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第2ユニット方法論研究会「『種の論理』の可能性」

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第2ユニット方法論研究会「『種の論理』の可能性」

 2015年8月1日、東洋大学白山キャンパス6号館6404教室にて、方法論研究会「「種の論理」の可能性」が開催された。田辺元が提唱した「種の論理」の読み直しによって、種概念を新しい共同体構築のための基礎理論の根本概念の一つとして再生させることができないかという提題の元、二人の発表者が、共同体の論理の再構築と、田辺自身のある実践のケーススタディをそれぞれ提示した。黒田昭信客員研究員(ストラスブール大学)から、「集合的個体概念の論理的分析―「種の論理」の問題群の明確化のために―」と題して、立花史氏(早稲田大学)から、「「死の時代」の学芸共和国――詩の翻訳と読解における田邊の社会存在論」と題して、発表が行われた。発表後、特定質問者として、合田正人氏(明治大学)より、コメントおよび質問がなされ、討論が行われた。田辺が顧みられなくなった理由や田辺自身の哲学の背後にある数理哲学と図式との関係、言語のアナロジーや「種の論理」と不可分の関係にある「絶対媒介の弁証法」についてなど、多岐にわたって議論された。その後、会場からの質問を受け、さらに議論が行われ、終了予定時刻を過ぎて閉会となった。会場の様子最近再び脚光を浴びつつある田辺研究について、議論を深め研究を推進することができたばかりでなく、意見交換や情報交換なども行え、有意義なものとなった。

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