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2013年度の経済学部欧州海外研修の報告

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 経済学部では、学部独自の行事として毎年3月に10泊12日間の欧州海外研修を実施しているが、今年も30名の学生が参加して、3月6日から17日までドイツ、フランスで楽しくかつ有意義な時を過ごしてきた。今回は特に天候に恵まれ、暖かく雨に打たれることもなく、快適な条件の中で研修を続けることができた。
 まず、最初の三日間はドイツの協定校のあるマールブルクのホテルに宿泊し、マールブルク大でのレセプション、その後のフランクフルト見学(写真1)、日独学生交流会、マールブルク市内見学とコルン教授による特別講義、お別れ夕食会と盛りだくさんのプログラムがあった。
フランクフルト見学 レーマー広場での集合写真

写真1 フランクフルト見学 レーマー広場での集合写真

 その中で特筆すべきは、フランクフルト見学の際、今回初めてドイツ証券取引所の中に入り、説明を受け取引中の現場を見学できたことである。またマールブルク大コルン教授の「マールブルクが大学をもっているのではなく、マールブルクそのものが大学」という特別講義には学生から質問が沢山出るなど、実りある時となった(写真2)。さらにマールブルクからストラスブールにバスで移動する際、途中で立ち寄ったマインツのグーテンブルク博物館も学生たちにとって有益であった。
Prof. Korn のドイツ語による講義風景

写真2 Prof. Korn のドイツ語による講義風景

 次の4日間はフランスの協定校のあるストラスブールのホテルに宿泊し、欧州議会訪問(写真3)、日仏文化会館でのレセプション(写真4)、日仏学生交流会、ワイン街道・アルザス地方見学、ウタール教授による特別講義、お別れ夕食会とこれまたドイツに劣らず充実したプログラムが用意され、参加学生は大いにフランスでの異文化体験を楽しむことができた。
欧州議会の見学時における集合写真

写真3 欧州議会の見学時における集合写真

フランス人学生と立食式パーティで懇談する東洋大生(日仏会館でのレセプション)

写真4 フランス人学生と立食式パーティで懇談する東洋大生

(日仏会館でのレセプション)

 特にウタール教授の「フランスの政教分離」についての特別講義は、少し難しい内容だったが、講義後質問がよく出るなど学生たちに考えさせるよい内容であった(写真5)。またワイン街道・アルザス地方見学は天候にも恵まれ、ここ続けて雪が降ったり、曇ったりして見晴らしが悪かったモン・サント・オディール修道院からの眺望は今回久しぶりによかった。
ストラスブールにおけるウタール教授の特別講義風景

写真5 ストラスブールにおけるウタール教授の特別講義風景

 最後の3日間はパリでのグループ別自主研修で、テーマ別に6グループに分かれて、パリ市内及びパリ郊外を各々のプランに従って研修した。今回驚かされたのは、パリに到着した次の日から3日間にわたって地下鉄が無料になり、市民にも観光客にも解放されたことである。これは好天続きのパリの天候に関係がある。温暖化とも関連していて朝どんよりとパリの空気が悪くなるため、車でなく地下鉄を利用して通勤・通学を呼びかけるキャンペーンのせいだということであった。
 学生たちは地下鉄乗り放題になって大喜びのようだったが、しかし地下鉄が普段より混んで、直接的被害はなかったものの、すりにあって撃退したケースが例年より多かったようである。ともかくも今年もまたバリのグループ別自主研修によって参加学生が様々な異文化体験をして大きく成長したことは間違いない模様である。
 この欧州研修の目的は、ドイツとフランスの小・中・大の都市を訪問することによって、ドイツとフランスの社会、経済、文化などを異文化体験することによって体験的に比較検討する機会を得ることにあるが、その際その核となるものは現地学生との交流である。マールブルク、ストラスブールで、今回現地学生との交流が、日本語、ドイツ語、フランス語、英語を交えて行われた意義は大きいと言わなければならない。
 この研修で外国語の必要性を自らの体験を通して実感した学生も多いはずである。短期間ではあるが、外国に出てみなければ味わえないような沢山のことを学んで学生たちは今年もまた東京に戻ることができたのである。
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