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2022年2月26日(土)東洋大学東洋学研究所  研究所プロジェクト・研究発表会(オンライン)

 

 

 

東洋大学東洋学研究所
研究所プロジェクト・研究発表会(オンライン)

日時 :2022年2月26日(土) 午後2時00分(14:00)開会

プログラム
14:00~14:05 開会の辞

14:05~14:50(予定)
日本精神に関する議論 ―紀平正美と村岡典嗣―        大鹿勝之 客員研究員
発表要旨
尾藤正英は『国史大辞典』(第11巻、吉川弘文館、1990年)の「日本精神」の項で、「昭和6年(1931)の満洲事変のころから広く用いられるようになった国家主義的な標語の一つで、日本人に特有の行動様式を支えるものとしての精神を意味する」と解説する。この日本精神はどのように捉えられていたのかを紀平正美と村岡典嗣の議論を中心に検討する。紀平は『日本精神と自然科学』(1937年)において、日本精神として根本的に存在するものは、ただ随順帰依奉仕の精神がその根本となるといい、村岡は「日本精神について」(『精神科学』昭和9年(1934)第1 巻所収)において、日本たらしめている精神的原因は皇室中心主義の国体観にほかならないとする。両者の議論を検討し、その根拠について考察を行う。

(5分休憩)

14:55~15:40(予定)
西周研究の新視軸に関する一考察                                播本崇史 客員研究員
発表要旨
西周は、客観的な叙述に終始する傾向があり、自身がどのような学問・哲学に属しているのか、その自意識ないしは立脚点を明らかにする著作はほとんどない。それがためか、先行研究における西周の学問観は、彼の思想批評の言説から読み取られており、時に西の著述内容からするとやや乖離するかのような印象を受けることがある。本発表では、西自身が自らの学的立場やその学統について言及している資料に着目し、従来の西周観とはいささか異なるその実像について若干の考察を試みたい。

(5分休憩)

15:45~16:30(予定)
西田幾多郎にとっての宗教                   相楽 勉 研究員
発表要旨
西田幾多郎の最初の公刊著作『善の研究』(1911)は「宗教」問題に達して閉じられる。そこに西田独自の哲学的方向性があることは否定できないが、他方特定の宗教宗派に関わりない「宗教」が問われることはこの時代の動向と深いかかわりがある。このことを、まず日本における哲学受容の展開とのかかわりにおいて、次にこの著作に至る西田個人の思索的展開とのかかわりにおいて考えたい。この研究課題に関してはすでに多くの先行研究があり、今回はそのいくつかを参照しながら、今後問うべき残された問題を提示したい。

※2021年度より、本研究所の研究所プロジェクトとして、相楽勉研究員を研究代表者とする研究「西洋思想の受容と日本思想の展開―キリシタン時代と明治期以後―」が進められています。今回の研究発表会は研究成果の発表となります。どうぞふるってご参会ください。

ご案内PDF

○本研究発表会は、オンライン(Zoom)にて行います。参加費無料ですが、申し込みが必要です。
○申し込み方法:toyogakuアットマーク(@を入力してください)toyo.jp宛てに2月25日までにメールをお送りください。メール本文には、「名前」「住所」「電話番号」を記載して下さい。折り返しZoomURL、パスコードをお送りします。

○お問い合わせ先 東洋大学東洋学研究所 〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20  電話番号 03-3945-7483