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会計ファイナンス学科 藤尾准教授がJACET賞 (大学英語教育学会賞新人賞)を受賞

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「Communication Strategies in Action: The Negotiation, Establishment, and Confirmation of Common Ground」

経営学部会計ファイナンス学科 藤尾美佐准教授がJACET賞 (大学英語教育学会賞 新人賞)を受賞しました。
授与式は2013年9月1日、JACET 52nd International Convention(大学英語教育学会国際大会)の会場となった京都大学百周年時計台記念館にて行われました。

■受賞
「Communication Strategies in Action: The Negotiation, Establishment, and Confirmation of Common Ground」成美堂 2011年1月31日発行 

藤尾美佐(東洋大学経営学部准教授)著
※井上円了出版助成金による出版書籍

書籍

(書籍概要)

今回受賞の対象となったのは、全編英語で書かれた学術書(左)だが、これをわかりやすく、日常の英会話にも使えるように一般書として執筆した『ネイティブも驚く英会話のコツ』(三修社、右)が、現在、好評発売中。Amazonのジャンル別売り上げ(英会話)で3位(9月23日付)をマークした。


本書は、イギリスに滞在する日本人大学院生(社会人経験有)の長期的なコミュニケーション能力の変化について論じたもの。言語能力が高くても会話ができない人と、限られた言語能力でも会話が上手な人がいるように、言語能力だけでなく、それらの能力を実際のコミュニケーションの中でどのように活用するかという「コミュニケーション方略(=Communication Strategies)」を中心に分析しています。

「わからない単語などが出てきたとき、それをどのように表現するかという方略(タイプ1)」、「対話者の背景や知識に合わせて情報量を調整し、問題を未然に防ぐ方略(タイプ2)」、「発話交替の際に積極的に理解を示し、会話を維持、促進していくための方略(タイプ3)」に分けて分析したところ、日本人被験者は、イギリスでの滞在を通じてタイプ1については効果が出たものの、タイプ2、3に関しては、母語話者の効果的な方略使用に気づきながらも、身につけることができないという結果になったといいます。

授賞式の様子

藤尾准教授は、これらの方策を体系的に分析するため、母国語(L1)におけるコミュニケーション理論(コラボラティブ・セオリー)に依拠した新たなモデルを提示し、対話者双方がどのように会話を構築していくかという視点から、方略を類型化しました。また、大学授業内での具体的な方略の指導方法も提示しています。

JACETは会員数が2,500名を超える、日本では最も権威のある英語教育学会の1つ。先行研究の緻密な論述と、独自のモデルを提示した斬新さ、データの稀少性と信頼性、豊富なデータによる分析と考察の深さが、特に評価されての受賞となりました。