2021年10月16日 東洋大学東洋学研究所 研究発表例会

東洋大学東洋学研究所

第2回オンライン研究発表例会

 

日時: 令和3年10月16日(土)午後1時55分より

場所: オンラインリモート(Zoom)発表会(運営 東洋学研究所)

13:55~16:25予定

 の辞  13:55          東洋学研究所 所長     渡辺 章悟

    (14:00~ 16:20)

14:00~14:40
哲学館主井上円了文学士静岡巡講の詳解
出野尚紀 客員研究員

(発表要旨)
 東洋大学の創立者井上円了は、明治23年11月より勝海舟の勧めに従って、自ら全国を回って講演し、哲学館への寄付を集めることを始めた。その第一回は東海道沿いである。そのなかでも2ヵ所目の講演地である静岡は、『館主巡回日記』『静岡大務新聞』などにより、円了の行動と講演内容が判明する数少ない場所である。本発表では、残された資料から円了の行動と講演の内容を詳らかするとともに、そのときの静岡の状況にも言及する。

(10分休憩)
14:50~15:30
『宗鏡録』所引「観師十種道場観」について―新羅華厳文献の可能性― 
佐藤 厚 客員研究員

(発表要旨)
10世紀の延寿の『宗鏡録』巻27に、十種の如来が十種の道場に坐して十種の法門を説くという「観師十種道場観」が引用される。通常「観師」といえば唐代の華厳宗の澄観を指すと考えられるが、この教説は現存する澄観の文献には見えず、一方で新羅華厳との接点が見出される。このことからこの「十種道場観」が新羅華厳文献である可能性を提示してみたい。

(10分休憩)
15:40~16:20
日韓世代共感孝文化運動の可能性に関する研究
金 得永(Kim Dukyoung) 客員研究員

(発表要旨)
韓国の孝文化の歴史は長久である。長年の間にトップダウンによる孝文化が民主化時代を迎え、ボトムアップによる孝文化の歴史が形成されてきた。
本発表の目的は、日韓・韓日の世代共感孝文化運動の可能性を史的観点から探ることである。日韓の孝文化は儒教と仏教の影響下で今も多くのことを共有している。
結論は、古代の歴史遺物遺跡の中で再発見が可能である。日韓の優れた孝行文化を発掘し、世界に知らせることも孝の実践であるのである。


閉会の辞  
16:20~16:25          東洋学研究所 所長     渡辺章悟  

 

 

 

○本研究発表例会は、オンライン(Zoom)にて行います。参加費無料ですが、申し込みが必要です。

○申し込み方法:toyogaku@toyo.jp宛てに10月9日までにメールをお送りください。メール本文には、「名前」「住所」「電話番号」を記載して下さい。

折り返しZoomURL、パスコードをお送りします。

○お問い合わせ先 東洋大学東洋学研究所 〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20  電話番号 03-3945-7483

HP: http://www.toyo.ac.jp/research/labo-center/toyogaku

Twitter: https://twitter.com/beVAkpnlytNTvlL/status/1309777995452751872

 

2021年10月16日研究発表例会ご案内 [PDFファイル]