントされました。


・1979年卒業、社会福祉法人芳香会の理事長を務める宇留野光子氏。
「専門の狭さだけでは生きていけない時代になってきていると感じている。総合大学の特性を活かし、他学部との交流が必要だと思う。」

・1960年代に助産師として働きながら第二部や大学院で学んだ後、長く東洋大学で教鞭をとり、今も短期大学の教授として活躍する天野マキ東洋大学名誉教授。
「東洋大学における女性の活躍がうれしい。今後の男女共学教育に期待している。」

・1981年卒業、中央区立有馬小学校で初の女性校長として活躍する清水晶子氏。
「女性にはターニングポイントがたくさんあり、人により勝負をかける時期が違うと思う。在学の4年間だけでなく、さまざまな女性の働き方のモデルを学生たちが知る必要性を考えている。」

・1998年卒業、愛和電子株式会社の代表取締役である図子田早身氏。
「私はせっかく東洋大学に通っていたのに哲学について学ぶ機会があまりなかったが、経営者として働く今、哲学の大切さを実感している。学部に限らず哲学教育を身近に感じられるようになるといい。」

・2015年卒業、留学体験を生かしてインターナショナルなモード誌編集部で活躍している塚本咲子氏。
「社会人になった今、学生時代にもっといろいろな大人に会っておけば良かったと思う。学生という立場だからこそ知り合える人たちがいるので出会いを大切にして、いろいろな大人と話をしておくといいと思う。」


さらに、年代も活躍する場所も異なる5名が、自身のルーツである東洋大学で学んだことや、男女平等社会実現に向けた取り組みについての考えをスピーチ。先輩たちの多彩な話に、聴講している在学生たちも真剣な面持ちで耳を傾けていました。

今回参加したパネリスト5名のスピーチからは、在学時のみならず卒業後も続く「学び」に対する強い意志が感じられました。学問を志す人を受け入れてきた東洋大学らしさ、大学での学びのあるべき姿、多くの先輩たちによって切り開かれた女子教育について、改めて考える機会となりました。

パネリストパネリストパネリスト

第二部の座談会は会場を8号館地下食堂に移し、和やかな雰囲気の中、卒業生である京都女子大学講師の遠藤清江氏にもコーディネーターとしてご協力いただき、パネリストや在学生、卒業生30名前後でグループに分かれて2時間半の議論を行いました。

年齢の差や社会的な立場を超えて、東洋大学に対する思いや学び、キャリア形成など、意見交換をするシンポジウムとなりました。

第二部第二部

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