国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、国際連合大学が持つ世界12カ国14研究所の1つで、地球規模の課題解決に向けた研究や人材育成を行う先導的な機関です。グローバル・セミナーは1985年に始まった伝統ある取り組みで、現代社会が直面する地球規模の問題と国際連合の取り組みについての意識を高めることを目的としています。
本学学生が参加した第36回グローバル・セミナーは2021年3月10~11日および22日に開催。日本中の大学から80名弱の学生がオンラインで集まり、「SUSTAINABLE SOLUTION FOR GLOBAL ENVIRONMENTAL PROBLEMS」をテーマに、気候変動や環境汚染など地球規模の環境問題の現状や持続可能な解決策について学び、学生たちも自ら解決策を模索し、意見交換を行いました。
「セミナー前半は国連大学上級副学長の沖大幹先生をはじめとする各国の著名なゲストスピーカーによる講演で、課題の現状や専門家ならではの見解、あまり知る機会のない現場での環境問題へのアクションについて具体的に教えていただきました。また、後半は少人数に分かれたグループワークで、最終日に行うプレゼンテーションに向けて具体的な解決策について話し合い、アイデアをスライドにまとめていきました」(塩澤さん)