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合格のポイントや工夫について:清水 満穂さん(平成19年度修了生・未修コース)

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VOL.2: 合格のポイントや工夫について ~その2 清水さん~

前回に引き続き、「新司法試験に合格できたポイントや合格するための工夫は?」ということで、合格者の清水さんに伺いました。

  • 樽澤 広和さん(平成20年度修了生・既修コース)
  • 大澤 一隆さん(平成20年度修了生・既修コース)
  • 清水 満穂さん(平成19年度修了生・未修コース)
  • 鈴谷  崇さん(平成19年度修了生・既修コース)
インタビュー

左から 鈴谷さん、清水さん、樽澤さん、大澤さん、(法廷教室にて)

清水さん

清水さん:
私は今、思い出してみて、合格できたポイントが3つあるなと思いました。
1つ目は、やっぱり「長い時間勉強し続けた」ということ。入学時から、もともと根を詰めれない(勉強)体質なので、ほとんどこういった試験の直前期になってガーッと集中するとか、そういう体質ではなくて、どんどん、どんどん疲れていく方なので、ほんとに最初から最大限勉強しようと思っていました。それで、入学時から、周りよりも多く席に座ることを意識してずっとこう勉強して来たのが良かったのかなと思っています。
2つ目としては、これは1回目の試験の失敗の経験を基にして、実践したことなんですけど、「本試験の時に択一も論文も自分の実力のピークをぶつける」っていうことを、2年目は実践しました。
一回目失敗した大きな原因が、(新司法試験)直前期に択一の勉強をしすぎて、論文の勉強が手薄になって、今までスラスラ書けていたような典型的な論点についても、書けなくなってしまって、結局それが、ほんとに考えるために時間をとらなきゃいけないような問題にも時間が割けなくなったりとか、全体的なまとまりが悪くなったりとか、そういうことでした。2回目はそうじゃいけないという、ほんとに、択一試験もあしきりを通らなきゃいけないし、論文も一番の実力のピークを持っていかなきゃいけないので、2回目の直前期は「何をやるか」「何に時間を割くか」っていうのを、すごく計画的に考えていました。じつは、予備校の答練を4月までお金を払って受けていたんですけど、科目によってはもう完成しているから、これはいいやという科目は直前では受けないとか、苦手な科目は直前まで受け続けるとか、優先順位をはっきりさせて、全部の科目をそれぞれバランスよく、その一番いい時に受けられるように工夫しました。
3つ目は、たぶん1回目落ちたことで、「受かるためには何が必要なんだろう?」ということと、「自分には何か欠けているのだろう?」ということを、試験を受ける前まで、常に考えて、「欠けていると思うこと」を常に補おうとする勉強をしていたっていうのが大きいかなあと思います。  先生もご存知かもしれないんですけど、わたし、1回目の試験の前まで、去年の合格者のAさん、Bさんと一緒に勉強をしていて、3年の夏ぐらいからずっといっしょに答案を書いたり、択一の問題を解いたりとかしていて、AさんとBさんの実力っていうものをすごく間近で見させていただいていたんです。答案もずっと定期的に一週間に一本4時間で書いていたんですけれど、それも読み合って、お互いに批評し合っていて、「受かるためにはああいう答案が書ければいいんだ!」というのがすごくわかったんです。
ただ変な話ですが、お二人もいつもすごくできていたわけじゃなくて、私が間違いを指摘する時もあったし、お二人が直前期に合わせてピークを持っていくやり方とかを、すごく身近で見られたし、「ああいう答案が書ければいいんだな」っていうのが、具体的な身近な例であったので、「じゃあ自分は何が欠けているんだろう?」っていうのが考えやすかったんです。それで、お二人がやっていたことを真似させてもらったりとかしていました。また、お二人からは私には「考える力がある」とか「事実抽出だったり、評価だったりがうまい」と言ってくださったので、たぶんそこはお二人には負けないんだろうと思って、じゃあ何が足りないのかなぁと思ったときに、「あ、法律の知識だ。しかも私はスーッと出てこないんだ」っていう二人との大きな違いに気づいて、とりあえずここをしっかり補おうという勉強を具体的にはしていました。

司会:
こういう話をほんとはもっと学生にしてほしいなって思います。ここだけじゃなくてね(笑)

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