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「2022NEW環境展」に生命工学研究室が出展しました

「2022NEW環境展」の概要


現代は環境との共生を無視しては企業の存続すら危ぶまれる時代になりました。また国連が定める「SDGs」の推進にむけ環境汚染問題や地球温暖化問題の解決は避けて通れない課題です。とりわけ資源有効利用や新エネルギー・省エネルギーの推進、CO2排出削減技術の活用は、企業の環境・温暖化対策にとって最重要の取り組みです。そうしたなか、各種課題に対応する様々な環境技術・サービスを一堂に展示情報発信する事により環境保全への啓発を行い、国民生活の安定と環境関連産業の発展を目的とします。

出展内容


2022年5月25日(水)~27日(金)の3日間、東京ビッグサイト東展示棟5ホール(U-509ブース)にて、理工学部 応用化学科 峯岸宏明准教授による「SDGs達成を目指した極限微生物による関連技術」について、ポスター及びサンプルを用いて出展・紹介しました。

  
(写真:ブース内で説明をする峯岸宏明准教授)

極限環境微生物の1種である好塩性古細菌は高NaCl濃度環境下で生存可能な微生物です。これらは、NaClだけではなく、他の金属塩にも耐性を示すことが知られています。さらにこれらが生産する酵素の多くは耐熱性を示すことから、様々な産業分野での応用が期待されています。今回は、高塩濃度環境の浄化、多糖類の分解などの好塩性酵素の研究発表を峯岸准教授研究室の大学院生、および生命科学部 三浦健准教授の学部生が行いました。

また、当日は、峯岸宏明准教授が所属し、極限環境微生物研究の先端科学と知見を社会に還元しSDGsが掲げる目標に貢献することを目指している「東洋大学バイオレジリエンス研究プロジェクト」の紹介資料を複数用意し、特に「プラスチック分解菌の探索」ポスターに関しては、来場者の関心がありました。

  
(写真:ブース内にて来場者へ説明する学生)

本プロジェクトでは、プラスチック分解菌の単離と海洋マイクロプラスチックなどの境浄浄化への応用、好塩菌を用いて醤油製造過程で排出される醤油諸味粕の有効活用及び減量化、難培養微生物である硝化菌・脱窒菌の働きを利用した硝化脱窒処理リアクターの構築など、高温、高pH、高塩濃度、放射線、有機溶媒といった過酷な極限環境でも生育可能で新たな生物資源として注目される極限環境微生物(extremophiles)を研究対象とし、SDGsに掲げられた目標(環境浄化、健康福祉、産業応用)を実現する研究を行っています。

  
(写真:2022NEW環境展ブーススタッフ)

 

峯岸宏明准教授出展後のコメント:

本展示を通じて、様々な分野の方に極限環境微生物研究の有用性を認識してもらえ、また好塩性微生物の応用について、今後の発展に期待しているとのご意見を多数いただけて喜ばしく思っています。

三浦健准教授出展後のコメント:

来場者の方々からのコメントを頂き、「実用化」に向けて新たな気付きがありました。多数の来場者から「ゴール(実用化)を期待しています」とのお言葉を頂き、極限環境微生物の可能性を改めて感じることができました。さらに参加した学生も「学び」があったと思います。今後の成長に期待したいと思います。

 

詳細


会期:5月25日(水)~27日(金)
場所:東京ビッグサイト 東展示棟(東京都江東区有明3-10-1)
主催:日報ビジネス株式会社

 

関連リンク(別ウィンドウが開きます)


詳細はこちら(NEW環境展公式HP)
理工学部 応用化学科 峯岸宏明准教授研究者情報データベース
生命科学部 応用生物科学科 三浦健准教授研究者情報データベース
産官学連携推進センター

(記事作成日:2022年5月30日)