1. トップページ
  2. 新着情報・イベント情報
  3. 平成27年度 哲学堂祭を挙行
MENU CLOSE

平成27年度 哲学堂祭を挙行

  • English
  • 日本語

2015(平成27)年11月7日(土)10時00分より、東京都中野区の哲学堂公園において平成27年度哲学堂祭を挙行しました。

哲学堂祭

「哲学堂祭」とは、哲学の普及を願った本学の創立者井上円了の遺志により、毎年11月の第1土曜日に東京都中野区の哲学堂公園において挙行されるもの。11月7日の開催となった今年は、大学関係者や一般の方々など約100名が出席しました。
哲学堂公園に隣接する蓮華寺で行われた円了の墓参後、哲学堂公園にある四聖堂に移り哲学堂祭がとり行われました。
冒頭に理事長福川伸次の挨拶、続いて円了の孫にあたる井上民雄氏による遺文の朗読、学長竹村牧男による「南無絶対無限尊」の三唱が行われました。

哲学堂祭

四聖堂には、円了が哲学の「四聖」と崇めた孔子、釈迦、ソクラテス、カントが祀られています。この四聖を毎年順番に取り上げ、同じく哲学堂公園内にある宇宙館において記念講演が行われます。今年度は「釈迦」をテーマとして、本学文学部東洋思想文化学科の伊吹敦教授が「ブッダから禅へ―仏教の本質と意義―」と題して講演を行いました。講演は、釈迦(ブッダ)の思想はどのようなものか、禅の思想から見て、その後の仏教の展開はどのように評価できるか、ブッダや禅の思想を現代にどのように活かしていけば良いかにまで及びました。
講演の中で伊吹教授は、「悟り」を開く前提として「禅定(瞑想)」による一種の神秘体験が不可欠であり、「禅定」は日常を超越するための方法である。「悟り」は「四聖諦(苦諦、集諦、滅諦、道諦)」「十二支縁起(無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死)」という言葉で説明されるが、結局のところ「悟り」とは、その言葉にとらわれず、あらゆる観念・価値観を否定して無の境地に至り、無から自分の価値観そのものを作り上げて有意義な人生を送る方法である、と述べました。

当日、哲学堂公園では、「六賢台」「無尽蔵」など、通常は非公開となっている古建築物が公開され、公園を散策する地域の方々が熱心に見学していました。また、円了の遺言によりふるまわれた甘酒やコーヒー、お茶を楽しみました。

哲学堂公園について

Copyright © Toyo University. All Rights Reserved.