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【こもれびの森・里山支援隊】2021年4月5日のこもれびの森(シイタケが出ました)

東洋大学川越キャンパスこもれびの森・里山支援隊が2019年4月13日にコナラのほだ木に菌打ちしたシイタケが、4月5日にたくさん出現しているのを発見しました。他に菌打ちしたキノコは秋に出現するのを見たことがありますが、シイタケは春と秋の2回出現するようです。

春学期が始まる前にソメイヨシノやヤマザクラの開花が終わってしまいましたが、花が最もたくさん咲く季節の現在の様子をおしらせします。

 

シイタケの出現

【こもれびの森・里山支援隊】2019年4月13日(土)里山林保全活動報告に当時の活動していますが、シイタケ、ナメコ、ヒラタケの3種類のキノコのうち、今回発見したのはシイタケです。菌打ちは2015年から毎年春に行ってきましたが、これだけたくさんキノコが出てくるのは初めて見ました。

キノコは分解者として、林内のあちこちにさまざまな種類が出てきます。菌打ちしていませんが、写真の奥に見えるカワラタケもよく見られます。カワラタケは固くて食用には適しません。

2020年はヤマザクラのほだ木にシイタケを菌打ちしていますが、果たして出現するでしょうか。

コナラのほだ木に出現したシイタケ。手前と奥にはカワラタケも見える。

2年かかってできたシイタケ。屋外で育つ原木栽培のためか、よく見る室内で育てる菌床栽培のシイタケと比べるとしっかりとしているように見えます。

 

その他、こもれびの森で見られた花など

その他、本日見られた花など特徴的なものを紹介します。

 

コナラの花と移植した幼木の様子 

コナラと言えば「どんぐり」(堅果)が思い浮かびますが、もちろん花が咲きます。葉が出てくるのとほぼ同時に花が咲きます。垂れているのは雄花で、雌花は遠目ではよくわかりません。2枚目の写真は、2014年6月のこもれびの森・里山支援隊発足当時に実生を明るい場所に移植して、4年後の2018年3月に再度林内に戻したコナラの苗木の様子です。

当時の様子は、【川越キャンパスこもれびの森・里山支援隊】2018年3月3日(土)里山林保全活動報告に報告していますのでご覧ください。

林内は明るさが足りないためか、再移植したコナラの半数ぐらいは育たずに枯れてしまいましたが、写真の苗木は、高さが1m以上に成長しています。それでも、成長にはかなり時間がかかりそうです。

コナラの花

2014年に実生を日の当たるところに移植して育て、2018年に林内に再移植した苗木の様子

 

ムラサキケマン

ムラサキケマン(紫華鬘)は、華鬘:仏堂内陣の欄間などにかける荘厳具の名前がついた古くからある植物ですが、こもれびの森の林縁に大群生を作っている場所があります。もう一つの大きな林である「大越記念庭園」には同じケシ科キケマン属のジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)がありますが、どちらも名前のインパクトがあって、一度覚えると忘れられません。

ムラサキケマンの大群落

ジロボウエンゴサク(大越記念庭園で2021年4月3日に撮影)

 

クサイチゴとカジイチゴの花

川越キャンパスにはさまざまな野生の「イチゴ」が見られます。一番見られるのは食べられない草本の「ヘビイチゴ」ですが、木本であるバラ科キイチゴ属の中では、いずれも実が食用になる「カジイチゴ」「クサイチゴ」「クマイチゴ」「ニガイチゴ」「ナワシロイチゴ」がこれまでの調査で見つかっています。「クサイチゴ」と「カジイチゴ」の白い花を発見しました。クサイチゴは新西門のすぐ近くにあるツツジの花に紛れて咲いていました。また、カジイチゴは林内で高さ2m以上の枝を伸ばして咲いています。木本と言いますが、クサイチゴもカジイチゴも草本のような雰囲気です。

 

ツツジの花に紛れて咲くクサイチゴの白い花

高さ2m以上に育つカジイチゴ。カジイチゴも白い花が咲く。

 

ホウチャクソウ

もう一つ仏教にちなんだ名前の植物にホウチャクソウ(宝鐸草)があります。花の形が寺院の堂や塔の四隅の軒に吊るされる大形の鈴「宝鐸」にちなんだ名前です。通学路となっている「こもれびの道」沿いには大群生が見られます。あまり開かずに目立たないですが白緑色の美しい花が咲きます。

ホウチャクソウは、2020年3月に発行した『東洋大学「こもれびの森」植物図鑑』で紹介していますのでご覧ください。

ホウチャクソウ

 

ソーシャルメディアのご案内

こもれびの森・里山支援隊のソーシャルメディアとして、作業結果をいち早くお伝えするFacebookページと当日の中止連絡等、緊急連絡やページの更新を伝えるTwitterアカウントがありますので、ぜひご覧ください。なお、2021年4月5日現在、活動を休止しています。