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講演会「障がいと差別を超えてグローバルな社会に生きる」が開催されました

2017年5月12日 講演会「障がいと差別を超えてグローバルな社会に生きる」を開催しました

2017年5月12日(金)国際教育センター主催、社会貢献センター後援による「障がいと差別を超えてグローバルな社会に生きる」講演会を白山キャンパス8号館125記念ホールにて開催しました。当日は本学の学生・教職員や一般の方々総勢約80名が参加しました。

講演者であるアメリカ人のアン・トーマス(Anne B. Thomas)さんは、1976年18歳の時にスペイン旅行で交通事故に遭い、その後の車椅子生活を余儀なくされました。アンさんは不屈の精神でリハビリに励み、約3ヶ月のリハビリを終了し自宅に戻ることができました。自宅に戻った後、主治医からは施設に入ることをすすめられましたが、アンさんは「身体は動かなくても、脳は動く。」と悲嘆から逃れ、自身で出来ないことはないことを自ら証明するために、自宅から遠く離れたニューメキシコ大学に入学し、法律の学位を取得しました。1983年当時は障がい者への偏見は非常に強く、車椅子・障がいを持つだけで雇用を拒否することが法的に問題のない時代でした。しかし、アンさんはくじけることなく色々な会社に履歴書を出し続け、デンバーの石油会社で職に就くことができました。その後、アンさんは2008年に新たな病気で余命宣告の診断を受け、より長く生きるため当時の職を辞し、あらゆる種類の治療を模索しつつ、数々の逆境に打ち勝ってきたご自身の話を伝える、ストーリー・テラーとしての道を開きました。また、障がい者に対するアメリカの法律等に基づく支援が独立した生活を可能にしてきたこと、昨今のグローバル化による障がい者の就業率の低下のマイナス面、またインターネット普及による障がいへの知識・支持の向上などに関しても話されました。

1時間弱の現在形で語られるアンさんの半生のお話に、会場参加者全員が惹き込まれ、非常に充実した講演会となりました。

講演後、質疑応答の時間が設けられ、「アメリカでは若者を対象とした積極的な障がいに関するプログラムがあるのか?」「今後どのような法制度が必要だと思うか?」など、たくさんの質問があがりました。

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