Toyo Library 教員著作紹介 2023年
東洋大学専任教員の著作をご紹介します。著者の先生からいただいたメッセージも掲載しています。
図書館OPACへのリンクから所蔵場所の確認や予約が可能です。
SDGsへの理解を深め、より身近な問題として捉えられるようになることを目的として、各著作と関連する持続可能な17のゴールのアイコンを表示しています。
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出版年月日
2023年6月
タイトル | 概要 |
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世界の高速鉄道 : 最新 |
著者:黒崎 文雄(国際観光学部国際観光学科 教授) 【共著】 出版社:ぎょうせい [2023年8月更新] |
【教員メッセージ】
世界の高速鉄道のパイオニアである東海道新幹線の開業からまもなく60年を迎えます。全世界で営業している最高速度250km/h以上の高速鉄道の延長距離は5万km以上に及んでおり、近年は西ヨーロッパの主要都市を結ぶ高速鉄道網をはじめ、経済成長著しいアジア諸国、南北アメリカやアフリカ・中東の新興経済国など、世界各地で高速鉄道プロジェクトが盛んとなっています。 |
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妖怪学とは何か : 井上円了精選 |
著者:菊地 章太(健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科 教授) 【編・解説】 出版社:講談社 [2023年7月更新] |
2023年4月
タイトル | 概要 |
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いっしょに楽しむおはなしのえほん : |
著者:大野 寿子(文学部国際文化コミュニケーション学科 教授) 【監修】 出版社:高橋書店 [2023年7月更新] |
空海論/仏教論 |
著者:清水 高志(総合情報学部総合情報学科 教授) 出版社:以文社 [2023年8月更新] |
図解PREMIUM眠れなくなるほど 面白いすごい物理の話 |
著者:望月 修(名誉教授) 出版社:日本文芸社 [2023年5月更新] |
2023年3月
タイトル | 概要 |
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バレエの世界史 : |
著者:海野 敏(社会学部メディアコミュニケーション学科 教授) 出版社:中央公論新社 [2023年7月更新] |
【教員メッセージ】
バレエの歴史を約300ページの新書版にまとめました。よく知られている歴史上の人物や事件とバレエとの関わりを説明するように努めて、例えば、ダ・ヴィンチ、デカルト、ルソー、マリー・アントワネット、アンデルセン、ケインズなどとバレエの意外な関係を紹介し、イタリア・ルネサンス、サンバルテルミの虐殺、ブルボン王朝の絶対王政、18世紀末のフランス革命、20世紀初頭のロシア革命など、世界史の事件がバレエ史に与えた影響を説明しています。 最終章では、バレエの「美」は何に由来するのか、その秘密を少しだけ説明しました。ダンスや舞台芸術の好きな方に読んでいただけると嬉しいです。 読売新聞2023年6月11日(日)朝刊と東京新聞2023年7月22日(土)朝刊に書評が掲載されました。(2023年8月1日図書館追記) |
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Die vier Weisen im Garten der Philosophie : Anfangsgründe eines globalen Humanismus |
著者:シュルツァ ライナ(情報連携学部情報連携学科 教授) 出版社:Verlag Karl Alber [2023年8月更新] |
納豆でのびーるアイスクリーム (キッチンラボどうしてそうなる? 実験レシピ 食材編) |
著者:露久保 美夏(食環境科学部食環境科学科 教授) 出版社:偕成社 [2023年6月更新] |
冷凍卵でふたごの目玉焼き (キッチンラボどうしてそうなる? 実験レシピ 温度編) |
著者:露久保 美夏(食環境科学部食環境科学科 教授) 出版社:偕成社 [2023年6月更新] |
板書&展開例でよくわかる 指導と評価が見える 365日の全授業中学校理科 1年 |
著者:後藤 顕一(食環境科学部食環境科学科 教授) 【共編著】 出版社:明治図書出版 [2023年6月更新] |
板書&展開例でよくわかる |
著者:後藤 顕一(食環境科学部食環境科学科 教授) 【共編著】 出版社:明治図書出版 [2023年6月更新] |
板書&展開例でよくわかる |
著者:後藤 顕一(食環境科学部食環境科学科 教授) 【共編著】 出版社:明治図書出版 [2023年6月更新] |
2023年2月
タイトル | 概要 |
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江戸の女子旅 : |
著者:谷釜 尋徳(法学部法律学科 教授) 出版社:晃洋書房 [2023年2月更新] |
【教員メッセージ】
近世は“女子旅の時代”でした。そう断言してもよいほど、本書に登場する女性たちは、活発に旅を楽しんでいます。 旅する女性たちは男性に匹敵するほどの長い距離を歩きましたが、彼女たちは、有名な寺社や名所旧跡をめぐり、名物で胃袋を満たし、名産品を買い漁り、温泉で心身を癒し、都市観光を満喫し、お座敷遊びや芝居見物にも熱中するなど、滅多にない旅の機会を漏れなく楽しもうとパワフルに歩き回りました。湯水のように各地に大金を落とし、豪華なセレブ旅行をした女性もいます。 関所、難所、大河、女人禁制など、女子旅には困難も付き物でしたが、そのような憂いを吹き飛ばすほど、旅の道中は女性たちを駆り立てるたくさんの魅力に溢れていたようです。 近世に流行した“女子旅”は、活発な江戸の女性像を私たちに教えてくれます。 |
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ウェブ調査の基礎 : 実例で考える設計と管理 |
著者:山田 一成(社会学部社会心理学科 教授) 【編著】 出版社:誠信書房 [2023年6月更新] |
【教員メッセージ】
ウェブ調査は広汎かつ急速に普及しつつある調査方法です。しかし、固有の問題を抱えていることもあり、利用に際しては、事前に知っておくべきことも少なくありません。 |
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哀話の系譜 : うとうやすかた |
著者:菊地 章太(健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科 教授) 出版社:法藏館 [2023年6月更新] |
SDGs and Regional Development Owing to Japanese Roadside Station : Econometric Analysis of Contribution of Roadside Station |
著者:松尾 隆策(現代社会総合研究所 客員研究員) 【共著】 出版社:One peace books [2023年5月更新] |
【教員メッセージ】
本書は、「道の駅」の効果とSDGsの関係について、理論的および計量的に、その効果を示したものです。「道の駅」とは、休憩、情報発信、地域連携、さらに地域防災、医療福祉、住民サービス等の公的機能のほか、地域の農産物や特産品の販売を通して、地域経済の発展に貢献している公的施設です。日本には、2023年現在1,204の道の駅がありますが、海外でもこれまで、フィリピン、ベトナム、インド、インドネシア、マレーシアなどの12の国で採用され、各国の防犯、防災に役立てられています。新型コロナウィルスの感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻など、世界情勢が大きな変化を遂げるなか、「道の駅」の効果を客観的・理論的に示した本書が、世界の地域コミュニティの活性化と平和実現の一助になることを期待します。 |
2023年1月
タイトル | 概要 |
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歩く江戸の旅人たち 2 : |
著者:谷釜 尋徳(法学部法律学科 教授) 出版社:晃洋書房 [2023年2月更新] |
【教員メッセージ】
近世の旅人は、実によく歩きました。近世後期には、一般庶民を担い手とする観光旅行の世界が花開きます。庶民たちは、現代人の想像が及ばないほどの健脚を武器に全国各地を歩き回り、行く先々で未知の事物との遭遇を楽しむ魅力的な旅の世界を創り上げていきました。 一方、歴史の表舞台に登場するような「有名人」の中にも、各地を歩いて旅した人びとがいました。本書では、今日に知られる歴史に名を残した人物として、松尾芭蕉、伊能忠敬、吉田松陰、清河八郎、勝小吉を選び、この5名が繰り広げた旅を「歩行」をメインテーマに据えて描き出しました。 本書では、有名人たちが成し遂げた歴史上の功績はほとんど出てきません。しかし、極端なことを言えば、彼らが歩かなければ、歴史は動きませんでした。人間の歴史は、歩くという行為によって創造されてきたのです。二本の脚が織りなす、新たな歴史像をお楽しみください。 |
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働く社会の変容と生活保障の法 : 島田陽一先生古稀記念論集 |
著者:北岡 大介(法学部企業法学科 准教授) 【共著】 出版社:旬報社 [2023年6月更新] |
単身高齢者の居住支援 : コミュニティソーシャルワークの 意義と機能 |
著者:コウ シンロ(社会学部社会福祉学科 助教) 出版社:御茶の水書房 [2023年2月更新] |
国際移動時代のマレーシア留学 : 留学生の教育から職業・移民への移行 |
著者:金子 聖子(国際学部国際地域学科 准教授) 出版社:明石書店 [2023年4月更新] |
【教員メッセージ】
マレーシアと聞くと発展途上の国と考える人もいるかもしれません。しかし、本書で扱うトランスナショナル教育の分野では、マレーシアは最先端を行っています。日本ではそれほど成功しているとはいえないブランチキャンパス(外国大学の分校)が10校以上あり、さらにはマレーシアの大学が中東やアフリカなどで複数のキャンパスを開校しています。マレーシアの高等教育がいかにダイナミックな現場か、マレーシアで学ぶ留学生たちはどのような経験を積み、どんな葛藤があり、いかに職業や移民へ移行していくのか…。教育の国際化や多文化共生、教育から職業への移行に興味のある人や、将来、国際教育開発や留学生教育に関わりたいと考えている人は、ぜひ手に取ってみてください。 |