幅広い選択肢が東洋大学の大きな魅力

東洋大学の特徴の一つに、授業でも、ゼミでも、サークルでも、選択肢が非常に幅広いことがあげられると思います。これは、総合大学で学生数も多いというところから来るのでしょう。わたしは、1年次から所属しているマーケティングを研究するゼミの一環で工場見学に行き、ものづくりに対する興味を持つようになりました。日々、消費者のニーズを把握し、商品の改良につなげていくところに魅力を感じたのです。もちろん、食品メーカーに就職することになったのもその延長線上にあります。幅広い選択肢に触れる中で、学生が興味を持った分野を深く追究していくための資源や機会が豊富にあることが東洋大学の大きな魅力なのです。

揺れる心情を就職・キャリア支援課に相談

就職活動は比較的順調に進み、故郷山形の企業と森永乳業株式会社から内定をいただきました。しかし、故郷に帰って親を安心させたいという気持ちと、やりたい仕事をとことんやってみたいという気持ちがあり、悩んでいました。親は「好きなことをしろ」と言うものの、本心ではないと感じていました。そんなとき、就職・キャリア支援課で何度も相談にのっていただきました。「親孝行の仕方はいろいろあると思うよ。若いうちは好きな仕事を追究してみたら」という言葉をいただき、決断しました。就職・キャリア支援課主催の就職関連イベントには、1・2年次から参加していましたので、心情的にも実践的な部分でも大変お世話になったと感じています。

4年間の学び

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悩んだときには就職・キャリア支援課で何度も相談

1年次

サークル、アルバイト、もちろん勉学にも全力投球
大学で目標を見つけたい! という強い思いから、時間も機会もフルに活用して、何事にも全力を尽くして挑戦するように心がけました。

2年次

講師を招いて開かれる講座を利用し、販売士の資格を取得
自分が学んだことを何らかの形にしたいと思い、販売士2級の資格を取得しました。そのために、学外の講師を大学に招いて行われる講座を1年間受講。学外の講座とまったく遜色のない質の高い講座を移動時間のロスもない学内で受けられ、効率良く勉強することができました。受講料も一般より安く設定されていて、助かりました。

3年次

ゼミ長となり、組織のまとめ方を身をもって経験
ゼミには、1年生から4年生までが在籍し、その個性も様々。ゼミ長としてまとめていくことは、大変な仕事でした。心がけたのは、なかなか発言できない人たちと個別に話をし、意見を述べてもらうこと。その人の発言で、より一層ゼミの場が活発になっていくのです。

4年次

就職活動支援のイベントを活用し、5月には内定を獲得
就職・キャリア支援課主催のイベントには必ず出席しました。興味のある分野にどんな会社があり、どんな仕事があるのかという外部の情報と、自分はどういう人間で、どんな適性があるのかという、いわば内部の情報の両面で認識を深められたことが、早期内定につながったと感じています。
高校時代のわたし
部活で野球をしていたので、普段なかなか勉強の時間がとれませんでした。そこで、授業を集中して受けることを心がけました。極力、授業内で理解する。わからないことがあればその場で質問し、解決することを徹底しました。受験勉強を本格的に始めたのは3年次の夏休みから。過去問題集を中心に勉強しました。

アドバイス

短いスパンの目標設定で一歩ずつ着実に向上を図る
将来の大きな目標を持つのも大切だと思いますが、わたしが勧めたいのは、例えば1日単位の細かな目標を設定すること。わたしの場合は「今日はゼミで5回以上発言する」というような目標をその日の予定に応じて設定していました。そのようにして、少しずつでも着実に向上していくことが大切だと思います。

伊藤 大樹さん経営学部 マーケティング学科4年

  • 内定先:森永乳業株式会社
  • 山形県・私立鶴岡東高等学校出身

  • 掲載内容は、取材当時のものです