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文学部伝統文化講座「日本文学文化史の“安珍、清姫伝説”-「絵解き」から「歌舞伎舞踊」まで-」を開催

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長唄「京鹿子娘道成寺」花柳京かな先生平成26年(2014年)11月8日(土)午後2時40分より白山キャンパス井上円了ホールにて東洋大学文学部伝統文化講座「日本文学文化史の“安珍、清姫伝説”-「絵解き」から「歌舞伎舞踊」まで-」を開催しました。歌舞伎舞踊を取り上げるこの講座は今回で3回目となります。今回も日本舞踊の花柳京先生にご協力をいただき、舞踊の実演が行われました。
(写真右: 花柳京かな先生による長唄「京鹿子娘道成寺」の実演の模様)

第一部は、「安珍、清姫伝説と道成寺」というテーマで、本学・河地修教授による日本文学文化史における道成寺伝説の解説に始まり、続いて本学非常勤講師の久野俊彦氏が道成寺に伝わる「道成寺縁起絵巻」の解説と絵解きの実演を行いました。さらに能や歌舞伎に取り上げられた道成寺の後日譚も紹介されました。

第二部は、学生2名が登場し、花柳京先生の指導のもと学生ワークショップが行われました。まず、基本となる挨拶を習い、続いて道成寺の曲の一部を使って、笠の踊りを体験しました。当日はじめて指導を受けた2名ですが、助手の先生の振りを見ながら舞台で踊り、貴重な体験をすることができました。

久野俊彦非常勤講師の絵解きと解説花柳京先生指導による学生ワークショップ

(写真左:久野俊彦非常勤講師の絵解きと解説、写真右:花柳京先生指導による学生ワークショップ)

第三部は、歌舞伎舞踊の実演に先立ち、舞台写真を見ながら花柳京先生に踊りの解説をしていただきました。実演では、演奏は、長唄の杵屋勝乃夫社中の皆様、囃子の望月太左衛社中の皆様にご出演いただきました。そして、花柳京社中の花柳京かな先生の踊りで、長唄「京鹿子娘道成寺」の実演が行われました。会場に拍子木の音、笛の音が響いた後、幕が静かに上がり、重みのある演奏に烏帽子を被った白拍子姿の踊りで始まりました。後見の引き抜きによって、あざやかに衣装が変わってからは華やかな娘姿の踊りになり、後半は小道具を使ったテンポの良い踊り、最後には清姫の執念を感じさせて幕となりました。

今回は娘道成寺という大きな演目に触れるまたとない貴重な機会となりました。実演後は再び幕が上がり、今回の舞踊の公演に携わった方々が舞台に揃って、会場からは一段と大きな拍手が贈られました。

当日は残念ながら雨模様となりましたが、来場者は本学学生と近隣および一般の方々などを含み約450名でした。