2017年度 経済学部欧州海外研修の報告:2018年3月7日~3月18日
経済学部では、例年3月に、協定校のあるドイツ・マールブルクとフランス・ストラスブールを中心に訪れる海外経済研修を実施しています。2017年度は経済学部を中心に28名の学生が研修に参加し、プログラムを通して様々な経験をすることができました。
参加者には、事後研修としてのレポート執筆など、一定の要件を基に、2単位を付与する制度が設けられています。
事前研修:本研修に参加する学生は、渡欧前に3回の事前研修を受講し、事前に現地で受ける予定の講義やプログラムへの理解を深めて、本研修への準備とします。また、パリでの自主研修の行動計画を練ったりドイツ語とフランス語によるコミュニケーションの仕方について実践練習を行ったりもします。
本研修:
1日目;羽田空港を出発し、ドイツ・フランクフルト空港を経て、マールブルクへ
2日目;
マールブルク大学でレセプション
現地ガイドによる市内ツアー(写真は、ランドマークであるエリザベート教会のステンドグラスと高台にある方伯城近くでの集合写真)
マールブルク大学の学生との交流会・懇親会
3日目;
群の廃棄物処理施設と積極的な環境施策に取り組むElkamet社を訪問(社内は撮影禁止だったため、写真は廃棄物処理施設での1コマのみ)
4日目;
グループに分かれてマールブルク市内で体験学習
体験学習報告会の後、マールブルク大学ハヨ教授による「ユーロ危機」についての特別講義受講
マールブルク大学の先生方と懇親会
5日目;
ドイツ・マインツを経て、フランス・ストラスブールへ(写真は、マインツにあるグーテンベルク印刷博物館での実演見学風景とストラスブール大聖堂の夜景)
6日目;
欧州議会見学後、ストラスブール大学日仏会館でレセプション・交流会
7日目;
ワイン街道ツアー(写真は、リクヴィル市街とベッカー醸造所)
8日目;
午前は、ストラスブール大学のフォルテ准教授・エロー教授にによる特別講義(テーマは、「女性の地位」と「独仏の経営システム」)
午後は、グループでの体験学習と懇親夕食会(写真は、ストラスブール市内プチフランスエリアと夕食会場の外観)
9-11日目;
高速鉄道Tgvでパリへ移動し、10日目にグループごとにパリ市内自主研修をして、翌日シャルル・ド・ゴール空港から帰国の途に
研修メニューは、多岐にわたり、個人旅行や座学中心の滞在型研修では経験することが難しいものばかりです。参加学生が盛りだくさんの経験を今後の学生生活や社会人生活に役立ててくれることを期待しています。
経済学部では、今後も継続して欧州研修を実施する予定です。