図書館の紹介
東洋大学図書館を紹介します。
この画像はライフデザイン学部人間環境デザイン学科 三宅真帆さんが「情報デザイン 1」インフォグラフィックス課題作品として作成しました。(2022年11月)
コレクション
東洋大学では貴重なコレクションを多数所蔵しております。
これらのコレクションは、美術館の展覧会に出品されたり、刊行物に掲載されたりすることもあります。
以下にコレクションの一部を紹介いたします。
■狭衣(重要文化財)
鎌倉時代古写。烏丸光栄旧蔵。昭和47年8月1日に重要文化財指定。
■朧月 猫のさうし
東京山作、歌川国芳画。刊年は天保13年(1842)-嘉永2年(1849)。
2017年に府中市美術館で開催された展覧会「歌川国芳 21世紀の絵画力」にコレクションを貸出しました。
近年、貸出・掲載依頼の多い、人気のある資料です。
■百人一首 コレクション
百人一首関連資料は国内でも有数のコレクションを形成しています。
1987年に創立100周年記念行事としてスタートした「現代学生百人一首」は現在も続いており、新たな伝統を次世代につないでいます。
その他のコレクションについては「附属図書館貴重書デジタルアーカイブ」をご覧下さい。
開架式図書館
館内は開架式となっており、自由に資料が手に取れる造りになっています(一部閉架書庫に収納している資料もあります)。
普段は書庫に納めている貴重な資料も、図書館内で展示という形で一部公開しています。
各キャンパスの図書館について
東洋大学はそれぞれのキャンパスに図書館を設置しています。
白山図書館
白山図書館は7学部(文・経済・経営・法・社会・国際・国際観光)の学生が通うため、幅広いジャンルの資料を収集しています。
館内にはラーニング・コモンズが設置され、学生同士のディスカッションや情報発信の場として活用することができます。
川越図書館
川越図書館は、理工学部・総合情報学部関連の資料を中心に収集しています。
シンボリックな五角形の建物が特徴で、中央吹き抜けの天井から入る光が明るく落ち着いた雰囲気です。
また、ラーニング・コモンズ(1F)が設置され、PCおよびグループ学習環境が充実しています。
板倉図書館
板倉図書館は生命科学・食環境科学分野の専門資料を中心に所蔵しています。館内は、壁面にガラスを多用し、自然採光を重視した 明るい造りになっています。窓からは日光連山が眺められ、落ち着いた環境のなかで学習することができます。
また、学生同士の ディスカッションが可能なアクティブ・ラーニング・エリアやコンピュータ・コモンズを設置し、学習環境が充実しています。なお、「静」の環境を求める利用者に対して2階にサイレント・エリアを2016年度より設けて、自習などの場として提供しています。
図書館の沿革
1887年 (明治20年) |
井上円了、私立哲学館(東洋大学の前身)を創設 |
1900年 (明治33年) |
【白山】図書館開館(哲学館) |
1924年 (大正13年) |
【白山】図書館を改築 |
1929年 (昭和4年) |
【白山】図書館開館(旧9号館) |
1961年 (昭和36年) |
【川越】工学部分室開室 《川越キャンパス開設》 |
1970年 (昭和45年) |
【川越】工学部分館開館 |
1971年 (昭和46年) |
【白山】白山図書館開館 |
1977年 (昭和52年) |
【朝霞】朝霞分館開館 《朝霞キャンパス開設》 |
1986年 (昭和61年) |
【朝霞】朝霞分館新図書館開館 |
1987年 (昭和62年) |
《東洋大学創立100周年》 |
1995年 (平成7年) |
【白山】白山新図書館開館(図書館・研究棟) |
1997年 (平成9年) |
【板倉】板倉分館開館 《板倉キャンパス開設》 |
2002年 (平成14年) |
【川越】工学部分館新図書館開館(図書館・メディアセンター) |
2006年 (平成18年) |
【白山】白山第2キャンパス図書資料室開室《白山第2キャンパス開設》 【川越・朝霞・板倉】工学部分館は川越図書館に、朝霞分館、板倉分館は各々「分館」から「図書館」に改名 |
2009年 (平成21年) |
【白山】白山第2キャンパス図書室開室 |
2012年 (平成24年) |
《東洋大学創立125周年》 |
2013年 (平成25年) |
【白山】白山図書館拡張、ラーニング・コモンズ新設 白山第2キャンパス図書室、図書資料室を白山図書館に統合 |
2014年 (平成26年) |
【朝霞】図書館を改装、ラーニング・コモンズ新設 【川越】【板倉】ラーニング・コモンズ新設 |