井上円了研究センター新設記念シンポジウム「井上円了の妖怪学と現代」開催報告
3月21日(土・祝)に、東洋大学白山キャンパス125記念ホールにて、井上円了研究センター新設記念シンポジウム「井上円了の妖怪学と現代」を開催いたしました。
当日は、テーマに関心をお持ちの一般の方々を多数含む約80名を超える来場者を数え、盛況なシンポジウムとなりました。
会場では井上円了研究センター及び井上円了記念博物館所蔵の井上円了が収集した書画や、井上円了の著作「妖怪学講義」の原本等が展示され、熱心にご覧になる多くの来場者の姿が見られました。
シンポジウムでは、会場からも複数の質問があり、盛んな意見交換が行われました。

開催概要
- 開催日:2015年3月21日(土・祝)
- 時間:13時~17時
- 会場:東洋大学白山キャンパス 8号館7階 125記念ホール
- 備考:参加自由・事前申し込み不要・定員100名
プログラム
開会のことば
- 開会のことば 東洋大学学長 竹村 牧男(元 井上円了記念学術センター長)
講演
- 「井上円了の妖怪学入門」 三浦 節夫(国際井上円了学会会長・東洋大学ライフデザイン学部教授)
- 「哲学からみた妖怪学」 柴田 隆行(井上円了研究センター長・東洋大学社会学部教授)
- 記念講演 「妖怪と人とのインターフェイス」 石塚 正英(NPO法人頸城野郷土資料室理事長・東京電機大学理工学部教授)




シンポジウム
- パネリスト:高橋 郁丸(新潟妖怪研究所長)、島田 茂樹(東洋大学文学部非常勤講師)
- 討論参加:石塚 正英、三浦 節夫(司会)


パネリストによる講演
- 「妖怪は文化だ!!--新潟の妖怪文化を記録する」高橋 郁丸
- 「井上円了の<妖怪学>と現代--悦ばしき学問への誘い」島田 茂樹


配布資料
井上円了研究センター