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第9回環境シンポジウム

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シンポジウム

自然環境の保全と新しい農業経営のあり方―持続可能な農業の発展を目指して―

パンフレットはページ下部へ。

プログラム

12時30分~ 受付開始

13時30分~ 開会

総合司会

  和田 尚久 / 東洋大学国際地域学部教授

開会の辞

 石井 晴夫 / シンポジウム企画委員長・経営学部教授

開会挨拶

 松園 俊志 / 東洋大学現代社会総合研究所長・国際地域学部教授

学長挨拶

 竹村 牧夫 / 東洋大学長・文学部教授

13時50分~ 基調講演

食料・農業・農村基本計画の策定と新しい農業経営のあり方

 河南 健 / 農林水産省 大臣官房政策課調査官

質疑応答

14時50分~ 休憩

15時05分~ パネルディスカッション

自然環境の保全と新しい農業経営のあり方
コーディネーター

 石井 晴夫 / シンポジウム企画委員長・経営学部教授

パネリスト
  • 今  耕一 / 栃木県農業士会 副会長
          (有)那須高原今牧場 代表取締役
  • 澤田 吉夫 / 那須エコファーマーの郷 隊長
          (有)ナスアグリ 代表取締役
  • 秋間  忍 / (福)ひばりヶ丘保育園 理事長
          (株)テクノ産業 代表取締役
  •  河南 健 / 農林水産省大臣官房政策課調査官
  • 佐野 聖香 / 経済学部国際経済学科専任講師

16時50分~ 閉会の辞

 関谷 直也 / 社会学部准教授

17時00分~ 閉会 

基調講演

食料・農業・農村基本計画の策定と新しい農業経営のあり方

河南 健

 本年3月、農政の中期的な指針である新たな食料・農業・農村基本計画が策定されました。 世界的な食料需給が不安定さを増すと見込まれる中で、国内農業はどうあるべきか。 疲弊した地方の象徴ともなっている農村において、どのように雇用や所得を生み出していくのか。 地球温暖化や生物多様性保全などの環境問題にどのように対応していくのか。 こうした我々の日々の生活に深く関係する課題に立ち向かい、我が国の農業・農村が持っている潜在力を最大限に引き出しながら、 「国民全体で農業・農村を支える社会の創造」を目指そうとするのが新たな基本計画です。 我が国の食料・農業・農村をめぐる現状とともに、基本計画の内容をご紹介します。

コーディネーターからのメッセージ

石井 晴夫

 東洋大学現代社会総合研究所は、創設以来今日まで、9年間にわたり研究所の統一テーマとして「環境問題」を取り上げ、 解決策を導き出すためにさまざまな観点から研究・調査に取り組んで参りました。 本年度第9回目を迎える環境シンポジウムでは、21世紀におけるわが国の農林漁業のサスティナビリティ経営を目指して、 今回は「農業と環境」のあり方を多面的に考察したいと考えています。 折しも政府は、本年3月に「食料・農業・農村基本計画」を策定しました。 同基本計画を実施に移す際には、農業従事者の取り組みと視点が不可欠です。 本シンポジウムを通じて、これから日本農業の明るい姿が描けたら幸いです。

パネリストからのメッセージ

今 耕一

 私の住む栃木県那須町は、東京から約170kmの距離に位置し、那須高原には別荘地やテーマパークがたくさんあり、 山麓には酪農地帯が広がる「農業」と「観光」が共存しているところです。 那須御用邸があることからロイヤルリゾート地としてもその名を高めています。 私の家は、約60年前に父が開拓者として那須の地に入植し牛1頭からの酪農経営を開始し、昭和48年に私がそれを引き継いで現在に至っています。 平成13年には、地域交流牧場連絡会に加入するとともに、酪農教育ファームの認証牧場となり消費者との交流を図りながら経営を展開しています。 今年度は、チーズ工房を開設し、6次産業化を目指す計画であります。 なお、経営規模としては、成牛が160頭おり、育成牛が80頭、繁殖素牛が30頭おります。 層地面積は約16ha(借地14ha)で、家族3人と中国からの実習生とアルバイトの方々とで作業を行っています。

澤田 吉夫

 従来の米作を中心とする農業は、生産だけすれば販売などはすべて農協任せでやっていました。 しかし、現在、私どもでは、農業の生産から販売までを手がけております。 安心・安全でよりおいしいお米を生産し、それを消費者に販売というか形態をとってきました。 その結果、今では個人客はもとより、東京都内のおにぎり店に原料のお米を毎日送っています。 お陰様でわが農場の生産量だけでは足りないので、仲間づくりに国の補助事業の認定を受けて、 環境にやさしい、地域づくりも目指して、現在では6集落が一つのグループとして、環境保全隊として活動しております。 面積約300haで農家個数は85戸、肥料農薬の使用を極力抑えた農業を実践しています。

秋間 忍

 自然環境の保全と子供たちが育つ環境には密接な関係があります。 なぜなら、子供たちが大人になって自然はとても大切なものだと認識するためには、 育ちの過程で本物の自然がどんなものかを十分に体験していなければならないからです。 知識ではなく、五感を通じて大自然の恵みを体得してこそ、自然を愛せる健全な心が育ちます。 ひばりヶ丘保育園は那須野ヶ原の恵まれた自然環境に在って、乳幼児期における四季折々の体験、食育、笑顔、あいさつ、 掃除を大切にしながら、健全な精神と身体の持ち主を育てるため、役員、教職員一丸となって日々精進いたしております。

佐野 聖香

 新政権では個別所得補償を開始するなど、これまでの農政から大きく舵を切り、 日本の農業・農村を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。 地球温暖化対策の一つとしても注目されている環境保全型農業は、日本だけでなく、欧米諸国、新興諸国ブラジルなどでも 取り組まれています。さらに日本以外のOECD諸国では、環境支払いが主要な農業環境政策として位置付けられています。 これら諸外国の地球温暖化に対応する農業分野の取り組みを紹介するとともに、日本の農業にとって どのような仕組みを形成していくのが望ましいのか、皆様とともに考えていければと思っております。

写真

第9回環境シンポジウムの様子

第9回環境シンポジウムパンフレット [PDFファイル/4.8MB]

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