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【著作紹介】語り合う<良知>たちー王龍溪の良知心学と講学活動

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語り合う<良知>たち著者:小路口 聡 (文学部東洋思想文化学科 教授) 【編著】
出版社: 研文出版
出版年:2018年2月発行 
価格:6,500円+税
ISBN: 9784876364329
所蔵館:白山(予定)


研文出版の紹介ページ

 

教員メッセージ

王畿(1498-1583,名は汝中、号は龍溪)は、明代の中晩期に活躍した思想家で、王陽明の高弟として、さらには、陽明の良知心学の可能性を最大限に追求し、発揮した思想家として、つとに有名です。良知心学を知る上で、彼の思想の理解は不可欠です。しかしながら、残念なことに、日本においては、王畿の思想を詳細に解き明かした研究書(専著)はまだ刊行されていないのが現状です。

本書は、王畿の思想のみならず、王畿の良知心学と、その晩年に至るまで、彼が精力的に行った講学活動との緊密な関係性に焦点をあて、こうした視点から、王畿の良知心学の哲学的意義を明らかにしようとした画期的な論文集です。

王畿を中心に、明代中晩期において、活発に行われた陽明学派の講学・講会活動の実態に迫り、当時の中国社会、更には、近世・近代の日本において、その良知心学が果たした役割と、その意義を、多角的な視点から、立体的に明らかにすることを目指したものです。

目次

序論ー良知心学と講学活動(小路口聡)

思想史における王龍溪と講学

心学道統論ー「顔子没して聖学亡ぶ」を中心に(呉震)

講学と講会ー明代中晩期の中国陽明学派を主軸として(銭明)

王龍溪の良知心学

王龍溪の「虚寂感通」思想をめぐって(申緒璐)

王龍溪と周易参道契(伊香賀隆)

陽明学の「知天」における思惟構造ー天主教書『天儒印』と王陽明・王龍溪の思想から(播本崇史)

王龍溪の講学活動

寧国府における王龍溪の講学活動ー水西の会を中心に(鶴成久章)

王龍溪の良知心学と講学活動ー嘉靖三十六年の「新安福田の会」を中心に(小路口聡)

王龍溪の周辺

語らない周夢秀を語るー王龍溪と嵊県の周氏(早坂俊廣)

<唐宋派>と公安派詩学ー王龍溪を基点として(内田健太)

日本における王龍溪

王龍溪はどう読まれたか(吉田公平)

附録 王龍溪講学活動に関する現地調査報告(伊香賀隆・播本崇史)

王龍溪講学活動関係地図(早坂俊廣・播本崇史)

後記╱索引

[著者] 小路口 聡 (ショウジグチ サトシ)

小路口聡教授【学歴】
 - 1989年, 広島大学, 文学研究科, 中国哲学・インド哲学専攻
 - 1982年, 広島大学, 文学部, 中国哲学
【学位】
文学修士, 広島大学
博士(文学), 東洋大学

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(小路口 聡 教授)
教員が語る大学院の魅力(中国哲学専攻 小路口聡教授)
動画で見るWeb体験授業 人の本性は善か? ―性善説の人間学―
王畿「書績溪穎濱書院同心會藉」訳注─陽明門下の講会活動記録を読む(三)─(東洋大学学術情報リポジトリ)
日本の近代化と道徳の問題(東洋大学学術情報リポジトリ)
 

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