経営学部の教育方針(ポリシー)

各学科の3つのポリシー(2024年度入学生用)

掲載内容は変更する場合があります。(2023年3月30日現在)

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

経営学科は、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する有為な人材を育成するために、次の知識・能力・意欲をもつ入学者を求めている。

  1. 経営学科での学修に必要な基礎学力がある。(知識・理解)
  2. ものごとを論理的に考察し、自分の考えとして的確に表現し、伝えることができる。(思考・判断、技能・表現)
  3. 政治・経済・社会・技術の動向と、これらと企業活動との関わりについて関心がある。(関心・意欲)
  4. 将来、自分が関わる組織において、経営学の知見を活かしたいという意欲がある。(関心・意欲)
  5. 多様な背景や考え方をもつ他者との対話や議論を通じて学びを深め、相互学習を図ることに対して積極的な態度を備えている。(態度)

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

経営学科では、専門教育カリキュラムを次の方針で編成している。

  1. 導入教育として基礎実習講義を第1セメスタに配置している。統計、戦略分析、企業分析の3つの領域を対象に、大学での学びの基礎を身につける。
  2. 経営学部共通の専門基礎科目を第1セメスタから履修できるよう配置している。これらの科目により、経営学、マーケティング、会計学の基礎を早い段階で学び、専門学習を深めるための土台を築く。
  3. 専門科目を①経営組織・経営管理、②経営戦略、③経営情報・分析メソッド、④財務・会計・マーケティングの4つの分野で構成している。それぞれについて基礎、応用、実践の順に体系的に学ぶ。
  4. 専門科目の4分野からコア科目をそれぞれ指定し、第1セメスタから履修できるよう配置している。経営学の基礎知識を幅広く学ぶとともに、学びのための基礎スキルを身につける。
  5. ゼミナール科目を第3セメスタ以降に配置している。少人数で密度の濃い教育の場を通じて、学生が主体となって経営学を研究する。また、ゼミナールでの研究に必要な基礎スキルを学ぶために、ゼミ入門科目を第2セメスタに配置している。
  6. 経営学部共通のGBC (Global Business Communication) コースとして、ビジネス英語科目を数多く配置している。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

経営学科では、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する有為な人材として、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. ①経営組織・経営管理、②経営戦略、③経営情報・分析メソッド、④財務・会計・マーケティングの4つの分野における幅広い知識と応用力を備えている。<知識・理解>
  2. 経営目標を実現するための方策を、政治、経済、社会、技術動向を踏まえた上で、戦略的、論理的、創造的に考えることができる。<思考・判断>
  3. 実社会における経営現象に関心があり、問題意識を常に持ち、グローバルな視点で経営を捉えようとする態度を備えている。<関心・意欲・態度>
  4. 経営現象を正確に把握し、適切な方法で分析し、その結果を論理的でわかりやすく表現することができる。<技能・表現>
  5. 幅広い教養に基づき、社会的課題に対して自らの考え方やものの見方を持つとともに、異文化を理解し、さまざまな人々と外国語でコミュニケーションをとることができる。<知識・理解、思考・判断、技能・表現>

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

マーケティング学科は、マーケティング・センスとサイエンスで魅力的なマーケティング戦略を立案できる人材の育成を目標としている。このため、次の能力を備えた入学者を求めている。

  1. 〈知識・理解〉高等学校で履修する英語と国語、さらには地理歴史、公民、数学、理科などの分野で高い学力を有している。
  2. 〈思考・判断〉総合的な知識に基づき社会の出来事を理解し、客観的に分析することができる。
  3. 〈関心・意欲・態度〉次のような関心・意欲・態度が備わっている。
    • 経済・社会・技術革新・消費者の動向への関心。特に、消費者のことを深く理解したいという意欲。
    • それらの動向が組織のマーケティング活動にどのように影響するのかを学ぶ意欲。
    • 将来、自分が関わる組織において、マーケティングの知見を活かして正しい判断ができるようになりたいという意欲。
      及び戦略立案したいという意欲。
    • 諸問題について、他者との対話や議論を通じて、自分の理解を深めたいという態度。
  4. 〈技能・表現〉自分の考えを日本語で的確に表現し、客観的な分析に基づいて相手に伝え、説得できる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

マーケティング学科の専門教育は、次の方針でカリキュラムを編成している。

  1. フレッシャーズキャンプと基礎実習講義(第1セメスタ)を配置し、これらを有機的に結合した導入教育を行う。このことにより、学生はマーケティング発想を学び、レポートの書き方を学び、大学における勉強と研究とはどのようなものかを学び、マーケティング学科における学びの基礎を身につける。
  2. マーケティングデータ分析入門(第2セメスタ)を配置する。この科目により、マーケティング学科の学生全員が多変量解析の基礎を学ぶ。
  3. 経営学部共通の専門基礎科目として8科目を配置する。これらの科目により、学生は経営学、マーケティング、会計学の基礎を第1セメスタから学ぶ。
  4. マーケティング学科コア科目として8科目を配置する。これらの科目により、学生はマーケティングを専門的に学ぶための基本的発想の仕方や基礎知識を学ぶ。これらは第1セメスタから履修できる。
  5. マーケティング学科の専門科目を、演習、マーケティング戦略、マーケティング・サイエンス、流通・サービスマーケティングのほか、経営・財務・会計、Global Business Communication、およびその他の関連領域に分けて配置する。学生はこれらの領域に基づいて、その基礎と応用を体系的に学ぶ。
  6. ゼミナール科目を第3セメスタから配置し、少人数で密度の濃い教育の場を設ける。これらの科目を通じて、学生は主体的にマーケティングを研究する。また、この少人数教育をとおして社会人基礎力を養う。
  7. 経営学部共通のGBC(Global Business Communication)コースとして、ビジネス英語科目を数多く配置する。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

マーケティング学科では、マーケティング関連領域で活躍する有為な人材として、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. マーケティング戦略、マーケティング・サイエンス、流通・サービスマーケティングの各領域に関する幅広い知識を備えている。<知識・理解>
  2. 経済・社会・消費者・技術動向を踏まえた上で、組織目標を達成できるようにマーケティング活動を論理的・創造的に考えることができる。<思考・判断>
  3. 実社会におけるマーケティングの諸問題に関心があり、問題意識を持って組織の経営課題やマーケティング活動を理解しようとする態度を備えている。<関心・意欲・態度>
  4. マーケティング活動をデータで把握・分析し、その結果を論理立てて説明するとともに、文章で正しく表現することができる。<技能・表現>
  5. 学問の基本的な考え方を理解し、幅広い教養を備えている。<関心・意欲・態度、知識・理解>
  6. 多様な価値観や文化を理解し、グローバルな環境で見聞を広めるとともに、自身の考えを発信できる。<関心・意欲・態度、知識・理解、技能・表現>

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

会計ファイナンス学科は、企業経営全般に通じるとともに、会計分野、ファイナンス分野で高い専門性を持ち、企業を科学的に分析できる能力を持つ人材の育成を目標としている。このため、次の能力を備えた入学者を求めている。

  1. 高等学校で履修する英語と国語、さらには地理歴史、公民、数学、理科などの分野において高い学力を有している。〈知識・理解〉
  2. 総合的な知識に基づき社会の出来事を理解し、客観的に分析することができる。〈思考・判断〉
  3. 次のような関心・意欲・態度が備わっている。〈関心・意欲・態度〉
    • 経済・社会・国際情勢、テクノロジーの発展に関心をもち、自ら情報を得ようとする態度が備わっている。
    • 将来、企業において、会計ファイナンス分野を中心とした高い専門性を評価され、活躍したいという意欲がある。
  4. 自分の考えを日本語で的確に表現し、客観的な分析に基づいて相手に伝え、説得できる。〈技能・表現〉

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

会計ファイナンス学科の専門教育は、次の方針でカリキュラムを編成している。

  1. 新入生が大学の授業に円滑に取り組めるようにするため、導入教育として基礎実習講義を第1セメスタに配置している。この授業で、文献資料の調べ方、引用の仕方、文の書き方、文書作成および表計算ソフトウェアの活用法、プレゼンテーションソフトウェアによるプレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方、グループでのプロジェクトの進め方など、大学での学びの基礎を身につける。
  2. 専門科目の基礎固めとして、複数の専門基礎科目を配置している。これには初学者を対象とした会計学、経済学、経営学、マーケティングが含まれる。
  3. 会計ファイナンス学科コア科目群を設けて、会計学分野およびファイナンス分野を修得するための基幹となる科目を明示している。
  4. 会計ファイナンス学科の専門科目を、会計分野、ファイナンス分野、および国際ビジネス分野のそれぞれの領域について、必要十分な科目を配置するとともに、社会情勢を考慮してデータ分析に関連する科目等を置いている。なお、履修者の学修目標の達成に資するように、カリキュラムマップにおいて、ビジネス会計コース、公認会計士・税理士コース、国際ビジネスコース、ビジネス金融コース、ファイナンス・プロフェッショナルコースの5つの履修モデルコース及び、会計・金融系公務員サブコースを示している。
  5. 研究を深めるために、またディベート能力やプレゼンテーション能力の向上のために、少人数制のゼミナール科目を2年次から卒業までの3年間配置している。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

会計ファイナンス学科では、会計分野およびファイナンス分野のプロフェッショナルまたはゼネラリストとして、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. 会計分野およびファイナンス分野で幅広い知識とスキルを身につけるとともに、経営学・経済学の領域全般についても一定の知識と理解がある。<知識・理解>
  2. 国内外の金融・証券市場や経済情勢を文献およびデータに基づき分析することで、会計およびファイナンスの視点から課題を発見し、解決に向けた方法を検討することができる。<思考・判断>
  3. 国内外で生じている社会現象や出来事に対して、会計分野およびファイナンス分野から興味や関心を持ち、それについてさらに理解を深めるために、継続して積極的に学び続けることができる。<関心・意欲・態度>
  4. 自らが取り組む研究成果を、論理的な文章で分かりやすくまとめることができる。また、それに基づいて聞き手を意識したプレゼンテーションを行うとともに、専門知識を用いて議論をすることができる。<技能・表現>
  5. 幅広い教養に基づき、グローバルな視点から社会的課題に対する自らの意見を持つことができるとともに、異なる文化的背景を有する人々と交流するための異文化理解力と語学力を備えている。<知識・理解、思考・判断、技能・表現>

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

第2部経営学科は、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する有為な人材の育成を目標としている。このために、次の能力を備えた入学者を求めている。

  1. 高等学校で履修する英語と国語、さらには地理歴史、公民、数学、理科などの分野において高い学力を有している。
  2. 総合的な知識に基づき社会の出来事を理解し、客観的に分析することができる。所属するクラブなどの身近な組織や自分自身について、その強みと弱み、競争相手などを含む周囲の状況を把握できる。その上で、目的達成のために採るべき方策を考え、自分の意見としてまとめることができる。
  3. 次のような関心、意欲、態度が備わっている。
    • 政治、経済、社会、技術の動向や、企業の活動への関心。
    • それらが相互にどのように影響しているのかを学ぶ意欲。
    • 将来自分が関わる組織において、経営学の知見を活かして正しい判断ができるようになりたいという意欲。
    • これらの内容について、他者との対話や議論を通じて自分の理解を深め、相互学習を図りたいという態度。
    • 異文化に触れ、理解したいという意欲。
  4. 自分の考えを日本語で的確に表現し、客観的な分析に基づいて相手に伝え、説得できる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

第2部経営学科の専門教育は、次の方針でカリキュラムを編成している。

  1. 経営学部共通の専門基礎科目を第1セメスタから履修できるよう配置している。これらの科目により、経営学、マーケティング、会計学の基礎を早い段階で学び、専門学習を深めるための土台を築く。
  2. 専門科目を経営、マーケティング、会計ファイナンスの3つの分野から幅広く選択できるように構成し、それぞれ基礎、応用、実践に対応する科目を学ぶ。
  3. 経営学科に含まれる分野以外にも金融・投資分野や法律分野の科目も選択可能にし、幅広い教養を身につける科目を配置している。
  4. ゼミナール科目を第3セメスタ以降に配置している。少人数で密度の濃い教育の場を通じて、学生が主体となって経営学を研究する。また、ゼミナールでの研究でさらに深く学ぶ機会を設けるためにプロジェクト研究を第3セメスタから第7セメスタまで配置している。
  5. 経営に必要な実用的な英語コースとして、経営英語科目を数多く配置している。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

第2部経営学科では、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する有為な人材として、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。

  1. 経営、マーケティング、会計ファイナンスの3つの分野における幅広い知識と応用力を備えている。<知識・理解>
  2. 経営目標を実現するための方策を、経済、社会、技術動向を踏まえた上で、戦略的、論理的、創造的に考えることができる。<思考・判断>
  3. 実社会における経営現象に関心があり、問題意識を常に持ち、グローバルな視点で経営を捉えようとする態度を備えている。<関心・意欲・態度>
  4. 経営現象を正確に把握し、適切な方法で分析し、その結果を論理的でわかりやすく表現できるスキルを備えている。<技能・表現>
  5. 幅広い教養に基づき、社会的課題に対する自らの考え方やものの見方を持つことができるとともに、十分な外国語能力を持ち、異なる文化的背景を持つ人々とコミュニケーションができる。<知識・理解、思考・判断、技能・表現>