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東洋大学人間科学総合研究所「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学 知の継承編」公開講演会 歴史学の視点-「知の継承」における「確認」と「見直し」

東洋大学人間科学総合研究所

「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学」プロジェクト
新シリーズ「知の継承編」始動!

 

日時

2023年5月27日(土)14:00-16:00

場所

会場:東洋大学白山キャンパス2号館16階スカイホール (ZOOM同時配信)

対面・オンライン同時開催

 

内容 

歴史学の視点-「知の継承」における「確認」と「見直し」
講師 石橋 崇雄  東洋文庫・研究員

 

「知」の意味するところは広く、手もとの漢和辞典をみても、認識している、認知する、悟る、見分ける、記憶する、聞き知る、見て知る、親しむ、表れる、治める、告げる、知らせ、知識、知恵、交友、交遊、もてなし、欲、等々、多岐に亙ります。「知の継承」がこうしたことの全てを受け継ぐことであるならば、ただ受け入れて引き継げばよいというわけではないことが判ります。歴史学の視点においても同様です。さまざまな視点が想定できるなか、「見直し」の視点をはじめ、「知の継承」として重要になる視点は、「知」ったことを「確認」する時にふと覚える「素朴な疑問」から生まれることが多いものです。今回は、中国歴代王朝における「知の継承」の一例として、儒教の四書五経から『論語』を取り上げ、「学而」篇の冒頭に「子曰。學而時習之、不亦説乎。有朋自遠方來、不亦樂乎。人不知而不慍、不亦君子乎。」とあって広くよく「知」られている章句を主な題材に選び、歴史学の視点から「確認」と「見直し」を試みます。中国歴代王朝の変遷を反映して必然的に生じた「知の継承」における「確認」と「見直し」をめぐる私見の幾つかを示すことで、皆様それぞれの視点における「確認」と「見直し」の切っ掛けに繋がることになれば有難い限りです。

 

参加費

無料 

 

お申込み・問合せ先

https://forms.gle/XD1CW2Ckm4YtrXLf9

高校生・大学生など若いみなさん、あるいは一般の方々など、多くの方のご参加をお待ちしております

 

東洋大学白山キャンパス
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
https://www.toyo.ac.jp/about/access/hakusan/

・白山駅 (都営地下鉄三田線) 徒歩5分
・本駒込駅 (東京メトロ南北線) 徒歩5分

人間科学総合研究所 ihs.sdgs@gmail.com

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