1. 東洋大学TOP
  2. ニュース
  3. 教育
  4. 学生生活
  5. 【受賞者発表】「チャレンジ!オリジナル妖怪動画作成~SDGs編~」
MENUCLOSE

【受賞者発表】「チャレンジ!オリジナル妖怪動画作成~SDGs編~」

2021年2月1日(月)~14日(日)の期間で募集していた本企画は、白山、朝霞、川越、板倉、赤羽台の全キャンパス65名の学生から作品の応募がありました。

今回は、SDGsを達成できるオリジナルの妖怪を生み出し、ARアプリでその妖怪の動画を作成するという企画で、応募期間はわずか2週間かつ動画は20秒以内という制限がありましたが、どの作品も、SDGsの各ゴールへの到達方法が熟考されており、想像力に富んだオリジナル妖怪がARで動く動画は、背景や効果音等の工夫もあり、非常に見ごたえがありました。

企画概要はこちら

作品は、学長及び副学長で構成された選考会において、
SDGsの各ゴールの理解
考案した妖怪の独自性
AR
動画の完成度
の3つの観点で審査され、最も優秀な作品1名には学長賞、
SDGsの各ゴールで優秀な作品9名にはSDGs17ゴール賞の受賞が決定されました。 
(表中の「受賞妖怪名」をクリックすると作品の詳細(動画)が確認できます。)

 SDGsゴール
応募数  学長賞 SDGs17ゴール賞 受賞妖怪名   作成者名※ 
 ゴール1
「貧困をなくそう」
   0  該当なし 該当なし  -  -
 ゴール2
「飢餓をゼロに」
   7  該当なし    腹鳴り  五十嵐 夕華
 ゴール3
「すべての人に健康と福祉を」
   4  該当なし    Dr.Bee  南雲 和樹
  ゴール4
「質の高い教育をみんなに」
   3  該当なし  該当なし  -  -
  ゴール5
「ジェンダー平等を実現しよう」
   3    該当なし  難塵  ゆい
 ゴール6
「安全な水とトイレを世界中に」
   3  該当なし    モクジラ  PHAM VAN NAM
 ゴール7
「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
   6  該当なし    歌ナリア  吉兼 大誠
  ゴール8
「働きがいも経済成長も」
   3  該当なし  該当なし  -  -
  ゴール9
「産業と技術革新の基盤をつくろう」
   2  該当なし    フラ太郎  M.I
  ゴール10
「人や国の不平等をなくそう」
   2  該当なし  該当なし  -  -
 ゴール11
「住み続けられるまちづくりを」
   3  該当なし    ダストンボ  内山 新
  ゴール12
「つくる責任つかう責任」
   10  該当なし    デリコーン  土方 杏
 ゴール13
「気候変動に具体的な対策を」
   6  該当なし    Greenzzly  菊池 開世
  ゴール14
「海の豊かさを守ろう」
   5  該当なし    AQUA53  S.S
  ゴール15
「陸の豊かさも守ろう」
   5  該当なし 該当なし  -  -
 ゴール16
「平和と公正をすべての人に」
   3  該当なし  該当なし  -  -
  ゴール17
「パートナーシップで目標を達成しよう」
  0   該当なし 該当なし  - -

※学生本人の希望に基づく表記とします。

 

<学長賞 受賞作品>

SDGs目標:ゴール5 「ジェンダー平等を実現しよう」

妖怪の名前:難塵

作成者氏名:ゆい(理工学部 電気電子情報工学科 4年)

生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 ターゲット5.4家庭内における責任分担や5.5意思決定の場への女性の参画に着目しています。男性の優位や常識をこの妖怪として扱い、塵を払う=男性の輪に席を開けてみること・身近な掃除をすること・常識を見直すことによって性別間の障壁に気づくきっかけと変化を期待します。


 そのホコリ(誇り)は長らく男人(ダン・ジン)の肺に堆積した。咳(責)があるとより一層その存在を信じた。

 誇りは寄って集って塵と成し、塵(ジン)は人(ジン)に通ずる。

 そのホコリは小さな人なり。
長年を経て集った人である。

 難に夫を含み、塵に比を含むは大いに性(性別・性質)を捻じ曲げた。その正体は小さな繊維の集いである故に、積もらねば脅威ならず。取り出だすには、
一つ、窓を開けること。マドは円なり。性により形成す環を開くことで肺から抜け易くする。
一つ、掃除をすること。男性は特に体内のホコリは蓄積分ありて、家中マメに払うとよし。
一つ、空中の塵によく気づくこと。塵は埃はあらゆる空に存在し、日の当たるまで見づらいものなり。見えた塵はそこに汚いものが存在するように感じるが、初めからそこにいる。ホコリ同音につき惑わされる者多いが、決して体内に入れるべからず。

開いた円より女性の空気は入り込み、男性よりその塵払い落とせば、人は本来の形となりうる事を験て欲しい。


 

 

この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等

 

 初めにジェンダー平等を掲げる目標を取り入れようと決めました。女性の働き方や、家庭でのあり方について疑問や声を上げている方々を日々SNSで見ています。自分にとって身近で解決の難しさを痛感しているためにこの機会にと調べました。ターゲットを調べ、女性の意思決定の場の確保が上がっていました。実際に内閣府や各省のページでは女性の管理職の少ないこと(20%以下)や非正規雇用の多さ(50%以上)を知りました。人口減少や高齢化に伴い女性の働き手の重要性、然し子育てに当たって問題があることはキャリアの授業で学びました。もうひとつ、今回は井上円了の妖怪学をはじめとした心理学に関する書籍を読み、妖怪自体ではなく現象に対して疑問を持ち、考えうる可能性を一つづつ確かめていった彼の行動に非常に大きな価値を感じました。妖怪の多くは心理学によるものであるという主張は明確で、今回特に注目したのは"無意識""音調の連想"でした。関連する言葉を並べ(誇り、責任、人)それぞれを別の文字に置き換えてみました(埃、咳、塵)解決に当たって、人の無意識にこの塵はそういうものだと書き加えることで、人を本質から変化させること、ひいては根の深い性別の常識に影響することが期待できるかもしれないと考えました。

 合間に具体的な解決案(男性の多い席に空席を作ってもらうこと、家事分担)を加え、先のように音に合わせて意味を関連づけることで妖怪として成り立たせる工程は面白くもありました。見た目はまた悩みましたが普遍的な埃と性別を表さない口のみを書き、あくまでどこにでもある空気の一つであるというこだわりを通しました。自分で生み出すのは楽しかったですが、難儀な塵ができるだけ積もらない世界にするために私ができることをより具体的に模索していけたらと思いました。なお、ARアプリの活用という点も、今回初めて試行しました。妖怪についてより詰めた結果映像としての見せ方には工夫しきれなかったように感じます。色の濃さや形によっては画像処理がなされず、妖怪に穴が空いたりしたのは難しい点でした。言い換えればAR技術でまだまだできることがありそうだということを体感したため、今後より注目して見ていきたいなと思います。この企画全体に対してはどの要素も自分の興味深いものの掛け合わせで、非常に楽しくまた考えるきっかけとして堪能できました。企画として大きく情報を作り出すことにも興味が持てました。


 

<SDGs17ゴール賞 受賞作品>

SDGs目標:ゴール2 「飢餓をゼロに」

妖怪の名前:腹鳴り

作成者氏名:五十嵐 夕華(経営学部 マーケティング学科 4年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 うさぎのように大きな耳を持ち、鳥のように素早く飛べる体を持ちます。集団で行動して、世界中の余った食べ物を体に蓄えて生きています。人間のお腹の鳴る音が好きで沢山聞こえる場所に集まっては、しばらく滞在します。

 体毛が生え変わりやすく、抜け落ちた体毛は蓄えた食べ物がそのまま生えてくるような不思議な土地に変えます。収穫後もその土地は永久に豊かであり続けます。人間のお腹の鳴る音が聞こえなくなるとまた違う場所へ移動します。

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 SDGsについてはよく耳にしますがよく考えることはあまりありませんでした。今回よく考える機会となり勉強になりました。どんな妖怪がいれば良いのが考える時に1番大切にしたのは、妖怪が全て解決せず、いなくなっても豊かにした状態を人間だけで継続できるかということです。

 飢餓の現状や原因を学びましたが、わたしにもゴール達成の手伝いとしてできることがあると知りました。今回はこのような企画をありがとうございます。

 


SDGs目標:ゴール3 「すべての人に健康と福祉を」

妖怪の名前:Dr.Bee

作成者氏名:南雲 和樹(経営学部 会計ファイナンス学科 4年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 Dr.Beeは、ワクチンを受けられない世界中の子どもたちや妊産婦さんに、ワクチンを届けることができます。

 今世界では、マラリア、エイズ、結核などの伝染病や、コロナウイルスなどの感染病により、5秒に1人のスピードで5歳未満の子どもが亡くなっています。そして、その数は年間560万人にのぼります。原因は「ワクチンを受けられない」ことです。世界の人口73億人のうち、半分の36億人がワクチンなどの基礎的な医療サービスを受けることができておらず、ワクチンも足りていません。
以上の環境下において、Dr.Beeは世界中に生息し、子どもたちや妊産婦さんに襲いかかって針を刺します。その針は「ワクチン針」と呼ばれ、多くの子どもたちを救ってくれます。Dr.Beeのおかげで、たとえ病院に行けなくても、医療サービスが受けられなくても、外で遊んでいるだけで自然に、そして「平等に」ワクチンを受けられるのです。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 この度の企画において、妖怪学の知識が全く無い状態でのスタートでしたが、井上円了先生の学問との深い関係から学べることが出来て、東洋大学生として誇らしく思うことができました。また、SDGsにおいても、名前は聞くだけで深く考える機会はあまり無かったので、外務省のホームページやYouTubeなどのコンテンツから知識をインプットすることで、深く考える機会にすることができました。


SDGs目標:ゴール6 「安全な水とトイレを世界中に」

妖怪の名前:モクジラ

作成者氏名:PHAM VAN NAM(情報連携学部 情報連携学科 3年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 Mokujira is a youkai with an ability to turn wastewater into clean, drinkable H2O! Algae (藻, "mo") is a magical plant that "removes ammonia, phosphate and nitrate, significantly reducing the pathogen load"(*). As a whale (鯨, "kujira") with that marvelous power, Mokujira absorbs wastewater and spouts clean, fresh water! Every creature that is neighbors with Mokujira can enjoy a pure environment.
“モクジラ(藻鯨)”は、汚水を飲むことのできる水に変える妖怪です。モクジラの藻は植物の魔法を操り、「アンモニア、リン酸塩、硝酸塩」を除去し、病原菌の元を大幅に減らす能力を表します(*)。モクジラの鯨は口から汚水を飲み込み、きれいで新鮮な水を吹き出す能力を表します。モクジラが訪れた環境は水質が改善され、生物が過ごしやすい水環境になります

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 Participating in this challenge, I have learned how important yet difficult to achieve SDGs. Together with friends at INIAD, I created a platform, KnowYourFish(*), to contribute to the achievement of SDG 14 "Life Below Water", Target 4. Working on that, I was absorbed in solving one single problem of improving fish population, without seeing the whole picture that the SDGs, in fact, are all connected to each other. To conserve the ocean's wildlife, it is also needed to create a clean aqua environment, which is the goal of SDG 6 "Clean Water and Sanitation". This AR youkai, Mokujira, is my hope that we will collaborate to achieve all the SDGs. To a better life.
このチャレンジに参加して、SDGsを達成することの重要性と難しさを実感しました。情報連携学部の仲間と一緒に、SDGの目標 14「海の豊かさを守ろう」 のターゲット4の達成に貢献するためのプラットフォームKnowYourFish(*)を作成しました。それに取り組んで、魚の個体数を改善するという1つだけの問題に夢中になり、すべてのSDGsの目標が繋がっているという全体像を把握していませんでした。 海の生物を保護するためには、SDG6「安全な水とトイレを世界中に」の目標であるきれいな水環境を作り出すことも必要です。 このAR妖怪モクジラは、私たちが協力してすべてのSDGsを達成することを願っています。より良い生活へ。


SDGs目標:ゴール7 「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

妖怪の名前:歌ナリア

作成者氏名:吉兼 大誠(経済学部 国際経済学科 2年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 歌力(かりょく)発電を行い、1匹で従来の火力発電の10倍の電力を創出することができます。歌ナリアは渡り鳥で、世界の電気を使えない地域に住み着き、充分な電力を供給を終えると次の地域へ移動します。燃料となるのは歌ナリアの歌声のみなので、持続可能な社会の実現につながります。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 私は2年生の前期に国際社会学の授業でSDGsに関する講義を受けました。それまでのSDGsに対するイメージは「地球温暖化」や「水質汚染」などの環境問題に関するものがほとんでしたが、学ぶにつれ、差別問題や国際平和、格差社会など多岐にわたる目標が掲げられていると知りました。
そんな中で自分自身ができることはなにかと模索し、インカレでカンボジアの子供たちにサッカーボールなどの寄付をしたり、チャリティーフットサル大会を開催したりしてきました。今回のコンテストで、再度SDGsに関する情報を見てみると、数ヶ月前より改善されている部分や、逆に悪化している点が見受けられ、世界の情勢が刻一刻と変化している事実を改めて感じ、これからも国際的な視野を持って学業に取り組みたいと思いました。


SDGs目標:ゴール9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」

妖怪の名前:フラ太郎

作成者氏名:M.I(情報連携学部 情報連携学科 4年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 フラ太郎はあまりインフラ整備が進んでいない地域にふらっと現れ、電気やガス、水道そしてインターネットなどの設備を人々に伝え、少しだけ体験をさせてくれます。そしてそのインフラというものの便利さを知った人は、フラ太郎がまたふらっとどこかへ行く前にその設備の方法や知識をフラ太郎から教わります。そして、その地域に十分なインフラ整備が整うと、フラ太郎はまた新たな場所へふらっと旅に出ます。
インフラ整備の整っていない地域に、一時的に水や電力を供給するのは比較的容易に行うことができます。しかし、「産業と技術革新の基盤をつくろう」というSDGsのゴールには、一時的な供給ではなく持続可能で災害などが起きた場合でもすぐに元の状態に復旧ができるような「強靱(レジリエント)なインフラ」である必要があります。そのためにインフラ整備はただ一方的に与えるのではなく、その地域に暮らす人達と共に生み出していくことで知識も供給し、その地域の技術能力を伸ばすことにも繋がると考えます。そして、何か災害が起きた際などにも現地で十分に対応できるだけの力を生み出すこともできるため、フラ太郎をただインフラ整備を提供する妖怪ではなく、その知識を教える妖怪としました。
また、これは目標9-2にあるだれも取り残されない持続可能な産業化にも繋がると考えます。共にインフラ整備を作っていくことで必然的に人的資源が必要になるので、雇用と国内総生産に占める農業や漁業など以外の割合を大きく増やすことになります。
最後にSDGsは1つ1つのゴールが独立しているものではなくお互い連鎖していると思います。目標9の「産業と技術革新の基盤をつくろう」が達成できた場合、開発途上国の規模の小さな工場や会社がモノやサービスの流れやその市場に広く組み込まれるようになり、目標8の「働きがいも経済成長も」の実現に大きく影響します。そこからさらに産業が発展していくことが期待できるので、そこからさらに目標1、目標2、目標4といったようにゴールに到達していくことに大きな影響を、フラ太郎は与えることができると考えます。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 私はこれまでSDGsは授業で聞いている程度の知識しかなく、何となく大切なであるとは感じていましたが、何となく自分には関係のない話のようにも感じてしまっていました。しかし、今回のチャレンジを通じて、たまたま自分が恵まれた国に生まれることができたということに改めて気が付かされました。そして、その恩恵というものを得られているのは恵まれているというのを改めて感じ、自分が今後社会人として働いていく上でそのことは忘れてはいけないと強く感じました。また、SDGsに対してこんなに多くの目標を達成するのは無謀であるようにこれまで感じてきていました。
しかし、自分が作ったキャラクターが達成する目標のゴールというのは、他の目標のゴールを達成するためにもとても大きな影響を与えていることを理解し、何か一つでもゴールに到達することでできればそのあと連鎖的に他の目標のゴール到達も見えてくることがわかり、自分も何か一つでいいからできるとこはないかと考えていくことが大切なのだと感じることができました。


SDGs目標:ゴール11 「住み続けられるまちづくりを」

妖怪の名前:ダストンボ

作成者氏名:内山 新(経営学部 経営学科 3年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 ダストンボはポイ捨てされたゴミを拾って、捨てた人のところへ持っていく妖怪です。この妖怪はポイ捨てをなくしたいという思いが集まりできた妖怪です。この特技でポイ捨てされたゴミを減らすことにより、11番目の「住み続けられる街づくりを」という目標に近づくことができます。

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 今回の企画に参加するのにあたり、私は自分の住む町について日ごろから思うことを解決したいと思いました。私の住む町ではポイ捨てが多く、町内会のゴミ拾いボランティアに参加した時にとてもショックを受けました。そしてこのSDGsにも「住み続けられる街づくりを」という目標があり、ポイ捨てをなくすこともその目標につながると思い、この妖怪を考えました。  
SDGsという世界共通の目的は聞くと大きなものに聞こえますが、私たちの常日頃の生活の中で変えられることがあれば変えていくとこと、それが大きな目標を達成することになるのではないかと思います。


SDGs目標:ゴール12 「つくる責任 つかう責任」

妖怪の名前:デリコーン

作成者氏名:土方 杏(国際学部 国際地域学科 2年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 今回私が取り上げた、ゴール12の「つくる責任つかう責任」について、農林水産省によると、2050年までに、世界の人口と食糧需要のそれぞれが、1.6倍まで増加すると述べられている。それにもかかわらず、日本国内では、年間で646万トンもの食料ロスがあり、これらは国連世界食糧計画(WFP)が一年で世界中で行っている食料援助量の2倍にもなると言われている。このことから、私は日本で残ってしまった食べ物をどうにかして形を変えて、食べ物を得ることができない貧しい国の人々に届けたいと思い、今回の妖怪を考えた。
この妖怪の名前である「デリコーン」は、ユニコーンの形をした妖怪であることから、名前の「コーン」をユニコーンから取っている。ユニコーンは幸せを象徴する伝説の生き物であることから、人々に幸せを届けることができるため、ユニコーンをモチーフにした。「デリ」は、ドイツ語で美味しいという意味の「デリカッセ」とdeliverの「デリ」からとったものである。
この妖怪は、日本や日本国外で残ってしまった食品ロスを餌としており、食品ロスを食べることで、排泄物としてまた別の食べ物に生まれ変わる。その生まれ変わった食べ物を貧しい国の人々に届けることができる。具体的に、さまざまな地域で残ってしまった食品を頭に乗っている器に乗せて回収する。そして、それらを食べて別の食べ物に生まれ変わると、体の横にある「いいねマーク」が点灯し、尻尾の形をした袋に詰められ、食べ物を食べることができない地域に届けられるという仕組みである。
次に、この妖怪の色について説明していきたい。ボディのオレンジ色は、ゴール12に用いられている色を使用した。立て髪の赤色については、「すべての始まりの色」という赤色を使い、デリコーンが食品ロスを生まれ変わらせることで、世界中の人々が平等に食べ物を得ることができ、新しい生活の一歩を踏み出してほしいという願いが込められている。
実際に実現することはできないが、この妖怪を使って世界中のさまざまな地域で発生している食品ロスをなくし、人々が平等に生活することができる世の中に1日も早くなってほしい。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 今回の企画を通して、まずSDGsについてもう一度見直すことができました。今まで曖昧な認知だったのですが、ひとつひとつ内容を確認して問題点を提示することで、今まで以上に理解を深めることができました。また、問題点を解決するための妖怪を生み出したことについては、新しい挑戦だったので、とても新鮮でした。妖怪を生み出すという非現実的なテーマで、調査の段階からとてもワクワクしていました。今回考えた妖怪を実際に生み出すことはできませんが、同じような性能を持った機械などがいつか誕生してほしいと思っています。楽しくSDGsについて学び理解を深めることができたので、このような企画を小学生や中学生など、将来を担っていく人々にも挑戦してもらい、どうやって今後の地球を救っていくかについて考えてほしいです。
最後になりますが、このような企画に参加することができてとても良かったです。今後またこのような企画があればぜひ参加したいと考えています。


SDGs目標:ゴール13 「気候変動に具体的な対策を」

妖怪の名前:Greenzzly

作成者氏名:菊池 開世(国際学部 国際地域学科 2年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

 気候変動の主要因には、温室効果ガスの増加による地球温暖化が挙げられる。しかしながら人類は、環境問題よりも産業・経済・商業などを優先しているため、環境問題対策に対する具体的な解決策を提示できないまま森林伐採が地球規模で行われ続け、温室効果ガスの増加を加速させている。そこで私は、地球温暖化の代表的被害者であるホッキョクグマをモチーフに妖怪を創り出した。いうまでもなく、ホッキョクグマは北極の氷が溶けている現状から、生活の危機に瀕しており、既に手遅れという見方もある。私のグリーンズリーは、お察しの通り、Green(緑)とGrizzly(クロクマ、ホッキョクグマetc)の造語によって命名された。この妖怪が通ったところからすぐさま植物が生い茂り、ふとした瞬間で鬱蒼とした森となってしまう。この妖怪の額には、常に涙が浮かんでいるが、心底人間への恨みを持っていることだろう。非科学的で興味深いことに、この妖怪の体の遺伝子は、植物と動物がうまく混ざり合って独立していないため、一つの個体とされる。胴体の後ろ側と顔面と前脚が、大木でできているのがわかるだろう。さらに、その木の部分が酷く傷ついているのは、まさに人間が与えているダメージである。なぜなら、この妖怪が誕生するのは、いつも森林伐採が行われている現場であるからである。彼の本当の怖さを知る前に、人類は今一度、環境問題に対して、深く考えるべきであろう。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 ちょうど私が所属しているゼミで気候ネットワーク国際ディレクター/理事/CAN JAPAN代表を務める平田仁子さんのお話を聞く機会があり、目標13を選択しました。気候変動に関する地球温暖化に関して、人類規模でも、何か成果を出したとは到底言えず、年々加速度的に気温が上昇し続けています。日本政府もこの問題に取り組む姿勢は見られますが、全く見当違いなことに、二酸化炭素の排出が激しい既に過去の産物である火力発電所の建設を急いでいます。さらに、アジア地域に例を見る発展途上国へも直接投資などで、火力発電所の利用を促しています。日本のメディアは声高に叫びませんが、火力発電所や石炭の利用を促す事による労働者や市民のデモは行われています。日本政府は代表的な当事者です。
一方で、森林伐採による酸素の減少は世界中の問題であります。今回の妖怪では、比べて大きな規模であるとして森林伐採の妖怪を生み出しました。産業革命以後は特に利益優先の社会でありますが、環境評論家の多くは、その利益優先社会の抜本的改革が必要であると言及しています。このような人類規模の問題を他人事とするのは簡単ですが、規模が大きいからこそ身近であると感じます。なぜなら、規模が大きい問題は、それほど誰にでも関係している問題であることが多いと感じるからです。このような意義深い企画を開催してくださり、ありがとうございました。


SDGs目標:ゴール14 「海の豊かさを守ろう」

妖怪の名前:AQUA53

作成者氏名:S.S(国際観光学部 国際観光学科 1年)

【生み出した妖怪の特技(どのようにゴールに到達するか) 】

特技:呼吸は二酸化炭素を取り込み、酸素を排出する。
主食は水中に浮遊するプラスチックなどのごみ。この妖怪が通ったところの水を綺麗にし、サンゴや魚を元気にする。
効果:海、川の水が綺麗になり魚たちも元気になり地球が元気になる。

 

 

【この企画に参加する過程で学んだ(調査した)こと等】

 SDGsは17個の目標設定していることは知っていたが、それぞれに細かな年月やターゲットなどが設定されていることを学んだ。年が変わり2021年になったため、達成できているターゲットがあるのかを調べてみたいと感じた。