【2021年度】東京都と東洋大学国際観光学部の観光経営人材育成事業のオンライン講座を実施します
東京都と東洋大学国際観光学部の産学連携による観光経営人材育成講座
「持続可能な観光地マネジメントにむけて」を2022年1月29日(土)より、オンライン講座として開講します。
本講座は、東京都と参画して観光産業における経営やマネジメントを担う人材の育成に向けた教育プログラムの開発及び実施運営、事業の効果検証を行います。
【講座内容】
SDGs(持続可能な開発目標)が着目されており、観光面でも現在と未来の経済、社会、環境への影響に十分配慮した地域づくりを考えなければなりません。東京都でも「持続可能な観光の推進」が重要事項として挙げられています。本講座では、持続可能な観光のための指標をはじめとして、観光地計画・ウィズコロナの観光まちづくり、DMOにおけるプライス・ブランディング、歴史文化資源の活用、経済・観光消費分析、データ活用による観光動態の解析などを考察していきます。各講義後にグループディスカッションを通じて、持続可能な観光地マネジメントへのアプローチ・視座を提示します。
【講座日程】
2022年1月29日(土)、2月5日(土)、2月12日(土)
【講義スケジュール】
2021 講座内容の詳細はこちら
講義スケジュール | 時間 | 講義概要・講師 |
2022/1/29(土) | 10:00 -10:30 |
主催者挨拶 ガイダンス(内容・進め方、古屋 秀樹) 〇参加者の自己紹介(受講の理由、期待していることなど) |
1回目 ガイダンス |
10:30 -11:10 |
①持続可能な観光づくりの取り組み (オーバーツーリズムへの対応事例、国連の取組み(MDGs、SDGsと投資・気候・防災との関連)、持続可能な観光のための指標を取り上げます) 講師 東洋大学 国際観光学部 教授 古屋 秀樹 |
11:10 -11:30 |
〇ブレークアウトセッション(グループに分かれて、持続可能な観光づくりに向けた取り組みについてディスカッション) | |
2022/2/5(土) 2回目 (1)観光地マネジメント の概要 |
10:00 -10:50 |
②観光まちづくりの総論・最近の潮流 (観光地計画と観光まちづくりの違い、地域資源と観光資源の関係、観光地の価値構造、マイクロツーリズムなどウィズコロナの観光まちづくりについて) 講師 東洋大学 国際観光学部 教授 佐野 浩祥 |
11:00 -11:50 |
③DMOにおけるプレイス・ブランディング (近年、海外DMOではブランドを構築・強化する動きがあります。ブランドが強化されると人々やビジネスを持続的に魅了すると考えられているからです。英国と米国の事例を中心に解説します。) 講師 東洋大学 国際観光学部 講師 宮崎 裕二 |
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11:50 -12:20 |
〇講師間の意見交換ならびに受講生との質疑 | |
(2)歴史を踏まえた 地域づくりの取組み |
13:30 -14:20 |
④観光まちづくり(温泉を活用した地域づくり) 温泉資源の特徴および温泉地の形成過程を踏まえたうえで、温泉を中心とした地域活性化について解説します。 講師 東洋大学 国際観光学部 准教授 内田 彩 |
14:30 -15:20 |
⑤観光まちづくり(歴史を活用した地域づくり) 歴史文化資源を活かした観光まちづくりについて、京都府舞鶴市の事例などをふまえて解説します。 講師 東洋大学 国際観光学部 教授 須賀 忠芳 |
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15:20 -16:00 |
〇講師間の意見交換ならびにブレークアウトセッション(グループに分けて、観光地マネジメントならびに歴史を踏まえた地域づくりについてディスカッション) | |
2022/2/12(土) 3回目 (1)EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)を考慮した地域マネジメント |
10:00 -10:50 |
⑥エビデンスの捉え方-消費と周遊観光を事例として (観光地域にとって関心の高い観光消費分析の方法と注意点、および人気のある周遊観光政策の効果を考えます) 講師 東洋大学 国際観光学部 准教授 栗原 剛 |
11:00 -11:50 |
⑦観光客の移動や誘致圏、GPS,GISを活用した観光動態の分析 (観光客の移動や誘致圏の捉え方、GPSなど人流ビッグデータとそれを可視化する地理情報システム(GIS)の扱い方について解説します。) 講師 東洋大学 国際観光学部 准教授 杉本 興運 |
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11:50 -12:10 |
〇講師間の意見交換ならびに受講生との質疑 |
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(2)持続可能な地域づくり の取組み |
13:15 -14:15 |
⑧持続可能な地域づくりの関連事項に関する講義 (事例紹介:事業評価と合意形成との関連(NY、ベネチア、鎌倉等)、適切な投資の誘導(情報開示など)、観光における費用対効果の考慮(米国等)) 講師 東洋大学 国際観光学部 教授 古屋 秀樹 |
14:15 -14:40 |
〇質疑応答の後、ブレークアウトセッション(グループに分かれてEBPMならびに持続可能な地域マネジメントについてディスカッション) |
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14:50 -15:40 |
〇受講生の講座について感想・意見交換 |
【応募手順】
※受付終了しました。【受講対象者】
都内に在住あるいは在勤している方で、地域の観光振興・観光産業・環境を考慮した地域資源の利活用に関わる方。
【受講要件】
原則3日間の出席可能な方
【募集定員】
30名程度 ※応募者多数の場合は抽選などを行い受講者を決定いたします。
【受講料】
無料
【応募締め切り】
2022年1月11日(火) ※1月17日(月)までに選考結果をメールにてご連絡いたします。
【会場】
オンライン授業
【お申込みいただくにあたっての留意点】
- 本講座は東京都と東洋大学が連携して実施する観光経営人材育成事業です。このため、事業趣旨にそったお申込みであることを確認させていただく場合がありますことをご了承ください。
- お預かりした個人情報は、本講座に関わる連絡やご案内にのみ使用いたします。
- 講座は撮影、映像収録を行う予定です。予めご了承ください。
【お問い合わせ先】
東洋大学研究推進部産官学連携推進課 観光経営人材育成事業事務局
メールアドレス:ml-tokyo-toyokanko@toyo.jp 電話番号:03-3945-7161