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【こもれびの森・里山支援隊】2022年10月から2023年4月までの活動報告

2022年10月から2023年4月まで、本学学生に対して活動募集を行いながら活動しました

2022年5月から7月までの活動報告を掲載しておりましたが、9月の活動が雨天により中止となり、それ以降の活動について報告が遅れました。このページで2022年10月から2023年4月までの活動をまとめて報告します。2022年11月からは本学学生の参加募集を再開して活動しました。

2023年5月8日からは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための東洋大学行動指針が【レベル0】:授業・教育活動、対面での課外活動、施設貸出等は通常通り(制限しない状態)となりますので、今後の活動は学外の一般参加者の募集を再開します。継続して活動していただける方の参加を希望します。今後の活動については「EVENTS」 のページをご覧ください(2023年5月20日の案内は下記のリンク先となります)。

活動の様子

2022年10月29日(土)・30日(日)「第13回こもれび祭」への出展

2019年の「第10回こもれび祭」以来、3年ぶりの対面開催となった大学祭に「里山体験と木工教室」というテーマで出展しました。久しぶりの対面行事でしたが以前からのリピーターの方も多く、2日間とも200名近くの方にお越しいただきました。

木工教室の様子。カットした丸木やどんぐりなどの木の実など「こもれびの森」で採れた材料で作りたいものを自由に作ってもらいました。

  

好評のヒノキのかんながけ。よい香りのかんなくずは袋に詰めて持ち帰ってもらいました。

 

建築端材を用いた樹名板を「こもれびの森」の木に掛けてもらいました。

  

通学路となっている「こもれびの道」沿いのヤマザクラに樹名板を掛けているところ

2022年11月26日(土)里山林保全活動

7月以来4か月ぶりの里山林保全活動には、学生4名を含む11名が参加。こもれびの森の北側エリアにおいて下刈り、枯損木の伐倒とともに現況調査を行いました。

 

   開始時の集合写真

森林インストラクターを資格を持つスタッフが学生に対して木の伐り方を指導

直径20cm程度の木を手鋸で伐ります。ロープワークで伐倒方向を定めています。

 

伐倒後の木をみんなで分解

  枯損木の状況を確認。川越キャンパスでもコナラの古損「ナラ枯れ」が進んでいます。

2022年12月17日(土)里山林保全活動

11名が参加した里山林保全活動では、こもれびの道の南側のエリアの現況確認を行った上で、エリア内の下刈りや枯損木の伐倒を実施しました。

 

開始時の集合写真。曇りで寒い中での実施となりました。

 

しばらく活動していなかったために先が見通せないぐらい藪の状態に戻っていました

 

学生には手鋸での木の伐倒を体験してもらうことが多いですが、適当な木が少なくなってきています。

 

13:12撮影の定点写真

 

15:13撮影の定点写真。上の写真と比較してだいぶ見通しがよくなっていることがわかります。

2013年1月21日(土)里山林保全活動

晴天下での里山林保全活動は6月25日以来のこと。寒空の中、学生1名を含む12名の参加で実施しました。

開始時の集合写真

枯損していたヒノキを伐倒したところ。樹高は約18mありました。

このヒノキはすでにかなり腐っていました。

11:37の定点撮影

13:17の定点撮影。上のヒノキの伐倒も含め、上の写真より作業が進んでいることがわかります。

2023年3月4日(土)里山林保全活動

2022年度最後の活動は、学生4名を含む14名での活動となりました。3月にしてはとても暖かい中での活動となりました。コナラの大きな枯損木を伐倒したところ、近隣のコナラが折れて周囲の木に懸かってしまうトラブルが発生してしまい苦労しました。最終的には業者に委託して、後日懸かり木を撤去しました。

開始時の集合写真

枯損木のコナラの伐倒直後の写真。大きな木だったために大きな衝撃が地面にも伝わったはずです。

参加した各学生には小径木の伐倒を経験してもらいました。なかなか適当な木がない状況ですが、材としての活用も検討してもらいたいと考えています。

 通学路となっている「こもれびの道」沿いで、道枯損木の伐倒でギャップとなったエリアに、2014年のこもれびの森・里山支援隊活動開始当時に実生を移植して育ったコナラの幼木を再移植しました。

11:10の定点写真

11:38の写真。枯損木のコナラを伐倒しただけでかなり日差しが異なることがわかります。

2023年4月15日(土)コナラの菌打ち

森林資源活用の一環として、こもれびの森・里山支援隊では毎年キノコの菌打ちをして原木栽培を行っていますが、学外構成員と学生による活動は2019年以来4年ぶりとなりました。この日は学生を含む11名により実施しました。あいにくの雨天となりましたので、「こもれびの森」の林内ではなく、「大越記念庭園」に隣接する福利厚生棟前の屋根のかかった屋外で実施しました。

4年ぶりとなるとなると学部生の大半は入学から卒業まで至る長い期間となり、この活動も多くの学生は知らない状況になってしまいますし、学外の方々も同様の状況ですので、コロナ禍開けのこれからは、いっそう活動の周知に務めます。

開始時の集合写真

森林インストラクターの資格を持つ構成員によるキノコの菌打ちの仕方の説明

あらかじめ用意していたコナラは乾燥が進んでいてほだ木には適さない状況だったので、最近伐った木を探しに生木置き場でほだ木を探しました。

菌打ちの様子

東洋大学「こもれびの森」植物図鑑

「こもれびの森」に生育している植物は少なくとも300種以上に及びますが、その中でも特徴的なものを20種選定し、ボタニカルアートの手法を用いて紹介しています。ぜひご覧ください。

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