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2夜連続緊急シンポジウム 第2日目「災害で生き延びるためのシミュレーション科学技術:現状と未来」を開催

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シンポジウムの写真13月11日に起きた東日本大震災後、多くの方々がいま漠然と感じている不安に対して、正しい認知と理解のための一助になることを願い、4月に引き続き、5月31日・6月1日の2夜連続で開催した緊急シンポジウム「東日本大震災にみる諸問題を考える」。

第2日目、6月1日(水)は「災害で生き延びるためのシミュレーション科学技術」をテーマに、地震・津波災害、原子力事故の解明にも大きく貢献するといわれる最新のコンピュータシミュレーション技術について、本学計算力学研究センターの研究員およびその取り組みに参画している研究者が登壇した。

災害における最も重要なことのひとつは、情報の確かさとその伝達。ことに、発生前の予測や、発生直後あるいは発生と同時に、その後のシミュレーションを迅速に行うことが可能であれば、このたびの大震災においても、人的・物的被害はもっと少なくできた、ともいえる。「最新シミュレーション科学」が、いかに災害を予測し、被害を最小限にできるか、その現状と未来について、プレゼンテーションが行われた。参加者は、一般の方、学生など約100名。

シンポジウムの写真2プレゼンテーションタイトルは以下のとおり。

  • 「安全・安心・防災とシミュレーション」
    東洋大学計算力学研究センター長・大学院工学研究科 教授 
    矢川 元基(安全科学とシミュレーション)【写真右】
  • 「都市地震・津波のリアルタイムシミュレーションとその可能性」      
    東京大学地震研究所 教授 堀 宗朗(土木工学)
  • 「大気・海洋の拡散予想シミュレーションにおける取り組み最前線」
    独立行政法人 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンターチームリーダー 高橋 桂子(地球科学)
  • 「リアルタイムシミュレーション技術を用いた応力カメラの開発」
    総合情報学部 准教授 中林 靖(ネットワークコンピューティング)
  • 「原子力発電プラントの地震耐力予測シミュレーション」
    総合情報学部 教授 塩谷 隆二(計算力学)
  • 「東日本大震災から考える津波リアルタイムシミュレーションと防災」
    東京大学大学院 情報学環総合防災情報研究センター・地震研究所 教授 古村 孝志(地震学)
  • 「シミュレーション可視化による情報伝達」  
    総合情報学部 教授 田村 善昭(流体力学)

会場との質疑応答
コーディネーター 東洋大学計算力学研究センター長・大学院工学研究科 教授 矢川 元基

会場からは、「シミュレーションと実測値の差異について」「シミュレーションのためのデータストックの方法は」「危険が伴う原子力発電プラント等での実験および計測の検証について」など、多岐にわたる質疑があがり、活発な議論が行われた。


シンポジウムの写真3両日のシンポジウム開催前、白山キャンパス正門付近では「キャンパスマルシェ」を開催。
「風評被害」に苦しむ地域の支援を目的に、福島県会津坂下町の方々が丹精込めて作った、安全・安心の野菜・米・味噌・加工品を本学学生たちが販売し、多くの買い物客で賑わった。

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