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川越フォーラム2019・ホームカミングデー in 川越を開催しました

川越フォーラムは、大学院に関連した講演やセミナー、研究紹介を通じて大学院を身近に感じていただき、卒業後の進路選択の一つとして大学院進学を検討いただくことを目的としたイベントです。

2015年度より実施を開始した理工学部・理工学研究科主催『理工学フォーラム』から、2017年度より川越キャンパスの学部・研究科が主催するイベントとして内容を発展させ実施しています。

イベント当日は、約340名の方が川越キャンパスに来場しました。

当日聴講した在学生(141名)にはTGポイント(1ポイント)が付与されました。

川越フォーラム2019 会場の様子
川越フォーラム2019 会場の様子

親子で考える大学院

吉田善一理工学研究科長(生体医工学科教授)による講演の様子
 吉田善一理工学研究科長(生体医工学科教授)による講演の様子

学部生及び父兄の方を対象に、吉田善一理工学研究科長が、生きがいや幸福とは何かという視点から、哲学教育により応用性の高い思考力を身に付けることの重要さや大学院進学の意義について講演をしました。
さらに、2018年度大学院修了時の進路調査アンケートの結果を示し、希望の職種に就職することができた割合が81%であったことから、大学院修了者が学部卒業者に比べ、社会的な位置と役割を得ている傾向があることについて解説しました。

講演会 -大学院進学のすすめ-

シュジャウェイ助教(理工学部応用化学科)講演の様子 コウブンセイ助教(理工学部建築学科)の講演 黒須俊治特任准教授(学際・融合科学研究科)による講演の様子
シュジャウェイ助教
(理工学部応用化学科)による講演の様子
江文菁(コウ ブンセイ)助教
(理工学部建築学科)による講演の様子 
黒須俊治特任准教授
(学際・融合科学研究科)による講演の様子

本学で現役教員を務める大学院修了者3名が、大学院進学のメリット・デメリット、大学院進学による将来の可能性、大学院の研究の意義について、ご自身の経験をもとに語りました

シュジャウェイ助教(理工学部応用化学科) 講演

大学院進学のメリットは、専門性の高い授業を受け、自分のテーマを持ち、一つの分野について深く掘り下げて勉強できる点等が挙げられます。学部では、専門分野の授業でも最低限の基礎知識についてしか勉強ができず、さらに自身の研究に打ち込める期間が実質約8か月間しかありません。大学院では、まだ世の中で研究されたことがないものについて博士前期課程では2年間、博士後期課程ではさらに3年間研究することができ、研究に大きなやりがいを感じることができます。また、学部の成績が悪かった場合にも、大学院で挽回できることもあります。

大学院進学には、内部進学、他大学大学院への進学、海外の大学院への進学(留学)があります。
中でも、海外の大学院への進学(留学)は、自身の経験からもおすすめです。専門知識の修得だけでなく、語学力向上を図れたこと、見識を高める機会を増やせたこと、グローバルな交友関係を築き人脈を広げられたことから、就職の選択肢も広げることができたと感じています。
海外の大学院への進学の欠点として留学費用が挙げられますが、留学する国や学校によっては返還不要の給付型奨学金を受けられる場合もあります。アメリカの大学に留学した私の従弟は、学費免除に加えて毎月2,000ドルの奨学金の支給を受けていました。
本学への内部進学は、学部在籍時と同じ環境で慣れ親しんだ研究内容の続き、もしくは関連テーマの研究をするケースがほとんどのため、大学院進学後にすぐに研究に着手することができ、時間や労力の無駄がないという利点があります。他大学への進学は、学歴の更新や研究内容を変えられるという利点があります。私も、大学院では別テーマの研究を扱いましたが、将来の選択肢を広げることができました。

以上のことから、大学院進学は、専門知識の修得や、将来の選択肢が広げることに繋がると考えて良いと思います。

江文菁(コウ ブンセイ)助教(理工学部建築学科) 講演

私の大学院進学の理由は、自分の生まれた国に留学したいと考えたこと、日本特有のカリキュラムで建築について専門性の高い勉強をしたいと考えたことなどが挙げられます。建築物を設計するには、多様な知識がベースになります。日本の建築学科・建築学専攻のカリキュラムでは、まちづくり・計画・生産マネジメント・構造材料・設備環境等の総合的な知識を学ぶことができますが、海外のカリキュラムでは、設計の基礎的なことは学べても構造について深く学びたい場合は別の学部でしか学べない等、学べる内容が限られます。サグラダ・ファミリアを設計したアントニ・ガウディの時代は、建築だけでも20科目もあったことからも、建築には多様な知識が必要であることがわかります。

実際に、大学院でどのような活動をしていたのかについて紹介します。
大学院は、学部に比べて授業の時間が少ないため、研究やゼミで専門性の高い内容を学ぶことができます。教員不在の勉強会である学生ゼミでは個々で取り組んだ課題を発表しそれを元に議論をして知見を深めることができました。夏季休暇期間中に行うゼミ合宿では、様々な分野の学生と協力し、東日本大震災の被災都市でコミュニティ型住宅の設計を行うなど、学生ならではの経験を深めることができました。また、生活費や学外活動への渡航費に充てるためにTA、設計事務所でアルバイトをし、学生のうちに多くの設計事務所で勉強したことも、就職を考える上で役立つ経験になりました。
現在は、富山型デイサービスという、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に身近な地域でデイサービスを受けられる場所についての研究を行っています。

大学院での経験が、現在の研究や生活にも深く関わっていることを日々感じています。

黒須俊治特任准教授(学際・融合科学研究科バイオ・ナノサイエンス融合専攻) 講演

私が大学院進学を選択した理由は、本学工学部でシミュレーションを勉強し、分子や原子の動きや、ナノテクノロジーをより深く研究したい、そして高度で専門的な知識を身につけたい、と考えたためです。
また、大学院を選択するにあたり学内進学を選んだのは、主に以下の3つの理由からです。
一つ目は本学に充実した機器・施設があり、それらを自身で使う事で実験の幅が広がると考えたからです。
二つ目に良い教員・仲間に恵まれたことが挙げられます。学部時代から熱心に研究指導をしてくださった先生方や、共に切磋琢磨できる仲間の存在が研究推進に大きなモチベーションになると考えました。さらに、1996年にノーベル化学賞を受賞したハロルド・クロトー博士が本学の客員教員であったため、世界トップレベルの研究者の方と関わる中で更に成長できると考えたためです。
三つ目に研究環境を大きく変えずに済むことによって、環境・研究テーマの変更に煩わされることなく研究に専念できると考えたためです。結果として今でもこの選択は正しかったと思います。
実際に大学院に進学してから感じたのは、自分が興味を持ったことを自由に選択して研究に取り組む事ができるということです。その結果、研究が上手くいったときには言葉に表せない大きな喜びがあります。さらに、その結果が世界に認められたときには、研究の道を歩んで良かった、と心から思えます。
大学院生のときに前述のハロルド・クロトー博士とお話できたことは非常に刺激になり“この方のような本物の研究者になりたい”と研究者を志すモチベーションにできた事は非常に幸運でした。最後にお世話になった先生方や両親から、研究の理解やこの様な機会を頂けた事を非常に感謝しています。

そして、本学卒業後に教員という立場になり、大学院生は進学の理由は同じでも個々の目標・ビジョンによって、成果が変わってくることを知りました。例えば“英語を積極的に勉強して海外で活躍したい”という理由で大学院に進学した2名の学生がいました。一方の学生は英語を勉強して、有効に利用することで博士前期課程1年生の頃から国際学会で発表し、海外で活躍できました。しかしもう一方の学生は英語の勉強は努力していましたが、研究活動がおろそかになり、残念ながら海外での活躍は叶いませんでした。

皆さんが有意義な大学院生活を送るには、”自分がなぜ大学院進学したいのか”、”どのようにモチベーションを維持するのか”をよく考え、頭に思い描く事が大切だと思います。皆さんが希望・目標を持って大学院の門戸を叩いてくれることを楽しみにしています。

研究口頭発表

日頃取り組んでいる研究や課題の成果について大学院生が1人10分で発表し、企業の方やフィリピン マプア大学からお招きしたEira先生から、貴重なアドバイスや質問、講評をいただきました。

口頭発表(英語)の様子 口頭発表(英語)の様子
口頭発表(英語)の様子
口頭発表(日本語)の様子 口頭発表(日本語)の様子
口頭発表(日本語)の様子
 

発表タイトルと発表者は以下の通りです。

研究科

専攻

氏名

氏名カナ

研究発表タイトル

理工学

機能システム

井口 大輔

イグチ ダイスケ

揺動ガラスステージによる顕微鏡下の三次元立体画像の取得

理工学

機能システム

角田 絵未

カクダ エミ

Development of the Ungrounded Force Display Device Using Cam

理工学

生体医工学

金丸 友哉

カナマル トモヤ

マイクロ波を用いた非接触体液量計測装置の開発

理工学

生体医工学

小須田 愛実

コスダ マナミ

フラクタルパターンによる縦渦の形成

理工学

電気電子情報

秋山 貴伸

アキヤマ タカノブ

電気飛行機用モータの超軽量磁界共振結合モータにおける基礎研究

理工学

電気電子情報

阿部 航

アベ ワタル

電力線通信(PLC)システムのシステム固有周期重畳図

理工学

応用化学

新木 奈々

アラキ ナナ

ダイヤモンド-繊維状ナノ炭素複合材料“マリモカーボン”の液相酸化

理工学

応用化学

梅澤 周平

ウメザワ シュウヘイ

好塩性アミラーゼ生産菌の探索と諸性質の解析

理工学

都市環境デザイン

岡本 珠実

オカモト タマミ

Consideration of an advertising strategy that encourages young non-visitors to create tourism town development in hilly and mountainous areas

理工学

都市環境デザイン

船越 智瑛

フナコシ トモアキ

水路式魚道の粗度配置の違いとウグイの遡上率および遊泳行動の比較

理工学

建築学

胡 吉晨

コ ヨシシン

Study on BCP and BCM for Urban and Building Resilience
-- To Withstand Earthquakes in Japan

理工学

建築学

大槻 直矢

オオツキ ナオヤ

登山道の評価また建築への応用

学際・融合科学

バイオ・ナノサイエンス融合

金子 純弥

カネコ ジュンヤ

Scaling Rules for Multi-gate MOSFETs and Their Verification by 3D Device Simulation

学際・融合科学

バイオ・ナノサイエンス融合

松戸 太一

マツド タイチ

Stabilization and Control of the Ratio of YH to YH in Yttrium Hydride

企業の方による講評

英語口頭発表:

Er. Rosette Eira E. Camus (Philippines Mapua University)先生からの質問の様子
Er. Rosette Eira E. Camus (Philippines Mapua University)先生からの質問の様子

日本語口頭発表:

京三電機株式会社 水谷 浩氏 、小倉 英生氏 講評

企業に入ると、自身の研究について、世の中に対しての位置づけを正確に説明できるようにしなければいけません。企業では、費用面・製品の成立性・環境面等の背景・目的を明確にして、その研究で世の中に対して何を提供できるのかを示し、世の中で初めてのものであればどの程度すごいものなのか、ということを整理してようやく初めて新しい研究に取り組むことができるためです。また、新しい研究に着手するためには、研究過程の信頼性を証明し、評価をしていかなければいけません。評価の結果、研究が途中で廃案になる場合もあります。研究を形にするということは、お金も時間も労力もかかることなのです。そのため、会社にいくと、やり始めたことは最後までやりきるということが大切です。その結果が利益となり、自らの結果になります。
では、形になる『生き残る研究』とは何でしょうか?
それは、自分が本当に好きで取り組んでいる研究です。どんな状況下でもしっかりと向き合って壁を乗り越えていける研究こそが、形になる『生き残る研究』になります。
皆さんには、研究が好きだという気持ちと姿勢を大学院で学んでほしいと思います。
今行っている自身の研究を大切にし、武器にして、今のうちに自分にとっての『研究』とは何か、ということを見つめ、考え、世の中に出ても研究を嫌いにならず頑張ってほしいと思います。

ポスター発表<学部・大学院生による研究紹介>

理工学部・理工学研究科、学際・融合科学研究科 73枚の研究内容紹介のポスターが展示され、学生たちは自身の研究について、来場した在学生・父兄の方・OB・企業担当者に紹介しました。 

ポスター発表の様子 ポスター発表の様子
ポスター発表の様子

◆ポスター展示場所:2号館

理工学部・理工学研究科、学際・融合科学研究科 

施設見学 

父兄や卒業生等を対象に、大学院生が研究で使用している機器や施設を実際にご覧いただく、学内施設見学会を実施しました。 

施設見学の様子 施設見学
施設見学の様子

同窓連絡協議会講演会 東洋大学ラグビー部監督 福永  昇三  氏講演

ラグビー部監督の福永  昇三氏に、『ラグビーから学ぶ「心」 ラグビーを哲学する』と題して、福永監督ご自身の経験をもとに、人の心の在り方や人間教育の重要性、高い目標に向けて一丸となって取り組むことの意義についてご講演いただきました。

東洋大学ラグビー部監督福永昇三氏講演の様子 学生からの質問の様子
東洋大学ラグビー部監督
福永昇三氏講演の様子
学生からの質問の様子 

交流会

交流会では、在学生・卒業生・企業の方・教職員が親睦を図るとともに、研究口頭発表およびポスター発表優秀賞の表彰を行いました。
研究口頭発表優秀賞は、口頭発表を聴講した学生・父兄の方・企業の方・教員に回答いただいたアンケート、ポスター発表は研究科長・専攻長のアンケートをもとに決定しました。

優秀発表賞表彰の様子
優秀賞表彰の様子

 

口頭発表 優秀発表賞 受賞者

研究科

専攻

氏名

氏名カナ

研究発表タイトル

理工学

応用化学

新木 奈々

アラキ ナナ

ダイヤモンド-繊維状ナノ炭素複合材料“マリモカーボン”の液相酸化

理工学

都市環境デザイン

船越 智瑛

フナコシ トモアキ

水路式魚道の粗度配置の違いとウグイの遡上率および遊泳行動の比較

理工学

都市環境デザイン

岡本 珠実

オカモト タマミ

Consideration of an advertising strategy that encourages young non-visitors to create tourism town development in hilly and mountainous areas

理工学

建築学

胡 吉晨

コ ヨシシン

Study on BCP and BCM for Urban and Building Resilience
-- To Withstand Earthquakes in Japan


ポスター発表 優秀ポスター賞 受賞者

研究科・学部

専攻

氏名

氏名カナ

研究発表タイトル

理工学

機能システム

野原 和希

ノハラ カズキ

亜音速領域におけるはやぶさ型サンプルリターンカプセル周りの流れ場計測と数値解析

理工学

機能システム

長谷川 裕樹

ハセガワ ユウキ

オムニホイールによる倒立振子の軌道追従

理工学

生体医工

塚本 真伍

ツカモト シンゴ

微量血液を用いた新規NK活性測定法の開発

理工学

生体医工

薄井 雄大

ウスイ カズヒロ

プラズマ活性化培養液と抗がん剤による皮膚がん、正常細胞への不活化効果の比較

室 鴻之介

ムロ コウノスケ

関口 達也

セキグチ タツヤ

理工学

生体医工

渡邊 裕宣

ワタナベ ヒロノリ

片側性力調節課題時の難度の違いにより大脳両側半球の皮質脊髄路の興奮性は変化する

理工学

電気電子

森 聖也

モリ セイヤ

電気飛行機用ハイブリッド磁界共振結合モータに関する基礎研究

理工学

電気電子

徐 逢員

ジョ ホウイン

電流出力トランス損失を低減するトランス駆動電圧波形に関する研究

理工学

応用化学

小宮山 寿紗

コミヤマ カズサ

市販塩から単離したHalorubrum sp.176-9株と590-2株と既知株との紫外線抵抗性評価

嶋根 康弘

 シマネ ヤスヒロ

理工学

応用化学

杉本 茉莉花

スギモト マリカ

抗炎症剤開発のための二方向観察可能なマイクロ流体デバイスの開発

理工学

応用化学

小豆畑 隼

アズハタ ハヤト

T-2 toxin系トリコテセンのMS/MSライブラリーの構築〜カビ毒から食の安全を守る新たな試み

貞松 和樹

サダマツ カズキ

理工学

都市環境デザイン

船越 智瑛

フナコシ トモアキ

魚類が生息しやすい川づくりを目指して

明間 大輝

アケマ ダイキ

横田 星二

ヨコタ セイジ

佐藤 大誠

サトウ タイセイ

理工学

都市環境デザイン

内堀 陽光

ウチボリ ミナミ

複数の廃棄物を再資源化した法面緑化工法

麝香 惇己

ジャコウ アツキ

理工学

都市環境デザイン

関口 達也

セキグチ タツヤ

パワーブレンダー工法における砂質地盤に薬剤を混合したときの改良効果

新井 雄太

アライ ユウタ

理工学

建築学

永田 伊吹

ナガタ イブキ

Interdisciplinary Approach toward Revitalization from 2016 Central Italy Earthquake(イタリア
中部地震からの復興に向けた学際的アプローチ)

理工学

建築学

元吉 裕樹

モトヨシ ヒロキ

地域コミュニティによる未利用地の利活用実体と課題~横浜市の小規模な公有地を対象に

学際・融合
科学

バイオ・ナノ
サイエンス融合

高橋 享佑

タカハシ キョウスケ

Synthesis of carbon nanotubes by plasma enhanced chemical vapour deposition using
patterned iron oxide nanoparticles as a catalyst

学際・融合
科学

バイオ・ナノ
サイエンス融合

渡部 聖也

ワタナベ セイヤ

Synthesis of magnetic nano crystals via pyrolysis in supercritical ethanol

吉田 美桜

ヨシダ ミオ

学際・融合
科学

バイオ・ナノ
サイエンス融合

川又 崇広

カワマタ タカヒロ

Polymerase chain reaction utilizing the photothermal effect of carbon-encapsulated iron nanoparticles

関連リンク

理工学部

理工学研究科

理工学研究科各専攻別進学説明会の開催について 

学際・融合科学研究科 

 

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