3年次の就業体験で、将来像を描けるようになる

小学生のころから、プラモデルをつくるのが好きだったので、将来はモノづくりの仕事に関わりたいと漠然と考えていました。1年次は基礎的な理論や知識を学び、2年次からはグループ実習などで、今までに学んだ技術や知識を実践さながらに活用して習得。しかし、学びの範囲が広いため、具体的な将来の仕事として考えるまでには至りませんでした。それが3年次に入って、仕事として実感できるようになったのは、授業の一環として行われたインターンシップ研修です。2週間という短い期間でしたが、それでも組織の中での従業員の役割や責任の大きさを痛感。仕事のやりがいと同時に、社員がのびのび働ける職場環境の重要性も学ぶことができました。

手厚い就職支援で、苦手を克服

3年次の12月には就職活動をスタート。この時期は、大学の就職支援室を頻繁に活用し、履歴書やエントリーシートの書き方などを添削してもらいました。また、特に苦手だったグループディスカッションでは、ワーク形式の模擬グループディスカッションに参加。当初は何も発言できなかったわたしが、何回か経験を重ねていくうちに、グループディスカッションでの役割が見えてくるようになりました。本番のグループディスカッションでも慌てることなく、チームをまとめることに成功。面接も合格することができました。東洋大学は、就職活動を支援するプログラムが充実しているので、活用すれば将来の目標にも手が届くはずです。将来は、大学で培った知識やスキルを生かして、日本が誇る時計づくりに関わっていきたいと思っています。

4年間の学び

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研究に打ちこめる充実の環境

1年次

授業で学んだ語学力を、海外で実践
英語が好きだったことから、予習・復習をかかさず行い、長期休暇には海外へ行き、異国文化に触れ、広い視野を身に付けるようにしました。

2年次

テニスクラブに参加して、コミュニケーション力を高める
地元山梨のテニスクラブに所属。後輩や社会人、シニアの方々という、幅広い世代の人たちとの交流を通じて、コミュニケーション力を高めることができました。

3年次

インターンシップで、仕事の役割や責任感を学習
医療機器メーカーの工場に、インターンシップ生として参加。2週間という短期間でしたが、それでも組織の中での従業員一人ひとりの責任の大きさを痛感できた就業経験でした。

4年次

充実した研究環境で、卒業研究に取り組む
酸化グラフェンという物質から酸素を取り除き、太陽電池へ活用する。その実用化に向けた研究が、わたしの研究テーマです。東洋大学には、充実した最新設備が備わっており、研究に専念することができました。
高校時代のわたし
3年間一番力を入れていたのは部活動です。軟式テニス部に所属し、インターハイで山梨県6位に入賞したことも。受験準備は3年次の夏から。夏休みは1日8時間を目標に勉強。2学期になると授業終了後に自宅で毎日2時間くらい問題集や過去問に取り組みました。

アドバイス

積極性と行動力があれば、4年間で大きく成長できる
自分のやりたいことや、好きなことを追求できる大学や学部を勧めます。そうすれば勉強が辛くても苦にならないし、頑張っていけるはず。そして、大学では積極的に何にでも取り組むことが大切です。積極性と行動力があれば、4年間であなたは大きく成長できます。

桑原 泰斗さん理工学部 機械工学科4年

  • 内定先:シチズン時計河口湖株式会社
  • 山梨県立桂高等学校出身

  • 掲載内容は、取材当時のものです