ダルマプルサダ大学との国際学生ミーティングが開催されました
2023年2月11日(土)に、東洋大学とインドネシア・ダルマプルサダ大学との国際学生ミーティングが開催されました。
国際学生ミーティング(Online Student Meeting)は、コロナ渦における新しい国際交流の形として、東洋大学と世界の協定校の学生をオンラインで結び実施されているものです。ミーティングではテーマが設定され、参加者は事前に準備した内容をもとにテーマについて自由に意見交換を行います。
ダルマプルサダ大学とは、今まで6回のミーティングを行ってきましたが、今回からは、「学生主体のミーティング」として、学生有志が自分たちで事前準備を行い、テーマ設定やアイスブレイクの活動などを考えて開催し、双方の大学から計29名が参加しました。リーダー学生たちは、事前に何度もオンラインミーティングを行い、ダルマプルサダ大学の学生と協力して準備を行なっていたようです。ミーティングでは、「恋愛観」「メディア観」「季節と生活」「旅行と生活」というテーマのもと、ブレイクアウトの部屋でインドネシアと日本、また参加した東洋の留学生の出身地域の違いについて意見交換が行われました。
「メディア観」のグループでは、日本でもインドネシアでもテレビの教育番組が減っており、動画サイトの方が充実したコンテンツがあるため、子供がテレビを見なくなっているという報告がなされていました。また、インドネシアの学生が動画サイトを使って日本史を勉強しており、江戸時代の鎖国に興味があると聞いて、日本理解の深さに改めて驚くなど新たな発見があったようです。
その後、メインルームに戻り、各グループのリーダーがセッションで学んだことを報告し、全体で共有しました。どのグループからも同じように、テーマ以外にも意見交換できて充実した時間を過ごせたという報告があり、交流に満足した様子が伝わってきました。最後に学生代表として、ダルマプルサダ大学のプトラさんからも、今後も学生ミーティングを続け、双方の交流を進めたいという話がありました。
今回のミーティングに参加してくれた皆さんが、今後も国際交流や海外学習への興味を深めてくれることを期待しています。
国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!
(講師:牛窪隆太)